Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

地酒「トゥアック」がヤシの花弁から湧き出る地上の楽園

2017-05-11 | Weblog
地酒「トゥアック」がヤシの花弁から湧き出る地上の楽園。

と書いて、あまりにもその通りで他に説明のしようがないので、唸った。

ロンタル椰子、ジャコー椰子の花弁からは、切り込みを入れると、トゥアック(Tuak)という酒が湧き出るのである。
説明はそれだけだ。

もう少し詳しくいうと、植物内の成分が自然発酵していき、収穫した朝からすぐはアルコール分が少ない。発酵が進んで午後、夕方頃が一番呑みやすく、おいしい。
夜になると発酵が進みすぎて、酸っぱくなってしまうし、深夜にはアルコール分は飛んでしまう。
早い時間帯に呑むとお腹の中で発酵するので、日本人の蝶には厳しいという意見もある。

外観はカルピスのようだが、酸味があり、口当たりがいいので、一瞬アルコールが入っているとはわからない人もいるかもしれない。
アルコール度数はビール程度か。ワインや日本酒に近い場合もあるかもしれない。

ラマレラでは当たり前に呑まれている。
昔は竹筒に入れていたというが、今はポリタンクである。

バリ島東部のカランアサムなど椰子のパームから作るところもあると聞いているが、このお酒全体が、どのくらいの地域に分布しているのだろうか。

日持ちがしないため一般的に流通はしていない。

蒸留して焼酎のアラック(Arak)を作ったりもする。
これも独特の風味だ。

戦争中にラマレラに駐在していた日本兵二人は、こんな土地にいたら、戦争など嫌になっただろうと、心から思う。
『南洋くじら部隊』では、そのことが反映されている。

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