Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

シナリオ作家協会による共謀罪反対声明

2017-06-18 | Weblog
シナリオ作家協会による共謀罪反対声明が出ました。
考えてみるとまだアップしていなかったので、あげます。

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共謀罪に反対する緊急声明  協同組合日本シナリオ作家協会

 十分な審議を尽くさないまま、共謀罪が強行採決されました。このことに強く抗議すると共に、共謀罪の即時廃止を求めます。
 優れた表現はときに公序良俗、反権力にも踏み込みます。しかし、共謀罪によって、そういうテーマのみならず、それらを描く言葉のひとつひとつを忌避する傾向に拍車がかかり、表現者が自由な表現を生み出すことが困難になります。
 いえ、表現者にはまだ覚悟があります。それよりも怖いのは、「一般の人」が「一般の人」でなくなることを恐れ、こういうことを言ってはいけない、書いてはいけないと萎縮してしまうことではないでしょうか。それは結果的に、この国の表現を脆く儚いものに変えてしまいます。
 また、我々は、言葉を紡ぐ人間として、共謀罪の国会審議において飛び交った言葉の軽さ、弱さに懸念を持っています。
 政府の答弁は、共謀罪の危険性から目を逸らすためか、野党の質問にまともに向き合おうとせず、二転三転を繰り返しました。これは共謀罪に限ったことではありません。特定秘密保護法や集団的自衛権の審議で、また森友学園や加計学園の疑惑で語られた言葉の数々。そして、これから憲法改正の議論で語られるであろう言葉。それらに対し、強い違和感と懸念を表明します。
 我々は表現者として、今後、どのように共謀罪が運用されていくか注意深く見守っていくと共に、我々自身が萎縮して、自主規制したり忖度したりすることなく、自由な表現を生み出し続けていくことを自らに言い聞かせていきます。
 赤狩りで投獄され、仕事を失い、偽名で『ローマの休日』を書いたダルトン・トランボは、召喚された公聴会でこう言いました。
 「思考を罪とみなしている」 「だが、そんな権利は存しない」 「存在するなら世も末だ」と。そして、「これはアメリカ強制収容所だ!」と叫んだのです。
 政権の言う「一般の人」とは政権に反対しない人のことです。政権に反対の意見を表明したり、思ったりするだけで「一般の人」ではなくなり、共謀罪が適用されていくでしょう。日本強制収容所の始まりです。
 我々は、表現の自由を脅かし、思考の自由を罪とみなす「テロ等準備罪」=共謀罪に対し、強く抗議し、廃止を求めます。

http://www.j-writersguild.org/entry-news.html?id=180661

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写真は6/14、私も参加したシナリオ作家協会主導の「共謀罪」反対の記者会見。衆議院会館。いちばん右にいるのがシナリオ作家協会の井上淳一さん。私と色違いの「非戦を選ぶ演劇人の会」制作による「憲法9条シャツ」を着ている。撮影・姫田蘭。
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