酒ぶろーぐ

酒を飲んでの失敗談、成功談の他、身近に起こる変なことなどを書き続けます。

愛とロマンの8時間コース(前篇)

2009-09-15 12:05:32 | 旅行記


今日は「愛とロマンの8時間コース」を、一日かけて歩きます。
全長約30キロの礼文島を、最北のストコン岬から出発して、
南の端の方の桃岩荘まで歩くというコース。
実際には10時間くらいかかるのが標準。

桃岩時間5時20分起床。
5時40分に開く食堂で朝食を済まして、6時10分に宿を出発。
(以上の時間は全て「桃岩時間」なので、実際には30分づつ早い)

フェリー乗り場までブルーサンダーエース号で送ってもらい、
7時15分発のバスで「愛とロマンの8時間コース」の出発地点まで向かう。
海岸線を走るバスの車窓から、朝日が見える。
向こうに見える利尻山と、青い海と、そこに映る朝日が美しい。
天気予報は午後から雨だったけど、意外にいけるかもしれないぞ、
という、良い予感がする。




バスで1時間ほどで、出発地点の「日本最北限の地」ストコン岬へ到着。
正確にいうと「日本最北“端”」は、稚内の宗谷岬で、
こちらはそこから4キロほど南に位置しているのだけど、
「最北“限”」とお茶を濁す言い方で、うやむやに端っこをアピールしているのだ。




海面に近いストコン岬の先っぽまで、降りることができる。
更に北に見えるのはトドが住んでいるという「トド島」。




なんと、崖の下には、
最北の民宿や、民家まで建っている。
こういうところ、嵐の日とかで波が高いと恐いだろうなあ。




本日の桃岩荘からの8時間コースの参加者は、
私とあと、25年ぶりにここにやってきたという
一見若く見えるが40代のピーちゃん(仮名)という男性の2名だった。
が、一緒にフェリーターミナルからバスに乗ってきた
おじさんに途中声をかけて、一緒に歩いた。
この、あとでぴーちゃんと「ミスターX」と勝手に呼んでいたおじさんは、
50代で会社を早期退職したのをきかっけに3年前から100名山制覇をはじめ、
昨日もその一つである利尻山を登ってきたのだという。
その翌日に8時間コースというのもなかなかタフであるが、
これがまた、この日の夕方17時のフェリーに乗って帰らなければいけないというので
相当のハイペースで歩くのだ。
しかも休みなし!
体育会系のような速さで必死についていく私たち。。。




それにしてもこの8時間コース、
めちゃくちゃ眺めがいい!
いままで登った登山の中でも、なかなかこんな良い眺めはなかったかもな
というような素敵な眺めだ。
長く続く稜線から広い海がずっと見渡せるという。

長くて疲れる8時間コースだけど、
やった人は誰もが
「絶対行った方がいいと思う。大変さよりも、素晴らしさの方が勝つ。」
と言うのも、わかる気がした。





ゴロタ岬。
この先のゴロタ浜では、穴の開いためずらしい貝が拾えるらしいので
お土産に拾っていこう!と思っていたのだけど、
ミスターX氏のわき目もhらないハイスピードウォーキングについていっているうちに
すっかりその浜へ行く道を見落としていた。




そのようなおじさんふたりと私の3人組で歩いておりましたが、
この3人が、そろって方向音痴の気があったため、
なんと2回も道を間違えてしまった!
ちゃんと見ていれば、わかりやすく「8時間コース」という看板も出てるし
あまり迷わない道のはずなのに・・・。

かなり歩いてしまってから「こんなにごつごつしたところ、道なのかな???」
とようやく気がついた。




戻ってみると、ちゃんと「立ち入り禁止」の看板が立っていたのに・・・。
話が盛り上がっていたのか、誰一人としてこの看板に気がつかなかったという。

後で同じような間違えを、もう一箇所やらかしてしまった。
せっかくハイスピードで進んでいたのに、もったいない。




「澄海岬」からの眺め。
名前にふさわしく、澄んだ青い海が美しい。

南の「やっほーい」というかんじの歓喜的な青い海もキレイだけど、
北の海は、なんというか、重低音のような、
底の重い感じの美しさがあるなあ。




崖と海、ってのが、島感を満載に感じられる風景でいいですね。
島好きって、どうして島が好きなのかなあという理由の一つに
この、追い詰められたような切迫感と思い切り
みたいな、極限の雰囲気が好きなような気がする。

前半は、こんなかんじで眺めの良い道が続くのだが、
後半になると、林道になってきて、ちょっと面白くなくなってくる。

本来のお弁当を食べるスポットとして推奨されていた
開けた山の上は、風が強すぎたので、見過ごして、もう少し進むことにする。

そして、そこで先を急ぐミスターX氏と別れる。
思えばそこまで5時間くらい、座って休むことをしなかった・・・。




林道を一度抜けて、海沿いの道に出たところで
風がしのげそうなので、お昼ごはんにする。
12時半くらいだったかな。
7時半にストコン岬を出て、ようやく本格的な休憩だ。




これが桃岩荘名物「圧縮弁当」。
大量のご飯を、ぎゅーっと圧縮してつめてある。
すごいボリュームだな・・と思ったけど、
相当歩いてお腹がすいているので、難なく平らげる。

味は期待していなかったのだけど、けっこう美味しいと思う。
何より、このこんぶが、めちゃくちゃ美味しい。
さすが利尻こんぶで有名なこの辺りのこんぶだ。
こんぶって、特にそんなに好きでもなかったけど、
これには感動した。

この男子中学生のお弁当のような、雑なぎゅうぎゅうのお弁当であるけど、
登山に持っていくには、中味も偏らないし、良いスタイルだと思う。
だけど、これだけ歩いたから、より美味しく食べられるんだろうなあ。
日常で出されたら、途中でギブアップしそうな、ぎゅうぎゅうっぷり。

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