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桃(雑種犬)と胡桃・小麦・小豆・マロン(キジトラ猫)・梅(黒猫)と私の日々のあれこれ

健やかなるときも、病めるときも

2017年06月09日 16時49分43秒 | 雑感

最近よくチェックしているブログに小林麻央さんのKOKORO.があります。

https://ameblo.jp/maokobayashi0721/

彼女は、昨年乳がんであることを公表されました。

以前から旦那さんである市川海老蔵さんのブログはちょくちょくチェックしていたのですが、お二人のブログを見ていると、「夫婦っていいなあ」と私にしては珍しく結婚が羨ましく思えてきます。

健やかなるときも、病めるときも。

そんな誓いの文句がありますが、実際、「病める」相手を支え、なおかつ自分のやるべきこともこなしていくのは並大抵ではありません。私は「ガン患者の家族」と「ガン患者」の両方を経験しました。家族は自分のことそっちのけで、自分に出来ることはないかと模索してしまいます。私も最終的に当時勤めていた会社を辞めました。

市川海老蔵さんには、自分のやるべきことをそっちのけにすることはたぶん許されていないのでしょう。その分、抱えるものも大きくなってくると思います。でも、患者の立場からは、そうして家族がちゃんと自分のことに向き合ってくれているというのは、ある意味救いなんじゃないかなあとも思います。たぶん、私が会社を辞めたこと、母は申し訳ないという気持ちでいたんだと思います。親戚にふとそんなことを漏らしていたようです。

お二人が結婚した当時は正直「うわ、似合ねー」と思ってました。私は古いことを持ち出すようで何ですが、海老蔵&米倉涼子カップルが好きでしたので。で、似合わないという言葉には、小林麻央さんの生真面目さと知性が海老蔵さんの方向性とは違うんじゃないかと思っていたのです。でも、方向性が同じであればいいってもんでもないんですね。なんとなく、海老蔵さんに足りないところを麻央さんが補っているという印象があり、ああこういうのも似合いの夫婦なんだなあと思い直しました。

年初に麻央さんがインタビューで「神様、役者市川海老蔵を支えるチャンスをください」ということをおっしゃっていました。いやいや、今でも十分彼を支えていると思います。海老蔵さんの仕事に世間が過剰なほどの注目をしているのも、麻央さんのおかげですから。この流れを彼がしっかり掴んで、いい仕事をする。彼にとってもチャンスなんだと思います。

がんを公表してブログを開設したこと。危惧された悪意というものも、一部下衆な報道にはありますが、ほぼ見られず、概して、世間は麻央さんに回復して、子どもたちのお母さん、海老蔵さんの奥さんとして、元気な姿を見せてほしいという目で見守っているのではと思います。これは闘病ブログでは、なかなかそうはいかないと思うのです。ひとえに彼女の誠実さによるものだと思われます。ほんと、いいお嬢さん。(大人相手に失礼承知でいいますが、本当に素敵な女性だと思うのです)

私はガンに罹患したとき、このブログでは病気の話しをしませんと宣言しました。ガン告知はある意味PTSDのようなものになっていて、それを言葉で再現するのがとても苦痛だったからです。なので、同時に「病気はどう?」と心配してくれる友達とも疎遠になりました。今の病状を説明するのが苦痛だったからです。心から心配してくれる人も「こいつ近々死ぬかもしれない」という興味から接する人も、どちらも同じくらい私には苦痛でした。

それに比べて、麻央さんは強いなあと思います。そして、彼女のブログを読んでいると、ああこういう心の開き方もあるんだ。苦痛にならずに、相手を拒絶せずに、自分を説明することができるんだと思いました。

ブログは見せたい自分だけを切り取って見せるツールにしてしまうと、息苦しくなってしまうのだと思います。読者も発信者が隠しているものを敏感に嗅ぎ取ります。そんなどうでもいいことでお互い疲弊するのではないブログが書けたらいいなあと思います。そういう意味でも彼女のブログでの言葉の選び方は大いに参考になっているのです。

【今日の一枚】

ちぐらに入る小麦。7年前に購入したちぐらですが、最近猫たちのお気に入りになったようです。

なかなか高価なものだったので、めでたし、めでたし。

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