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“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』、佳境。そしてあと4回行われる〈アフター・リーディング〉について。

2017-07-14 | Weblog
『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』公演、佳境。

昨夜、宮田慶子(演出家 新国立劇場演劇芸術監督)さんをお招きしたアフタートークは、なんだか途中からいろいろなことを思い出して、胸が詰まった。

『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』初演演出家の木嶋茂雄さんも、観に来てくださった。
俳優陣を褒めてくださったのが、ありがたい。
木嶋さんが「まさにマサコですね」と言ってくださる。難役に挑む橘麦だが、日々、自分の殻を破りつつある過程自体が、スリリングだ。

写真は、左から、東谷英人、橘麦。撮影・姫田蘭。


☆そして、今回、「深津演劇祭」ということで、日替わりで行っている、本公演後のアフター・リーディングは、あと4回。

一昨日の『カラカラ 改訂版』は、やってよかった。
難解きわまりない戯曲だが、お客様を前にした上演で、やっと何かが掴めた気がする。

「カラカラ」初演は1995年5月。京都の春日小学校跡地講堂。
改訂版もおなじ年の8月(伊丹市立演劇ホール・アイホール)で上演されている。
以下、当時の上演についての解説。



阪神・淡路大震災後の小学校が舞台。
避難所になっている学校の体育館で、余震を思わすカラカラという音におびえる少女を描く。
家族の死や、負傷者の存在を連想させる。

「芸術祭典・京」で五人の劇作家たちによる短編を競演する企画として、
京都の春日小学校跡地講堂で上演。
劇と実際の(会場の)体育館とが重なり、鮮烈で忘れがたい印象を刻んだ。

震災で芦屋市の実家が全壊。
家族は無事だったが、自分だけ大阪市内にして難を逃れたことに
その後ずっと後ろめたさを抱きつづけた。

改訂版では、引きこもってマンガに没頭する学生など、
誰もが心的外傷を負い、かすかな物音にもおののくようすが描きこまれた。

★1997年発行の「アイプレス」
「創作するときにきっかけになることはどんなことですか?」
という質問に対し↓
「音」です。街で「このロケーションいいやん」
と思う風景と出会ったら、そこを舞台設定にしてイメージを広げるんですが、
そこで聞こえる音を芝居の中で何回も繰り返して使うことがあります。
工事現場の作業音とか、飛行機の爆音とか。
震災を取り上げた「カラカラ」だったら、空気が乾いて壁がぽろぽろ落ちる音だったり。登場人物はこの音をどう聞くんだろうと想像したりして。

★改訂版上演のさい、深津篤史による、公演パンフレット掲載文。


一九九五年
『カラカラ改訂版』

 阪神大震災からもう半年以上経ちました。全壊した僕の家は更地になり、つい先日地鎮祭をしたと母から聞きました。結構広い家だと自分では思っていたんですが、空き地になると随分狭く感じました。家族は仮設住宅に住んでいます。殺風景だった仮設住宅地も、こないだ車で前を通りかかったんですが、生活の匂いがするように見えます。家々の間を縫う路地で子供がプールで水浴びをしていました。
 京都に下宿している僕は、仕事と芝居の毎日の中で、あの震災のことが遠い昔のように思え、いや、まだあの当時と同じように、現実の出来事として結びつかない気持ちでいます。もちろん、事実は事実として把握しているつもりです。しかし当時の興奮が冷めた今、無くなった家に対する郷愁めいたセンチメンタリズムと、直接の被害にあっていないこと(京都の下宿は何ともないわけで)からくる忘却と、それに対する偽善的な罪の意識と、そんな諸々の感情が僕の内にあります。五月の初演では、自分の気持ちを整理し、また、報道によって伝えられた震災のイメージへの憤りから作品を創り上げました。あれから三ヶ月経って僕はそれを残すためにこの作品を創りました。
 今、この時期に、震災を扱うことはマスコミの注目を集め、ともすれば震災を食い物にしていると思われる方もいるかも知れません。僕は劇作家として自分の創作の対象となる事件は全て食い物であると思います。食い物ならばきちんと消化します。それが僕の誠意です。決して自己満足ではなく、冷静なる俯瞰を以てこの作品を提示したいと思います。


