今回は渚始め、古河家の過去にあった出来事が明らかになっていくと、徐々に物語の核心へ迫っていきます。今回は朋也に何かを語る秋生、春原が良い感じでした。あと家族団欒なシーンには和みました。ここがクラナドの良いところだと思います。
夜学園祭の劇の練習を家の前の公園でする渚。と、そこに心配して様子を見にきた朋也がやってきます。
「あ、岡崎さん、どうしたんですか?」
「姿が見えないから捜しに来たんだ。お前、毎晩こんな所で練習してるのか?」
「時々です。ここなら声を出してもご近所に迷惑がかかりませんから」
「ちょっとは気をつけろよ。こんな時間に一人じゃ危ないだろ?」
「大丈夫です、家の前です。呼んだらお父さん、すぐ来てくれます」
このやり取り…すっかり夫婦です。これで付き合っていないというのですからおかしいと思います。その後も2人は
「冗談です。私慣れっこです、岡崎さんのいじわる」
「んなもんに慣れなくてもいいけどさ…。悪いな、俺口悪いから」
「いえ、岡崎さんも岡崎さんのままでいて下さい」
「…ああ、分かったよ」
と夫婦漫才を見せ付けてくれました…。もうすっかり2人はラブラブのようです…。
それから朋也は渚に劇の話のことを聞きます。それはタイトルも分からない話で、
「世界にたった一人残された、女の子の話です。
それは、とてもとても哀しい…冬の日の幻想物語なんです」
という前置きから始まる物語。ここからは幻想世界の描写に入っていきます。しかもOPの前に「CLANNAD」というタイトルが!!いよいよ終盤なんだなーという感じがします。
話は前回ラストの幻想世界の話からの続き。前回もう一人自分のような存在を作ろうとした僕。少女の助けもあって僕のようなブリキの体を作ります。が、いくら待っても人形は動く気配はなく…僕はただ立ち尽くすばかり。少女はそんな僕を見て、
「ごめんね、ごめんね…こめんね……」
と謝りつつ、ブリキの体の僕を抱きしめます――。ここで幻想世界描写終了。やっと幻想世界が本編に繋がってきました!これはやはり何らかの複線なんでしょうか。その話を聞いた朋也はというと―
『終わった世界の女の子。同じような光景を見たような気がする。
それがいつだったか、どこだったか分からない。でも確かに…』
と、朋也もまたこの夢を知っているようです。でも朋也もそれがどこで知ったかも分からず―謎は深まるばかりです。
それから一転、パン屋の様子。またまた早苗が店を出て行く姿が。理由はというと、
「早苗のパンをお客に勧めてたんだが、気持ち悪くて食えないって言うんだよ。
その話を聞かれちまってな。
名づけてレインボーパンだ!お前にレインボー!!」
「いや、意味分かんないし…」
とまたまた自分の作ったパンがマズいといわれたから。何だか前回のパンより更に毒々しさが増している気がします…。何でパンがレインボーに光っているのか激しく謎です。何を使えばああなるというのでしょう。
その後朋也は秋生に渚の話す終わった世界の女の子の話について知らないかと訊ねますが、秋生は知らないと答えます。でも何か引っかかっている様子。それから秋生は、朋也にこう言い話を終わらせます。
「おい、小僧お前が何を詮索しようとしてんのかは知らねえ。
けどな、何かが分かっても渚には言うな。まず俺に言え」
一体秋生は何を隠しているのか気になるばかりです…。その後早苗にも同じ問いをしますが、心辺りは無い様子。悲劇的結末の話が早苗は苦手なようです。結局更に謎が深まることに…。
次は学校。学校で朋也は有紀寧に終わった世界の女の子の話をし、何か資料室にないかと尋ねます。が、ここでも対した収穫はなしで一向に物事は進みません。
そんな中春原が有紀寧に自分を好きな子が分かるおまじないを教えてくれと頼みます。これに有紀寧は頷き、手でハートを作りその状態で校舎を一週し、最初に話しかけてきた人、その人があなたを想っている人でしょうと、春原に教えます。これを聞いた春原は早速おまじないを実行に移します!
