癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

函館山七福神巡り

2015年06月12日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ

 七福神とは、弁財天・毘沙門天・大黒天・福寿禄・恵比須・布袋尊・寿老神という、七神のことをいう。日本古来の神様は恵比須のみで、弁財天・毘沙門天・大黒天はインドの神様、福禄寿・布袋尊・寿老神は中国の神様とのこと。

 七福神巡りは、元旦から7日までの間(もしくは15日まで)にお参りして歩くもので、室町時代に京都で始まったといわれている。やがて全国各地に広がり、江戸時代には庶民の風習として大流行した。

◆函館山七福神とは?

 函館山七福神の歴史は、江戸時代末期にさかのぼる。町民文化が盛んであったころに「七福神祭」が行われていたという記録が残っており、古くから信仰されていたようだ。また、函館山のふもとにある町の名前に、弁天町、旧大黒町、旧恵比須町と、七福神の名前が用いられていたことからも、身近なところに七福神の存在があったことがうかがえる。

 実は、6/7にガイド付きのこの七福神巡りの催しがあったが、大千軒岳登山の予定が入っていたので参加できなかった。そこで、今日、MTB(マウンテンバイク)に跨ってぐるっと回ってきた。

○弁財天 <厳島神社>
創建は江戸時代前期。古くから海の守護神として、漁業者や商人から信を得てきた。境内には、寄進された貴重な遺物が多く、手水石鉢をはじめ、加賀の廻船主たちが寄進した鳥居や、海上安全のため奉納された方位石などがある。
 
弁財天・・・もとはインドの水辺の女神。琵琶を奏でる姿から芸妓上達の神、また水は浄める力を持っているということから金運、財運をつかさどる女神とされる。
※公開(弁財天・恵比須堂のガラス窓越し) 

○毘沙門天 <称名寺>
 1644年創建。1881(明治14)年に現在地に移転。市内では高龍寺に次ぐ歴史があり、開港当初はイギリスやフランスの領事館、箱館戦争時には新撰組屯所が置かれていた。境内には、新撰組副長・土方歳三の供養碑や著名人の墓も多数ある。
 
毘沙門天・・・インドの神様。四天王のひとつ、多聞天の別名。右手に矛、左手に多宝塔をかかげる、武装分怒の守護神。
※公開(寺務所・宝物館内。寺務所に申し出が必要)

○大黒天 <実行寺>
 江戸時代に創建された日蓮宗の寺院。開港後はロシア領事館としても利用されていた。現在の建物は1918(大正7)年に完成したもので、本堂はケヤキが使われた美しいたたずまいの土蔵造り。境内には「日仏親善函館発祥記念碑」などの碑もある。
 
大黒天・・・インドの神。大黒神とも呼ばれ、元来は武神。右手に小槌を持ち、米俵を踏まえている姿になり、恵比須神と並んで厨房の神とされる。
※公開(北辰殿内。寺務所に申し出が必要)

○福禄寿 <船魂神社>
 函館山のふもとの日和坂上にある神社。北海道最古の神社といわれ、源義経にまつわる伝説もある。海に関連する神が祀られていて、漁業や船舶の関係者のみならず、受験生、就職活動中の学生など、進路守護を願うかたも参拝に訪れる。
 
福禄寿・・・中国の神様。南極星の化身といわれる。長頭で不老長寿の薬が入ったひょうたんを携え、延命長寿の神、また財の神、方除け神とされる。
※公開(境内本殿近く。自由に拝観可)

○恵比寿 <恵比寿神社>
 現在の函館繁栄の基礎を築いた江戸時代の豪商・高田屋嘉兵衛に関連する資料を展示していた北方歴史資料館(現在閉館)横にある神社。神仏の信仰厚かった高田屋嘉兵衛が守護神として屋敷に恵比須神を祀ったことから由来。

恵比須・・・右手に釣竿、左手に鯛を抱える姿から、元来は海を守る神、大漁の神、商業が栄えた室町時代のころからは商売繁盛の神とされる。
※非公開

○布袋尊 <天祐寺>
 1850(嘉永3)年、福島県相馬から来た僧が大聖歓喜天を祀ったのが始まり。現在は別堂に祀られているが、寺の前の青柳坂は「聖天坂」とも呼ばれていた。本堂に向かって右前には、かつて函館山にあった薬師如来石像も祀られている。
 
布袋尊・・・七福神の中で唯一実在した中国の禅僧。福々しい姿に大きな袋を背負い、喜びを施した。無邪気で無欲な心の豊かさを諭す神。
※公開(境内に入って左手。自由に拝観可)

○寿老神 <住三吉神社>
 神社の創立年代は未詳。言い伝えによれば、鎌倉時代に創建されたとのこと。1934(昭和9)年の大火により社殿が類焼。三吉神社と合併合祀の上、翌年、現在の社名に改称された。社殿に向かう参道は、桜観賞スポットとしても有名。

寿老神・・・中国の延命長寿の神。巻物を結んだ杖を携え、三千年の長寿の象徴の鹿をつれている。うちわで難を払うことから、諸病平癒などにも功徳があるといわれる。
※非公開(他の寺社にはあった七福神の立て看板もなかった)
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