遂に完成!プロトタイプドム。
かれこれ31年前キットだが、古来より「ドムに外れなし」と言われるだけあり今の目で見ても無難な出来。
初代ガンプラ、ベストメカコレクションはまだまだ「ロボットのプラモデル」だったのに対し、MSVは「モビルスーツという架空の戦闘兵器の模型」といったスタンスで、パーツの精度には驚かされる。
しかしながら、今の目で見ると可動や足首の接地性がイマイチで、締まりのない印象を受ける。
(MSVシリーズ後期に発売された機体の幾つかは接地性については解消されてはいるが。)
これらの問題を解決するため、当初は太ももや足首は近年発売されたジオン系機体の物を流用することも考えたが、キットの無駄にド迫力な外装はそのまま生かすことにし、近年のキットの関節やポリキャップをエポキシパテで強引に固定。
外装はそのままに、近年のキットと互角の可動範囲を目指した。
腰を切断し、内部にポリキャップを仕込む。
手首、膝間接の内側にもポリキャップを仕込む。
股関節も近年のキットの股関節を移植。
足首もポリキャップ及び、間接をエポキシパテで強引に固定。
ここは左右の足と見比べながらパテが固まるまで微調整を繰り返した。
塗装は
白=つや消し白+ネービーブルー少量。
黒=ネービーブルー。
赤=モンザレッド+ネービーブルー少量。
グレー=ミディアムブルー。
各色にネービーブルーを少量足し、シャドー吹き。
昨年の今頃仕上げた同系機のトロピカルテストタイプドム。
こいつは一切改造していない。
接地性の違いに注目して欲しい。
ポーズ付けして遊んでみる。
最近のガンプラにもひけは取らないぞ!
さて、次は何を作ろうかな?