今年の1月11日放送のNHKの「ためしてガッテン」で、「ピーナッツは 血管を強くしなやかにする働きがある」いう放送を見て以来、おすすめの1日20粒程度を、朝のコーヒーを飲みながら、ポリポリ食べるのが日課になっている。
いろいろなバターピーナッツを食べたが、最近は、セイコーマートで昨年末から発売しているオーストラリア原産のバターピーナッツにハマっている。とても柔らかくて、歯触りがカシューナッツに似ている感じで、ほかのバターピーが食べられなくなってしまった。150gで220円、1袋買うと1週間は持つ。
しかも、販売者はセイコーマートだが、加工者が、函館の珍味加工の三海幸という会社であるのもうれしい。
さて、それと一緒に飲むコーヒーだが、これまでは手挽きコーヒーミルで豆を挽くことだけが自分の仕事だった。しかし、電動コーヒーメーカーからハンドドリップ式に変えてしばらくしてからは、妻の指導のもと、淹れるのも自分の仕事になってしまった。
一番のメリットは、コーヒーの味には無頓着だった自分が、味に興味を持ったことだ。自分で淹れたコーヒーが美味しく感じるのは当たり前だが、その日の淹れ方によって微妙に味が変わるのが面白い。いろいろ試しながら毎日楽しんで淹れている。
ちなみに、年代物の手挽きコーヒーミルだが、今から44年前に結婚祝いにもらったものである。しかし、ほとんど使われずにサイドボードの中で単なるインテリアとして眠っていた。
それが日の目を見たのは8年前である。新富良野プリンスホテル向かいの「富良野の森」にある、作家・倉本聰氏の2005年のテレビドラマ『優しい時間』の舞台になった、主人公(寺尾聰)が開いた喫茶店「珈琲 森の時計」(ドラマ後そのまま営業)でコーヒーを飲んで以来である。
ドラマの中でもそうだったが、お客さんに豆と手挽きコーヒーミルを一緒に渡して、自分で挽いたものをマスターが淹れてくれるというシステムだった。それに感動して、我が家でも手挽きをするようになったという次第である。