夕方まで時間があったので、コリントスの廃駅にやってきました。最初タクシーで
通ったときに見かけて面白そうだと思っていたのですが、運河から町に帰るバスに
乗っているとき、近くを通ったので降りてみたのです。
オリンピアで廃線だと思い込んでいるところに電車が通ってびっくりしましたけれど、
さすがにここはもう走ってないだろう。
でもバイクが置いてあったりして、なんだろうと思ったら、どうやら旧駅舎がいまは
何かの事務所として使われているようです。
駅の向こう側には、もうボロボロになった車両が放置されていました。
もう少し向こうまで歩いてみます。
おうおう、朽ちかけておりますね。
組み合わせが面白い。まさか狙った展示じゃないよねえ?
落書きはいらんのう。
線路も埋まっています。撤去するにも金がかかる、という感じでしょうか。
オデュッセウス 8
オデュッセウスは故郷に向けて航海を続け、アイオロスの島についた。青銅造りの城壁に囲まれており、中の屋敷にはアイオロスと12人の子供たちが住んでおり、山海の珍味が並べられ、肉を焼く匂いが立ち込めている素晴らしい所だった。ここでオデュッセウスは一ヶ月も歓待を受けて、旅の話をしたのだった。
そして帰国の助力を願い出ると、アイオロスは親切にも様々な手配をしてくれて、さらには牛の革袋に、様々な風を封じ込めて渡してくれた。これで自由自在に風を操ることができるのだ。オデュッセウスは出発し、その風を利用して夜も昼も進み続け、ついに故郷の陸地に近づいた。そこの人々の姿も見えたのだ。しかしそのとき、部下に任せることなく、昼夜を問わず船を進めてきたオデュッセウスは安心したのか、ついうとうととしてしまった。
部下たちは、アイオロスがくれた革の袋が、宝物の山だと思っていた。故郷に到着したとき、自分たちにも少しはそれを分けてもらいたいと考え、のぞいてみようと袋を開けてしまったのだ。そのとき中に閉じ込めてあった様々な風が飛び出し、凄まじい疾風となって船を押し流してしまった。そして長い時間荒れ狂う暴風にもてあそばれたのち、なんとアイオロスの島に戻ってしまったのだ。 スタートに戻るw(゚益゚)w
あれっ!あんたなんで戻ってきたの?
バカな部下の仕業でして。すみませんが、もう一度お願いできますか?
あんたは呪われてるよ。うんざりだ。出てってくれ!
あ~あ。。。