癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

知西別岳~時間切れ

2010年03月30日 | 登山・旅行
(画像は、冬眠明けのクマの足跡~標津山地の山では目にしなかったが、知床のクマは目覚めが早いようだ)

昨日で標津山地の予定の山を踏破できたので、6泊もお世話になった快適な中標津の公共駐車場を後にして、知西別岳(1317m)の登山口となる斜里町のウトロへ向かった。

曇ってはいたが、晴れそうな気配もあるので、急いで支度をする。距離と標高差から、登り5時間、下り3時間の計算で、7:30にウトロスキー場をスタートし、頂上に繋がる北西尾根を辿った。

しかし、樹林の濃い痩せ尾根がほとんどで、急なアップダウンが多く、すんなりと歩くことができず、何度もスキーを脱がなくてはならない。575ピークまで進み、尾根を乗っ越すために沢に降りた時点(510m)で3時間を経過し10:30。

その先は広くて緩やかなハイマツ帯の尾根なので、すんなりと歩けそうだが、標高差800mを2時間で登るのは絶対に不可能・・・あっさりと撤退を決意。下りも1/3はスキーを担いでツボで歩き、2時間も掛かった。

このコースからのリベンジは、スキーではなく、ツボかカンジキの方が絶対速そうだ。実際にそういう記録もある。

下山後は、ウナキベツ自然休養村の温泉で汗を流す。この温泉は300円だが、65歳以上は100円なのがうれしい。
その後、昨日まで一緒だった中標津のお二人との明日の知床岳に備えて、羅臼道の駅まで走った。甲子園の小樽北照高校の放送を聞きながら・・・。勝ってベスト8進出。

しかし、夕方の打ち合わせの結果、明日の知床岳は天候がすぐれないので中止となった。明後日以降3日間は悪天候予報。そこで、明日は、天候がそれほど悪くなければ、今日のコースをカンジキでのリベンジに挑戦することに・・・それがだめなら、今回は知床の山は諦めざるを得ないかも・・・。

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
知西別や天気とか (赤ワイン)
2010-03-30 21:11:05
知西別、残念でございました。(リベンジは大丈夫でしょうけど)
マップを見ると、積雪の多い時期に、どれだけ沢を活用して上部(中間部)にアプローチできるかが成否を分けそうですねー。
冬だとラッセル込みで1.5日行程でしょうか。

天気は、うーん、そうですねー。確かに明後日4/1には日本海に前線を伴った低気圧が進んできますが、その時点では知床方面への影響は未だ限定的かも知れません。(南東の風の強まりとガス(雲))
背後には、二三日前ほどの寒気は伴っていないので、発達も限定的かと見えますが、抜けた後にはやはり冬型のパターン・・・さて、どんな推移になるでしょう。
残念! (on)
2010-03-30 22:26:52
リベンジできるといいですねー。
しかしもう熊が動き出しているとは・・・
さすが知床・・・
赤ワインさんへ (管理人)
2010-03-31 02:40:29
おはようございます。
沢を詰める・・・その方法もありますが、この辺りは両岸が急で深いので怖そうです。
今日は昨日より天気が良さそうですので、リベンジ決行のつもりです。
onさんへ (管理人)
2010-03-31 02:42:44
今日これからウトロへ移動し、リベンジ決行です。クマには遭いたくないです。
リベンジできそうですね (中標津Mo)
2010-03-31 10:04:56
中標津から知西別岳が見えていますのでリベンジできたと思います。もし気が変わって3日以降知床岳登るのならお付き合いしますよ。
中標津Moさんへ (管理人)
2010-03-31 17:41:16
お陰様で予想以上の好天に恵まれ、リベンジできました。
知床岳、後ろ髪を引かれる想いですが、夏に登っているので、今回はあきらめます。近いうちにトライするであろうMoさんの写真楽しみにしています。
大変お世話になりました。Miさんによろしくお伝えください。

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