ミスターサカナの西表島海中日記

沖縄西表島でスクーバダイビングショップのオヤジをしてるミスターサカナのフォトエッセイ。

陽が長くなってきた。

2009-01-29 23:09:22 | Weblog
少しづつ朝もはやくから明るくなってきたし、夕方も暮れるのが遅くなってきた。
よしよし春の兆しだ。
歳をとってくると時間の経つのが非常に早い。
なんでもかんでもあっという間に過ぎてしまうのだ。
なぜだろう?
まあとにかく、十代の頃のあの濃厚で凝縮された時間がなつかしいぜ。

写真はカンザシヤドカリの仲間。
被写界深度が浅いので、はっきりと種類が同定できない。
確か周囲には種類が違うとされてるカンザシヤドカリの仲間しかいなかったけど、
繁殖はどうなってるんだろう?

ごく身近なことでも謎だらけだ。

老体にムチ打って

2009-01-26 23:48:15 | Weblog
正月以降ゲストもほとんどいないので、たまに来る奇特なお客様は将晃にまかせて、僕は農業や実験料理に一日のほとんどを費やしているのだ。

しかし、健忘症もひどいこのごろ、まいた種が発芽しても何の野菜の種をまいたか思い出せなくて焦ってるのだ(笑えないぜ)

そしてまた、オフはトレーニングの季節で13年ぶりにヤマネコマラソン(23km)にエントリーもするし、時々思い出したようにチンタラ走っているのであった。

大体2月は毎年必ず内地でスケボー&温泉&海外へダイビングという過ごし方をしていたけど、猫が2匹も増えたし宿の建物の管理もあるし、何年ぶりかわからないが、西表から出ずに冬を越しているのである。

ここ数年、膝やら肩やら肘やら痛くて、ろくに運動をしていなかったら体脂肪も日によっては14%くらいにまで増え普通のチビなオッサンにまっしぐらな雲行きで、走っても身体は重いし、足は痛くなるし、疲れはあくる日にまで残るし、13年前は島の40代では最速であったが、50代では極めて怪しい雰囲気なのだ。

と言う訳で、しばらく海とはご無沙汰しているのだが、次に潜った時に逢いたい魚は、チョイ悪オヤジもといチョイ稀サカナのセグロスズメダイ君なのだ。
ハトマインサイドリーフの一面枝サンゴの森にひっそりと暮らしている憎いヤツで、綺麗なんだよなあ~

老体にムチ打ってるついでに捜しに行こうかな!?

今年もワイドで。

2009-01-09 23:39:05 | Weblog
09年のミスターサカナのカレンダーは初めて全てフィッシュアイで撮ったもので作ったのだが、引き続き今年もフィッシュアイでいろいろと遊んでみたいと思ってるのだ。
請うご期待。
しかし、早く暖かくならないかなあ。

で、今回の写真はフィッシュアイは使っているものの、全然普通のエリザベスの泳いでいるところの半水面写真で別にどうって事はないけれど、意外とこれはこれなりに難しいのだ。
犬の泳ぐスピードは結構速いうえに、波は立てるし、全然言うことはきかないし、へたくそな水中モデルとどっこいなのだ。
と言う訳で、この犬の泳ぐ半水面シリーズもいろいろ撮りたいコンテはあるけれど、残念ながらエリザベスとは入念な打ち合わせが出来ないので未完成のままである。
このシリーズは期待しないで忘れててください。

遅ればせながら「明けましておめでとうございます!」

2009-01-06 22:32:13 | Weblog
年末年始は、ダイビングはゲストが少なかったのでスタッフに全部任せて、宿の「琉夏」の仕事にかかっきりだったのだ。
おせち料理を作ったり、入れ替えの部屋のベッドメーキング、風呂掃除、トイレ掃除、部屋掃除、朝食夕食の準備後片付けと睡眠不足の目の回る忙しさであった。
おかげで、手はあかぎれであちこちから血がにじんでくるし、顔を洗うと怪我するんじゃないかと思うくらいにガサガサにささくれだっていた。
でも2日でほとんど治るところが我ながら野蛮人というか生命力の強いところでこれは自慢できるのだ。
何より喜んだでいたのは、犬のエリザベスで僕がいつもそばをウロチョロしてるし、おせちに使った大量のカツオブシの出汁ガラを毎日洗面器いっぱい食べてご機嫌だった。
と言う訳で、初潜りはしていないんだけど、正月らしい太陽とマンタの写真で今年最初のブログを飾るのだ。
今年もいっぱいお客さまにマンタを見せられますように!