今回の見どころはなんといってもジーノと椿の緊張感溢れる会話!!このシーンについて伝えるために、早くうpしなくては…!と頑張りました。あのセリフにグッとこなかったジーノファンはいない!ジーノファン注目の1話です!!!
ETU対名古屋戦、後半。その試合の中、ジーノの動きが遅いことを「遅い」と指摘した椿。今までなかった椿の反抗…。そのことがジーノも気になり言及してきます…!ジーノの表情的に、焦っているのはジーノの方かもしれません。
「君は今
ボクに盾突くような態度を見せたかい?
このチームの王子である……
ボクに」
ですが椿は次の瞬間、笑みを浮かべ、意外な発言を――
「お…王子はもっとできるって…
俺は知ってます」
そうしてジーノのやる気を引き出そうとする椿。椿はジーノと対立する気はなく。椿は自分は監督やジーノのことを信じている、だから達海がジーノを下げないのは問題ということだからと、ジーノと衝突する意志がないと説明。これまで作中で指摘されていたジーノの疲れに関して、ここでその答えが。
そのことから椿はジーノはまだいけると、攻撃でジーノに動いてもらおうと説得しようとします。椿の説得がうますぎる…。
「何より俺は…
何度も王子の凄すぎるパスを
受けてきてるから…
王子の実力はこんなもんじゃないって
わかるんです」
その椿の話に、ジーノしっかり納得。そして椿のことを信頼する存在として認めます――
「オッケー
まあ合格かな」
なんとジーノは椿のポジションを犬から、飼い主へと昇格します…!
「バッキー
君をボクの飼い犬から
世話係へと昇進させてあげよう」
ジーノにしてみればまだ下なのかもしれませんが、犬から飼い主ってかなり昇格した感じが…。どうやらジーノは椿を自分と対等な存在として、認めたようです。2巻辺りを読み返してまたこのシーンを読むと、かなり感慨深いものが…。
そして今回個人的に一番気になったセリフは、このセリフ!!
「意見してくれる存在は有難い
ボクを独りにしないためにも…
しっかり働いてくれよ
バッキー」
このセリフにグッとこなかったジーノファンはいない!そう断言できるくらい、本当にブワッときてしまいました…!今までジーノがこう本心を語ることがほとんどなかったのもあり、本当に驚きました。
ジーノもジーノで、今まで孤独を感じていたのかと思うと…。某バスケアニメの最近の展開を思い出し、考えこんでしまいました。ジーノも椿が追い付いてきたことで救われたのかも。これから椿との会話シーンも更に面白くなりそうで、ジーノが更に好きになりそうな気がします。
そうして意思疎通をした二人は、再び試合に集中。ジーノも椿の意見を聞き、受け入れることに。ですが椿の要求はいきなり容赦なく…!
「じゃ…じゃあ早速……
走って下さい
王子!!」
「監督と一緒にやったミニゲーム…
あの時みたいなプレーを
向こうがウチの攻撃に慣れてきた…
今こそ……!!!」
今までの上下関係を見ていると、本当に対等な関係に立ったんだなと、グッときます…!これからもこの関係でいて欲しいです。
椿は早速ジーノに向けて、思いっきりパスを出します…!パスを出した位置は少し高く、ジーノが早く走らないと繋がらない感じでした。
スタミナを消耗している状態でもゴールに攻めていくジーノに、ETU側も名古屋側も驚き!!
「王子!!!」
椿とのやりとりを思い出しながら、走るジーノ。
『まったく……
世話係にしただけなのに
いきなり酷い扱いだな』
ジーノも更に走れと言われて辛そうですが、笑みを浮かべていたりと、かなり楽しそうでニヤリ。セリフがまたジーノらしくて良い感じ。椿、ジーノの扱いに慣れている感が。なんだかんだでバランス良いコンビだったのかも。
そうしてゴールまで攻めてきたジーノ。待ち構えるのは名古屋GK。GKはジーノが左足だけだと甘くみていました。ですがジーノはそれすらも強みに――
「だったら…
なんだい?」
ジーノはその左足の強さを活かして
マーク相手の攻撃をかわし、
シュートを放ちます…!!
このボールを蹴る瞬間もコマ割りなど小気味良く描かれていて、素晴らしかったです。ジーノがシュートを蹴るシーンはページ数もかけられていて、ジーノがゴール入れてもおかしくないくらい、本当に力強く、勢いあるシュートでした!
ですがそのジーノ渾身のシュートは無情にもGKに弾かれてしまいます…。これに一瞬安心する不破。
『よしっ!!』
ですがボールはまだラインをわっておらず。ここで飛び出してきたのが夏木!!
なんと夏木はそのこぼれた球を、
ヘディングシュートで
ゴールにこじいれます!!
夏木がETUに3点目をもたらし、
ETU、遂に名古屋に追いつきます…!
なんかこの瞬間はあっという間に感じました。ジーノのシュートが外れてあ然としていたら…!まさかまた夏木がゴールを決めるとは思っていなかったので本当びっくりです!!この日の夏木は確かにキレキレだったのかも。
このまさかの得点に驚くETU、名古屋側…。そして夏木自身も。そして湧き上がるスタジアム全体!!
「同点!!
同点だ――っ!!!」
「残り時間10分…
勝負は振り出しに戻った――!!」
これで3-3、
ETU対名古屋戦、試合は振り出しに戻ります!!!
村越→椿→ジーノ→夏木と、10人になっても攻めに出た結果、ETU見事に名古屋に追い付くことができましたー。ここ数話のETU選手達のやりとりを思い出すと、本当に皆で繋いだゴールだな…と感じます。ETUの選手達の精神的な部分の成長も感じました。ここまで追いつくかどうか分からず、毎週不安な気持ちで最近読んでいたので、今回で気持ちがだいぶすっきりしました~。
名古屋も追いつかれるはずがないという、油断がここで出てしまった気が。ここから両チームがどう立て直していくことになるのか気になります。とりあえず今の雰囲気では名古屋勝利で終わる感じはしないかも。
次回まず気になるのは、このまま試合が続行して描かれるかどうかでしょうか。ジャイキリは見せ場を描ききった後、点数がこのまま入らなければ長々と描かず、試合を終わらせてくる印象があるので。なので、もしこの先も名古屋戦が今まで通りの流れで続いていくなら、ETUが逆転する可能性が大きいと思います。椿覚醒フラグがまだ発動されていない、川瀬との勝負がまだついていないので、まだ試合続いて欲しいです!
あとゴールした後のジーノと夏木の会話に地味に期待。なんだかとっても面白そう。
ではまた次回に!
ありがとです
励みになります~。
これからもできるだけ早めにうpできるように頑張ります!
ではでは~。