Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

アカマチのグリーンカレー、日本最西端のカフェで 十日前

2016-10-14 | Weblog
いろんな所から、いろんな情報が入ってくる。いくつも。
なぜ人は争うのだろう。なぜ人は他者を大切にしないのだろう。ちゃんとした確証もなく他者を疑い、貶めるのだろう。あるいはやりすぎとわかっていて無駄な一步を踏み出し、心にもなかったはずのやり方で、他者を陥れるのか。自分を安全圏に置いて、他者を攻撃するのか。虚偽とわかりきったことまで、ごり押ししようとするのか。そして、確信犯の者たちは、自覚さえない。
どうも、そういう種類の話題が多い。
日本の至る所で起きている事件、事件。ここ数日の見えない動きを、必要とはいえ、想像するだけで、苦しい。誰かの痛みは、自分の痛み。
いま直接私に何かが降りかかってきているわけではないし、他人のことより自分も顧みるべきだが、世の中のさまざまな不条理に包囲されている感じのする中で、また一日を過ごす。まあずっとそんな感じだが、今日はとりわけそうなのだ。

それはそれとして、とにかく集中する。できればこの日に果たしたい希望のあった用件も、キャンセル。どう考えてもそれどころではない。

ところで、ボブ・ディランのノーベル賞。彼にこだわりのある演劇人が誰かいないか、と、某マスコミの方から尋ねられる。その世代の人だと面白くないので、彼の曲に触発されたという『オールライト』を昨年に書いた瀬戸山美咲のことを伝えたが、連絡は行っただろうか。

体調も今ひとつの中で、激しく仕事している今現在だが、こんな時こそ、まだ鮮明な良き思い出に励まされる。
今月頭、日本最西端のカフェ・イタリアンレストラン「RistoranteTETSU」&「Moist Roll Cafe」にお世話になった。(http://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/28f9fd3f953f07829268d3d2433d2817)
写真は、シェフ・パティシエである猪股哲さんにご馳走になった、お手製のアカマチのグリーンカレー。日本最西端の港に揚げられたアカマチという南の魚が入っている。鍋が細長いが、四十センチ以上ある大きな鍋である。大きめの魚が、ストンと入る。料理好きな人は、ほしいはずだ。
こだわりの料理人でもある、斎藤憐氏に見せたかった。「斎藤憐さんを振り返る会」も間近なので、長谷基弘さんと憐さんの思い出を競争のように甦らせている。(http://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/5d4d3ab91eb9c53923baefbe9ff19935)
それにしても、魚の風味がしっかりしていて、後口の辛さが快いカレーだった。哲さんが漁師から直接仕入れている。
で、哲さんがこのカレーの残りを使って翌朝作ってくれた特製スクランブルエッグがまた、厚切りトーストとの相性も含めて、信じがたいうまさだった。
その日のアカマチの目玉は、「ボサツ」の夕食の一部になった。

滅多にはないが一日の食事が二度のレトルトカレーということであった東京での昨日を、わがもともとの日常として、そんなにおかしいと思わぬままでもいるが、それはそれとして、ほんの十日前に食した奇跡のように素晴らしかったカレーを、こうして不意に思い出すのだった。

http://moistchocolat.com/ristorante/index.html
http://moistchocolat.com/index.html
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