☆他のリーディング作品で、俳優陣の要望に加えて入れたのが、『夜毎の鳩』という作品である。(15日(土)14:00 上演)
『夜毎の鳩』は、2007年桃園会第32回公演『月ト象ノ庭、或いは宵の鳥、三羽』のために書き下ろされた短編。他2編『コイナカデアル。』『月灯の瞬き』と合わせてオムニバス形式にて上演された。パンフレットの深津のコメントによるとウルトラセブンのエピソードに『夜毎の円盤』というのがあるそうです。
ちなみに、『月灯の瞬き』にも根強いファンがいる。(14日(金)19:00 上演)
もともとラジオドラマだった『四季一会』は、深津作品とは思えないわかりやすさで、気の利いた作品が多い。後編をお届けする。(15日(土)19:00 上演)

〈本日からのアフター・リーディング予定〉
14日(金)19:00  ショート・リーディング『月灯の瞬き』 約25分
都築香弥子 円城寺あや 鴨川てんし 猪熊恒和 和田光沙
15日(土)14:00  ショート・リーディング『夜毎の鳩』 約35分
円城寺あや 都築香弥子 中山マリ 鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和
15日(土)19:00   ショート・リーディング『四季一会 秋の章・冬の章』 約25分
HiRO 小野寺ずる 秋定史枝 高野ゆらこ 武山尚史
16(日)14:00  スペシャル・リーディング『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』アダルト・バージョン 約60分
円城寺あや 都築香弥子 大島葉子 小野寺ずる 中山マリ 鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 武山尚史 中瀬良衣 和田光沙

⋯⋯⋯⋯⋯⋯


さて、以下は、『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』当日パンフレットに載せている文章である。
「ネタばれ」といえば「ネタばれ」であるが、まあ「その先」を実際の舞台でお見せするわけだし、今回の上演の根幹について記した演出ノートであるので、構わないだろう。
関心のある方はぜひ読んでください。



二十年前。「劇作家協会新人戯曲賞」の二次審査でこの戯曲に出会ったさい感じたのは、どうしようもない連中の、でもけっこうまともな青春群像劇だということである。今回の稽古過程で、その印象が立体的になってきて、一人一人の役柄に実体が与えられ、それぞれの存在を互いに感じる「リアル」が充実すればするほど、彼らのコミュニティの「外の世界」に対する謎めいた緊張感が増し、まさにその部分にこの戯曲の根っこがあるということに気づかされた。

深津篤史という劇作家の中で、阪神・淡路大震災が大きなトラウマとなっていることは、よく指摘されている。震災で彼の芦屋市の実家が全壊、家族は無事だったが、仮設住宅に住むことになる。深津は自分だけ京都の下宿にいて難を逃れたことにその後ずっと後ろめたさを抱きつづけていたという。
彼は同時に、自分が抱えるその「偽善的な罪の意識」を疑い、また、報道によって伝えられるステレオタイプな震災イメージへの憤りを隠さなかった。

『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』は、深津さんの作品の中で、代表作の一つとして扱われたことはないと思う。
ただ、私は20年前に読んだときの印象が強いこともあってか、その後接することになる他の深津作品よりも、自分に近しいものを感じていた。
難しいし、わかりにくいが、登場人物たちの行動は具体的である。少しずつ、実際にやってみることで、理解していくしかない。
ある夜、稽古が終わって後、しばらく残って、この芝居についてあれこれ話していた時、あらためてある直観が迫ってきて、ちょっと、ぞぞっとした。どうやらこの感覚をこれからの指針にしないといけないな、と思った。

どういう直観かといえば、それは、端的にいえば、この劇の登場人物たちが、みんな死者かもしれない、ということである。
彼らは、この街を出ていけない。
「私は帰る」と言っても、どこにも帰れない。
いなくなるときは、ただ消えるだけだ。
震災で多くの鉄道の線路や高速道路の架橋は破壊され、じっさいに崩れた駅の高架もある。そこで下敷きになった人たちがいるとしたら、と、私たちは考える。
彼らが目撃する高架下に横たわる死体らしきものは、革靴を履いているから男なのか、あえて革靴を履いた女なのか、わからない。性別不明。年齢も特定できず、顔も見えない。
おそらくその「死体」の一部分だけを見ながら皆が想像するのは、「あれは、ひょっとしたら自分自身かもしれない」という、震えを伴う実感である。自分自身が死んでいるという認識を忌避し続ければ、それは逆に、一種の謎や予感のようなものとして、潜在意識の中に留まっているのかもしれない。
じっさいにあの地震が起きたのは、午前5時46分52秒である。
この劇が月曜日から金曜日まで五日間、その午前四時からの一時間数十分を描いているのは、死者たちが「有り得たかもしれない、最後にそこにいた時間」を繰り返し体験しているのを、我々観客がたまたま目撃しているとも考えられる。
劇中に登場する「幽霊電車」とは、言うまでもなく、死者を乗せた電車であり、その音を聴くことは、実は自分たちがこうしてここにいるのは本当ではないという、認めがたい事実が、彼らに迫ってきていることのメタファーなのである。