その合間朋也は有紀寧に
「なあ、女の子ってやっぱり男の方から告白されたいとか思うんだろうな?」
と恋の相談をします。朋也は隠しているつもりですが、有紀寧には相手が渚だとバレバレ。そんな朋也に有紀寧は、こうアドバイスをします。
「勿論好きな人から好きと言ってもらえたら嬉しいです。
ただ、タイミングが大切ですね。
急に迫られたり、強引なことをされたら気持ちが引いてしまいますから」
有紀寧の言っていることは確かにと思わされるものがあるような気がしました。流石は有紀寧です。と、そこに春原が帰ってきます。でも元気がないようで…どうやら校舎を5週したのにもかかわらず誰にも声をかけられなかったようです。春原かわいそう。智代辺りに声をかけられたら面白そうだったかも。春原が帰ってくると有紀寧は
「次は岡崎さんの番ですね」「俺もやるのか?」
「指でハートを作って下さい」「俺、興味ないんだけど…」
と言い、朋也にもおまじないをやるように言います。渋々外に出る朋也。でもその言葉とは逆に朋也は占いを気にしているようで。出た早々風子と出くわしても
『何故だが、こいつと恋愛関係に陥ることには非常に抵抗を感じる…』
と思い、冗談を教え風子をかわします。ゾンビ〜!!今回の風子は可愛らしく、出番も自然な感じで良かったと思いました。と、そこに渚が現れて、
「岡崎さん、遅いから探しにきました。何してらしたんですか?」
と朋也に声をかけてきます!もうこれはおまじない当たりですね〜。朋也はこれに頬が赤くなってしまいます。こういうところを気にしている辺り朋也もかわいいところありますね〜。もう付き合ってしまえばいいのに…。
それから渚と朋也は部室に。そこには杏達部のメンバー、春原が揃っていました。そこで渚はまた自分のやりたい劇のことを皆に語ります。そして脇でそれを聞いていた朋也でしたが、ここでまた
『やっぱり覚えがある』
と、やっぱり自分も知っている話だと感じます。この辺渚、幻想世界とどう繋がっているかやっぱり気になりますね…。
それから学校から帰ってきた後、物置で渚の物語の源になったものはないかと、古河家の物置でそれを渚と探す朋也。と、そこに秋生がやってきて
「ねーったらねえ。さっさと部屋に戻って若者らしくちちくりあってろ」
と止めます。でも言っていることの意味に気付いた秋生は「何を推奨しているんだ、俺は〜!」と発狂。それから2人を物置から追い出します。
それから一人呼び出された朋也。朋也は秋生から
「いいか?今から話すことは渚には内緒だぞ。
早苗にもこうして俺が内緒話していたことは言うな、蒸し返したくないからな」
「…分かった」
と前置きし、話を始めようとしますが、早速秋生が早苗を呼んでしまい――話ができなくなります。以降も何度か
「茶が欲しくなったな、早苗お茶持ってきてくれ」
「はーい」
「って!早苗にも内緒だって言ったばかりだろ〜!!俺は〜」
「あんたどういう頭の構造をしているんだよ…」
と、何度か秋生の一人漫才の繰り返し。秋生って意外に抜けているのかもしれません…。
で、結局夜に…。2人はそんな感じで2人っきりで話せる家の屋根へ上がることに。夜屋根の上で会話…個人的に結構好きな図でワクワクしました。
そして秋生はそこでやっと朋也に話を始めます。まずは物置にあるものについて。秋生は、
「あの物置に隠しておいてあるのはだな、俺と早苗の過去だ。
昔の写真とか日記だ。
そこにいるのは夢を追っていた頃の若い俺達なんだ…」
と、物置にあるのは自分達の過去だと話します。昔ついていた職業関係のものらしいですね。ここでは軽く流されましたが、秋生が何の職業についていたのかちょっと気になるところ。
それから秋生は渚が小さい頃の話をします。その頃秋生、早苗はそれぞれ自分の望む職業に就き、仕事で忙しかったようです。渚はこの頃寂しい思いをしていたことでしょう…。
