チェーホフ関係のいろんな資料で言及されている、1896年秋、サンクトペテルブルク・アレクサンドリンスキイ劇場『かもめ』初演初日の失敗の話は、何度触れても身につまされる。かなりいろいろな演劇人が「初日の夢」をみるようだが、ろくな夢ではないことが多いようである。チェーホフの才能にして、その悪夢が現実になったとは……。「現代能楽集」で近代劇を取り上げるのは昨年のイプセン以来だが、チェーホフの人物たちそれぞれの表現のややこしさに、かなり困惑させられている今日この頃である。
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