昨日は放射能対策特別委員会が開かれました。特に時間を費やしたのはやはり手賀沼終末処理場への焼却灰の持ち込み問題です。この間、特別委員会では松戸、柏、流山市それぞれのクリーンセンターの現状をみて、各市と意見交換を行ってきました。また、昨日の午前中は会派でも松戸市の和名ヶ谷クリーンセンターに行き、意見交換もしてきました。そこで分かってきたことは、3市との折衝を続けていけば、手賀沼終末処理場への持ち込み問題の解決策が見いだせるという可能性です。
例えば、松戸市では一時期3000トンまで堆積していた剪定枝等はすでに100トンまで削減され、現状は10トン/日の量で焼却処理されています。つまり、今のペースで行けば、1~2週間で松戸市のクリーンセンターでは剪定枝等を燃やすことはなくなります(通常に回収されたものは弱冠含まれます)。現状、20~30%の割合で剪定枝を入れていることで、13,000㏃/㎏程度の焼却灰となっていることを考慮すると、剪定枝を入れない状態で8,000㏃/㎏を切る状態が近々にも出てくることが想定できます。当然、松戸市ではその置き場を松戸市内に用意しなければならないことも含め、様々なことを考えていることが分かってきました。
一方、流山市は現在でも9,000トンもの枝木が溜まったままの状態であり、この剪定枝を40%も含ませることで焼却灰を8,000㏃/kg以上にしています。その割合を下げるよう流山市の職員に要望したところ、8,000㏃/kg以下の灰ができたらどうするのかと、強い口調でこちらに逆質問をする場面もありました。
このように、それぞれの市で状況は異なり、その状況を踏まえながらの折衝を続けることで、3市にとっても我孫子市にとっても納得できる解決策を見出すことができるはずです。
ところが、この日の特別委員会で星野市長に今後具体的に3市とどのように協議をしていくのか聞いたところ、具体的には考えていないとの答弁が返ってきました。一体市長は何を考えているのでしょうか?焼却灰が持ち込まれて一月経ったこの状況でも、今後の対応方針が我孫子市として決まっていないとは、どれだけ危機意識が低下しているのでしょうか。この問題を解決しようと意気込みは1%も伝わってきません。
さらに、前回の委員会で各委員から提案のあった我孫子市として市民にこの問題の説明会を開催すべきとの件についても、その後、一切検討していないことも明らかになりました。
当然、そのような状態を委員会が許すわけがなく、3市との折衝は担当課及び副市長が行っていくこと、説明会について手法も含め再度検討することとなりました。詳しいやり取りは議会のネット中継でご確認ください。(1月28日放射能対策特別委員会 4市1組合の放射性物質を含む焼却灰等の一時保管場所について)
私は委員会でも申し上げましたが、手賀沼終末処理場へ灰を持ち込んでいる3市にも責任はあります、しかしこのような事態を招いてしまった責任は我孫子市にもあるということを肝に銘じておかなければなりません。特に一昨年の10月31日に県から手賀沼終末処理場が示された時、2ヶ月間も議会にも市民にも知らせず、その間に手賀沼終末処理場は我孫子市と印西市の灰置き場にさせてもらいたいなどと要望してしまっていることなど、この「空白の2ヶ月間」はあまりにも大きなミスリードにつながりました。このような事実も含め、一切合財を市民の皆さんに披歴し、受けるべき批判は受けながら、この問題の解決を図っていくしかありません。
我孫子市の覚悟が問われているのです。
例えば、松戸市では一時期3000トンまで堆積していた剪定枝等はすでに100トンまで削減され、現状は10トン/日の量で焼却処理されています。つまり、今のペースで行けば、1~2週間で松戸市のクリーンセンターでは剪定枝等を燃やすことはなくなります(通常に回収されたものは弱冠含まれます)。現状、20~30%の割合で剪定枝を入れていることで、13,000㏃/㎏程度の焼却灰となっていることを考慮すると、剪定枝を入れない状態で8,000㏃/㎏を切る状態が近々にも出てくることが想定できます。当然、松戸市ではその置き場を松戸市内に用意しなければならないことも含め、様々なことを考えていることが分かってきました。
一方、流山市は現在でも9,000トンもの枝木が溜まったままの状態であり、この剪定枝を40%も含ませることで焼却灰を8,000㏃/kg以上にしています。その割合を下げるよう流山市の職員に要望したところ、8,000㏃/kg以下の灰ができたらどうするのかと、強い口調でこちらに逆質問をする場面もありました。
このように、それぞれの市で状況は異なり、その状況を踏まえながらの折衝を続けることで、3市にとっても我孫子市にとっても納得できる解決策を見出すことができるはずです。
ところが、この日の特別委員会で星野市長に今後具体的に3市とどのように協議をしていくのか聞いたところ、具体的には考えていないとの答弁が返ってきました。一体市長は何を考えているのでしょうか?焼却灰が持ち込まれて一月経ったこの状況でも、今後の対応方針が我孫子市として決まっていないとは、どれだけ危機意識が低下しているのでしょうか。この問題を解決しようと意気込みは1%も伝わってきません。
さらに、前回の委員会で各委員から提案のあった我孫子市として市民にこの問題の説明会を開催すべきとの件についても、その後、一切検討していないことも明らかになりました。
当然、そのような状態を委員会が許すわけがなく、3市との折衝は担当課及び副市長が行っていくこと、説明会について手法も含め再度検討することとなりました。詳しいやり取りは議会のネット中継でご確認ください。(1月28日放射能対策特別委員会 4市1組合の放射性物質を含む焼却灰等の一時保管場所について)
私は委員会でも申し上げましたが、手賀沼終末処理場へ灰を持ち込んでいる3市にも責任はあります、しかしこのような事態を招いてしまった責任は我孫子市にもあるということを肝に銘じておかなければなりません。特に一昨年の10月31日に県から手賀沼終末処理場が示された時、2ヶ月間も議会にも市民にも知らせず、その間に手賀沼終末処理場は我孫子市と印西市の灰置き場にさせてもらいたいなどと要望してしまっていることなど、この「空白の2ヶ月間」はあまりにも大きなミスリードにつながりました。このような事実も含め、一切合財を市民の皆さんに披歴し、受けるべき批判は受けながら、この問題の解決を図っていくしかありません。
我孫子市の覚悟が問われているのです。