そんな雪の降る冬の頃、渚が熱を出して寝込んでしまいます。が、2人は忙しいという理由で渚の熱も引いてきたということでお互いそれぞれの職場へ行ってしまいます―。そして2時間後ぐらいに家に帰ってみると、そこには雪の降る中外で2人を待ち、熱で倒れた渚の姿が――。OPにも出てきたシーンですね。渚はこれが原因で危うく死にかけたようです。ここでは
「神様が罰を与えたと思った。
夢ばかり追っていた俺達から渚を奪っていったんだと思った」
という秋生の言葉が印象的でした。まあ小さい子を一人置いてお互いに仕事に出るというのは、やはり責められるべきことではあったかもしれません。2人は熱を出して寝込む渚を目の前にして泣き崩れ、この事態に2人はとても後悔し、渚が目を覚ました後ある誓いを立てることになります―。
それは渚の傍にいるために商売変えをすること。パン屋にしたのは早苗がパン作りなら自信があると言ったからだそうですが…おかげで秋生は一から勉強しなくてはならず、借金もしたりで苦労したみたいです。でもその後パン屋を経営するというのは…やはりどこか釈然としないものがあるような気がします。他にやりようもあったような…。でも「楽しかった」と話の終わりに付け加えます。
そう話した後、秋生は「それを渚に知られたら困るのか?」と言う朋也にこう言います。
「きっと渚はこう思うだろう。自分のせいで、俺と早苗が夢を諦めたって。
渚は勘付き始めてやがる。だから思い出は物置に隠した。
焼いちまえばいいんだが、俺はともかく早苗が悲しむだろうからな」
渚が両親に罪を感じている理由はやはりこの過去にあったようですね。秋生は秋生なりに渚のことを案じているようですが…やはりこのまま話さないままでいいとは思いません。そこら辺、朋也も分かっているようで、
「渚に話した方がいいんじゃないのか?
きちんと説明知ればそれくらい受け止められる強さ持ってる奴だと思うぞ」
と今まで見てきて渚の強さを信じて秋生にそう言います。朋也も随分成長してきたような気が…。これに秋生は、
「かもしれねえが、いきなりぶちまけちまったらきっとショックを受けるだろう。
そういうわけで俺は話すチャンスを窺ってるんだ。
真実っていうのは、いつも過酷なもんだからな――」
と一応話すことを考えている様子。いつか話す時はくるんでしょうか…。でも有紀蜜の話にあったようにタイミングも大事ですね。今回は置鮎さんの演技が光っていたように思えます。
そしてそれから秋生は狙いをすませたかのように、ピクニックに行こうと皆に提案します。ここで3番のピクリン酸を選んだらどうなったのか気になります。ここは激しくピクシブを思い出してしまいました…。相変わらずこの家族会話は面白くて深夜笑いをこらえるのが大変でした〜。その様子を朋也が居心地悪そうに見つめます―。
それから寝ている時、朋也は『普通の親子ってああいうものなんだろうか?』と、秋生の話、家族団欒から家族の絆の深さを感じます。そしてそこから逃げようとするかのように、
『俺は遠慮すべきだろうな…。親父、何してるんだろ…』
と思い、また父を心配します…。離れたことで朋也にも良い変化が出てきているようですね。家族とは何か知りつつあるようです。やはり離れてみてよかったのかもしれません。これで朋也がどう動くのか気になります。
次の日、朋也は約束をすっぽかし春原の家に。春原は徹夜したらしく今から寝るみたいです。朋也は春原に「俺がいたんじゃあ家族団欒に水を差すだろうからな」と言いますが、春原はイマイチ釈然としない表情を浮かべ、朋也に問います。
「渚ちゃんはいつだっていろんなことに自信がない、
不安がってる。僕にはそう見えるけどね」
「こないだ、自分に自信がついてきたって言ってたぞ?」
「それってお前がいるからでしょ?お前が背中を押してくれたり、
叱ってくれたりするから色んなことに挑戦出来るし、自信もつく」
「いいことじゃないか」
春原の言葉に少し動揺する朋也。更に春原は朋也に渚への気持ちを気付かせるため、春原は朋也に喝を入れようとします――
「だからさ、そこだよそこ。
いいか、よーく考えてみ?自信がついたのはお前のおかげ。
じゃあお前にそっぽ向かれたら今まで築いてきた自信はどうなっちゃうわけ?