二度にわたるオーディションワークショップを経て参加しているメンバーを含め、出演者たちは、それぞれ気合いが入っている。全員が自分の代表作になるはずだと思っている。はずである。
簡単に結論は出さない。彼らとともに、作者・深津篤史の、「夢の中」に入っていきたいと思う。それは、今もここにあるのだから。


………………………………


深津篤史作・坂手洋二演出『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』

「深津演劇祭」参加。

7/6(木)〜19(水)ザ・スズナリ。


○出演者

杉山英之 東谷英人 荻野貴継 橘麦 高野ゆらこ
武山尚史 山村秀勝 宗像祥子 田中結佳
和田光沙 高木愛香 中瀬良衣

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○島猛(ステージオフィス)
舞台監督○森下紀彦
美術○じょん万次郎
衣裳○小林巨和
演出助手○村野玲子
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳協力○ぴんくぱんだー・卯月
イラスト○山田賢一
宣伝意匠○高崎勝也
制作○古元道広 近藤順子

深津篤史は、「桃園会」を主宰。関西演劇の耽美・不条理派の中軸を担う劇作家・演出家として活躍。
『うちやまつり』で第42回岸田國士戯曲賞を受賞、『動員挿話』等で読売演劇大賞優秀演出家賞受賞するなど高い評価を得ながら、2014年に46歳で亡くなる。

深津演劇祭は、2016年9月から2018年3月まで、10を越える団体により、深津戯曲を上演するフェスティバル。関西を中心に開催される。
燐光群は本作によって、東京から唯一、参加する。

深津氏との出会いを、振り返る。
1997年、深津篤史は燐光群のアトリエである梅ヶ丘BOXにて、中国のノーベル文学賞作家・高行健作『逃亡』を演出(龍の会・世界初演)。これが深津の東京デビューであり、他者の戯曲に取り組む初めての体験であった。
その直後、坂手洋二は「劇作家協会新人戯曲賞」の二次審査で深津作『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土日除ク)』に出会い、「こんなけったいなもの書く奴は他におらん」と言いつつ、強く推す。
1998年、深津は燐光群アトリエ公演『ロウチ氏の死と復活』(トマス・キルロイ作)のチラシを見て、山田賢一によるイラストに惚れ込む。橋渡しされ、以後、山田が桃園会・深津作品の宣材のイラストを描くようになる。
1999年、燐光群主催による梅ヶ丘BOX「ウィークエンドワークショップ」講師を、深津が務める。
2004年、開館した精華小劇場の[オープニング事業]を、桃園会『熱帯夜/うちやまつり』と燐光群『ときはなたれて』の連続公演で飾る。
2006年、桃園会の江口恵美が、燐光群『スタッフ・ハプンズ』『チェックポイント黒点島』に出演。



10日(月)19:00 の回のアフタートークゲストに、土田英生(劇作家・演出家 MONO代表)さんに加えて、関西演劇界の大先輩、小堀純(編集者)さんが登壇して下さることになりました。
13日(木)19:00 の回のアフタートークゲストは、深津さんを演出家として新国立劇場に招いた宮田慶子(演出家 新国立劇場演劇芸術監督)さんです。
そして、深津作品リーディングの出演者が決定しました!

