いよいよガブリエル投入の時がきた前回。その投入は得点に繋がるのでしょうか…?山形戦、まだまだ続きます…。
今回も前々号に続きジャイキリが表紙で、達海ピン表紙です!達海一人のイラストはどのイラストも味わいがあって好きです。そしてこの笑みが~。今回の表紙でも達海の笑みから元気をもらいました!暖かさを感じる一枚だと思います。
あとニャイアントキリングが地味~に面白かったです~。猫でジャイキリのシーンを再現しようという企画なのですが、なんだかシュール~。この発想はなかった…。まさか達海以外のキャラも出てくるとは思いませんでした。猫が何役もこなしているのがまた~。
この企画、公式の方でも描かれていましたが「愛すべきくだらなさ」という言葉がしっくりきます。その通りだと思います!でもこのチープなところが何故かたまりません…!ただ猫が着ている衣装はやっぱりこだわって制作されている感じがしました。特に達海猫の衣装はなかなかです。衣装プレゼントもあるので、猫好きな方は是非チェックしてみて下さい!椿猫の衣装は何気に欲しいかも…。
前回でガブリエルがピッチに送り出され、いよいよガブリエルが試合に出場する時が…。ここまで時間がかかったぶん、その時を心待ちにしていました。
ガブリエルと代わるキャラは清川でした。清川もまだまだやるぞみたいな雰囲気があったのでちょっと驚きました。清川も交代に関しては無念、心残りがありそうでした。
「別にボジション譲ったわけじゃえーかんな」
悔しい気持ちがありつつもこう送り出せるというのがすごいなと思います。あとここの清川の発言がなんだかツンデレ~。
色々愚痴りながらも、清川はガブリエルを信頼し希望を託し、ピッチに送り出そうとします――。
「切り札で出るんだ
なんとかしてきてくれよな
頼むぜガブ」
そして手をタッチし交代するのですが、ガブリエルにそんな清川の気持ちが伝わったかは謎です…。でもガブリエルはいつも通り自身ありげに笑みを浮かべていました。今回のタイトルページは自身あり気にピッチへ出るガブリエル。調子はもよさそうで期待はできそうな感じがしました。
そんなガブリエルにETUサポーターも期待をよせていました!
「このどうにもいかない状況に…
なんとか風穴空けてきてきれ――!
ガブリエル」
そして有里・堀田、クラブハウスの選手達、会長達・後藤、ETUの面々それぞれガブリエルに期待を…!矢野に押しのけられている椿に笑。会長達のボケツッコミも面白かったですー。こちらも平常運転ですね。ガブリエルは皆の期待に応えることはできるんでしょうか…?
自分は入ったことで盛り上がるスタジアムを観てご機嫌なガブリエル。それなりにワクワクしているようです。ですがここで浮かれているんじゃないとツッコミに入ったのが黒田!ですがガブリエルはにやけているだけ…。しかもキャプテンの村越の激励の言葉にもにやけるだけ…。何度か続くとさすがに不安になってきますね…。これにはさすがの黒田も不安になってしまいます~。
「伝わってんのか!?おい
大丈夫なのかガブリエル」
「……」
あの村越でさえ、不安そうというのがなんとも…。ちょっと和んだシーンでした。
でも殿山はガブリエルの様子から何か感じ取っているようでした。ガブリエルも何か狙いがありそうな雰囲気が…。殿山はガブリエルと一緒にクラブに入った+近くにいることも多そうなので、他の選手よりはガブリエルが何を考えているのか感じ取ることはできるのかもしれません。
また瀬古も外国人選手であるガブリエルを警戒していました。ここでガブリエルが何を考えているのか、殿山は何を感じ取ったのかが今回一番の謎な気がします。ここは再来週までよく考えてみたいと思いますー。
一方試合を見守る山井・藤澤さん。山井はまた達海の判断に首をかしげていました。
「右サイドで使うか…
大丈夫なのかあいつで」
そんな山井の意見に反発するように、藤澤さんがガブリエルが一番試されていたのは右SBだった、慣れているポジションに近いことはいいことなのではないかと意見します。
「彼のサイドでの突破力は
この状況を打開するのにうってつけだと思いますよ」
ですが山井はその藤澤さんの意見に頷くことはなく…。山井は達海も藤澤さんも外国人選手が日本のサッカーに適応する難しさを分かってはいない、右サイド…山形の左サイドは向こうの攻撃の起点でもあると指摘。山井は達海の判断を否定し続けます。後半の山井はずっとこんな感じですね…。
その頃の試合。ETUが攻撃を仕掛けようとしていました。それと同時にガブリエルも駆け出します。そして殿山から村越へボールが繋がり、殿山がここでガブリエルにパスを出すのですが、ガブリエルはボールを受けきれず…。ガブリエルの思わぬミスでした。
「うああっミスった!!
緊張してんのか!?