渚ちゃんは自分がお前にどう思われているかイマイチ分からない。
お前のハッキリしない態度が渚ちゃんを苦しめてるんだよ。
自分の家から逃げ出して、渚ちゃんの家からも逃げ出して、
それでここに来られても迷惑っす。
まっ、どうしても嫌だっつうんなら僕がお前の代わりにピクニックに行くよ。
これがきっかけで二人に愛が芽生えるかもしれないし…」
ここの春原は春原らしくなく、普通にカッコ良かったです…!!ここの春原は恐ろしく冴えています―。春原の友人を気遣う、春原の気の良さが伝わってくるいいセリフだったと思います。
そしてこの春原の言葉に朋也は何かに気付き「帰る、邪魔したな」と部屋を出ていきます!春原はこの朋也の姿を見て満足。そして「もう限界…」と言って就寝に入ります。どっちみちきっと行く気はなかったのでしょう。春原も変なところがなければモテるんでしょうけどね…。
それから朋也は古河家に戻ります。そこには朋也を待つ3人の姿が。朋也が置手紙をしたものの、朋也を信じた秋生がメモをなかったことにしたようです。ここは秋生を見直したような気がします。でも既にもうピクニックに出かける時間はもうあまりなく…仕方なく秋生はある場所に皆を連れて行きます。
そこは公園。そこでは子供達が野球をしていました。秋生は張り切ってそこに交じって試合をします!やっとアニメで野球シーンが〜。クラナドといえば、秋生が野球をやっているというイメージがあったのでようやく見れて良かったです。
でも朋也はわざわざ公園にシートを敷いて弁当を食べることに抵抗を覚えているようです。…まあ無理もないかも。でも渚が作った弁当を前にすると、それをおいしそうに「うまい」と食べます。それに喜ぶ渚が可愛すぎ…。と、そんな中朋也も打席に立つことに。しかしこのやり取り…
「じゃ、行ってくる」
「いってらっしゃいです」
もう夫婦そのもの!『この腕で振れるかな?』と腕を気にする朋也でしたが、見事にボールを打ちます!これに渚も大喜び!と、秋生がここで一言。
「惚れ直しただろ?」
「は…あ、お、お父さん〜」
「うお〜!惚れてんのか〜!!」
これはもう…確定ですね。秋生のうっかりが面白いです。一方朋也はその渚の様子を見て、ようやく渚の気持ちに気付きます。お互い顔真っ赤。これはもう後一息で両思いになれそうですね。次のバッター渚もヒットに。ここの朋也はもう爽やかすぎ…。
と、家族団欒かのような様子で今回は終わり。次回また進展があるのか楽しみです。
次回は「学園祭にむけて」ここまでくれば後は文化祭ですね!渚の芝居、そして朋也は渚への想いに気付き始め、どう出るのか気になります。もう渚の気持ちも分かってきているようですし、そろそろ告白にいってほしいところです。あと今回を見る限り、朋也の家庭への考えにも変化が起こりつつあるようで、そこも気になるところ。今回は秋生、春原の言葉が良い感じで良かったです。男性キャラをちゃんと立てている辺り、クラナドはいい作品だなと思います。
残すところあと本編はおそらくあと2話。物語がひとまどういう結末へ向かうのか見ていきたいと思います!

























>男性キャラをちゃんと立てている辺り、クラナドはいい作品だなと思います。
まさしくその通りです!
いやホント、この作品って男キャラが実に良いんですよね。
特に今回の春原の神場面。
原作であの場面を見た時は思わず…
『う、うわぁ…す、春原ぁぁーっ!!』
感極まりすぎて、つい声が出てしまいました(苦笑)
何故、春原がもてないのか…それは永遠の謎です。
さて話は変わりますが、今回の序盤…
京アニならやってくれると思っていたんですが、
見事にやってくれました!
それは…
OPが入るタイミングが原作と全く同じ!
いやぁ、ここまでのこだわりを見せられたら、
これは期待せざるを得ないでしょう。
京アニは絶対にいずれはアフターをやってくれる、と!
クラナドはやっぱり男キャラも良い味を出していますよね〜。ギャルゲーでここまで男キャラを大事にしている作品は少ないと思います。まあギャルゲーってそういうものかもしれませんが、良いことです〜。クラナドのそういうところが好きです。
今回の春原はかなりカッコ良かったですよね!!私もリアルタイムで見ていて唸っていたりしました。いざと言う時春原はやっぱり頼りになってカッコ良いと思います。これで変に行動しなければモテるんでしょうけどね…。
今回OPの演出は原作と全く同じあった演出なんですか!流石京アニですね〜!ますますアフターへ期待がかかります。本当やってくれるといいですよねー。残りの回に期待がかかります!
ではでは〜。