スペシャルゲスト=
円城寺あや 都築香弥子 大島葉子 小野寺ずる HiRO

本公演に出演しない燐光群劇団員(中山マリ 鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 樋尾麻衣子 秋定史枝)に加え、
本公演出演者も一部出演します。(和田光沙 荻野貴継 高野ゆらこ 武山尚史 山村秀勝 中瀬良衣)

ショート・リーディング上演作品は、 『四季一会』『カラカラ 改訂版』『月灯の瞬き』『夜毎の鳩』。

そして、『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』アダルト・バージョン上演は、本篇と同じ作品を、アダルトメンバーの出演でお送りします。
【終演後の特別企画! 氏名は出演者】 それぞれの回で、終演後にそのままご覧頂けます。リーディング前に若干の休憩あり。

8日(土)14:00 【 R 】 ショート・リーディング『四季一会 春の章・夏の章』 約25分
都築香弥子 秋定史枝 荻野貴継 山村秀勝 中瀬良衣
9日(日)14:00 【 S 】 スペシャル・リーディング『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』アダルト・バージョン 約60分
円城寺あや 都築香弥子 大島葉子 中山マリ 鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和  樋尾麻衣子 山村秀勝 中瀬良衣 和田光沙
10日(月)19:00 【 T 】 アフタートーク
土田英生(劇作家・演出家 MONO代表)・小堀純(編集者)+坂手洋二(劇作家・演出家 燐光群主宰)
11日(火)14:00 【 S 】 スペシャル・リーディング『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』アダルト・バージョン 約60分
円城寺あや 都築香弥子 大島葉子 小野寺ずる 中山マリ 鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 山村秀勝 中瀬良衣 和田光沙
12日(水)19:00 【 R 】 ショート・リーディング 『カラカラ 改訂版』 約20分
鴨川てんし 円城寺あや 大島葉子 小野寺ずる 中山マリ 猪熊恒和 荻野貴継
13日(木)19:00 【 T 】 アフタートーク
宮田慶子(演出家 新国立劇場演劇芸術監督)+坂手洋二(劇作家・演出家 燐光群主宰)
14日(金)19:00 【 R 】 ショート・リーディング『月灯の瞬き』 約25分
都築香弥子 円城寺あや 鴨川てんし 猪熊恒和 和田光沙
15日(土)14:00 【 R 】 ショート・リーディング『夜毎の鳩』 約35分
円城寺あや 都築香弥子 中山マリ 鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和
15日(土)19:00 【 R 】 ショート・リーディング『四季一会 秋の章・冬の章』 約25分
HiRO 小野寺ずる 秋定史枝 高野ゆらこ 武山尚史
16(日)14:00 【 S 】 スペシャル・リーディング『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』アダルト・バージョン 約60分
円城寺あや 都築香弥子 大島葉子 小野寺ずる 中山マリ 鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 武山尚史 中瀬良衣 和田光沙


P(プレビュー) 7月6日(木)・7日(金)→受付終了しました。
全席自由・一律2,500円・人数限定・劇団予約のみ扱い。
スペシャル・リーディングありの、9日(日)・11日(火)・16日(日)は、一般前売4,000円 ペア前売7,400円 当日4,300円
スペシャル・リーディングなしの回 一般前売3,500円 ペア前売6,400円 当日3,800円
U-25(25歳以下)/大学・専門学校生前売2,000円 高校生以下前売1,000円

受付開始○開演の40分前 開場○開演の20分前
開演直前・直後は(一時的に)ご入場を制限させて頂く場合がございます。
未就学児のご入場はご遠慮下さい。

■ ショート・リーディングとアフタートークは、別の回をご覧になる方でも、そのチケットをお持ちか、予約されていれば、ご入場頂けます。
■ スペシャル・リーディングも、同条件でさらに500円を当日劇場でお支払い頂ければ、ご覧頂けます。



《タイムテーブル》
7月
6日(木)19:00 プレビュー
7日(金)19:00 プレビュー
8日(土)14:00 【 R 】
9日(日)14:00 【 S 】
10日(月)19:00 アフタートーク
11日(火)14:00 【 S 】
12日(水)19:00 【 R 】
13日(木)19:00 アフタートーク
14日(金)19:00 【 R 】
15日(土)14:00 【 R 】/19:00【 R 】
16日(日)14:00 【 S 】
17日(月祝)14:00
18日(火)19:00
19日(水)14:00

特別企画で、【S】【R】の付く日は、終演後にリーディング公演があります^_^(出演者は本公演とは異なります。)
【 S 】 スペシャル・リーディング
9日(日)11日(火)16日(日)
いずれも『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』アダルト・バージョンとなります。
*他の回と料金が異なります。
【 R 】 ショートリーディング
8日(土)12日(水)14日(金)15日(土)


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