ガブリエル!!」
そして逆に山形にチャンスがやってきて、ETUまたもや危機に…。杉江対米田の競り合いになります。しかも米田は高さの競り合いより、スピードでの競り合いの方が得意。今回の勝負では杉江、抜かされてしまいます…!佐倉もいけると確信!
『これだ!
ガブリエルが上がった時こそ
我々のやりたい形が出来る…!』
で、米田から丸岡へボールが通ってしまい…!シュートする丸岡。ですがこの危機を石神が食い止めます!!今回の試合の石神は冴えていますねー。ETU、救われました…。
今回の攻撃も食い止められた山形ですが、山形もまだまだ余裕。佐倉もまだまだいけると選手に呼びかけます。佐倉はガブリエルがまだ調子が万全ではない+自分達が攻撃できていることでいけるとまた自信を持ちます――
『タッツミー…
あなたが切ったせっかくのジョーカーは…
我々のほうに
幸運をもたらしたのかもしれませんよ!』
「ケンを下げるぞ
家本を呼べ!」
すっかり余裕の佐倉。でもどこかなんだか油断しているようにも見えます。またここで佐倉はケン様を家本に交代させると決断します。これもきっと達海の想定内ではあると思うのですが、果たして…?この佐倉の余裕がこの後どうなるのかも気になるところです。
再び山井・藤澤さん。山井はまた達海に対して愚痴っていましたー。
「遅い
遅いんだよ達海はこの試合…」
「何もせずボーッとしてた時点で
今日のお前は監督として最悪だ
達海!」
そう達海の判断が遅いと怒る山井…。ここまで達海批判が延々と続くと嫌になりますが、でも山井がETUが絶好調とか言っている時の方がよくないことが起きそうなので、これでいいのかもとも思います。山井の言うことは外側から見た一般的な見方なんでしょうね。きっと山井の言うとおりにはならないとは思うのですが…。
その山井の話を黙って聞いていた藤澤さん。そして本当にそうなのかと考え込みます――。
『本当にそうなのだろうか…』
そしてこの達海の判断に関して振り返り、分析する藤澤さん。
『一見無茶に見える…
しかしそれこそが…
達海らしさと言えなくはないか?』
藤澤さんはその判断こそが達海らしいのではないかと捉え、達海に期待を寄せます。
『時間は残りわずか…
勝負に出るなら
とっとと仕掛けなさいよ達海……』
藤澤さんは達海の判断を今の状況を見た上で肯定的に捉えたようです。藤澤さんが達海を信じると何か良いことが起きるような気がします。そういえば今回達海のセリフなかったような…。
今回最後はガブリエルが何かストレッチしているところでおしまい。なんだかウォーミングアップしているようにも見えました。ガブリエル、まだまだこれからのようです。ガブリエルは皆の期待に応えることはできるのでしょうか…?
殿山もそんなガブリエルの様子に気づいていました。殿山はガブリエルの何に気づいたのでそうか…?そろそろ試合の終わり、達海が勝負に出る瞬間も近づいてきたようです――。
今回はいつもより4ページ少ない16ページの掲載でしたが、会話シーンが多かったせいか内容が濃い1話に感じました。ジャイキリは連載話数だけでなく毎回20ページ掲載とページ数の方も何気に毎回安定しているんですよね。ここもジャイキリのすごいところだと思います。
次回まず気になるのはやっぱりガブリエルがミスをしたわけ、殿山がガブリエルの何を気にしているかでしょうか。ガブリエルがまだ本調子ではないのは投入されて間もないからというのもある気はしますが、ここにきてそれだけとは思えない部分もあります。ガブリエルを出したらすぐに山形の守備を崩し、攻め入ることができるだろうと思っていましたが、そうすぐにはいかないようで…。もう少し段階があるようです。殿山が気づいたことが判明すればまた次の段階に進むと思うのですが…。
今回合併号だったので続きが読めるのは5/12です。5月中旬まで待たなければいけないんですね…。大阪戦の時よりは耐えられそうですが、一週間感覚で慣れていると普段が贅沢すぎるだけだといえ、しんどいです…。でもその分この先どうなるのか考えつつ待ちたいと思います。あと19巻もしっかり読み返したいと思います!19巻感想は次回の感想の合間の記事で色々交えつつ書きたいと思います。今度こそは~。
あとジャイキリ関連のニュースでこういう記事が。こういう感じで記事になるのは嬉しいです。
ではまた再来週に!
山形戦、補強組の活躍が気になるところです。これからどうなるか楽しみですね!
これからも応援してます。
山形戦、ここからどうなっていくんでしょうね。
ここはガブリエルに決めて欲しいですが…。
ETUの勝利を信じてまた見守っていきたいと思います!
最近感想を書いていて色々迷うことが多かったのですが、
ぴよこさんのコメントでまたやる気が出てきました!
これからもジャイキリ感想、書き続けていくと思うのでよろしくお願いしますー。
ではでは~。