癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

岩手山(2038m)

2016年10月07日 | 登山・旅行

〈登山口から少し上の焼走り溶岩流から、初冠雪と紅葉のコラボの岩手山を見上げる〉


〈石仏が並ぶ頂稜に出て、風も強く、寒かった頂上(薬師岳)を目指す〉

 昨夜の雨は、朝には初冠雪となって、紅葉とのコラボという粋な演出で岩手山を彩ってくれた。

故郷の山に向かいて言うことなし
故郷の山はありがなきかな
 これは、毎日この山を眺めながら育った石川啄木の有名な歌である。
 
 本州最北の2000m峰で、十和田八幡平国立公園及び岩手県の最高峰。盛岡の北西に位置し、東側から眺めるときれいなコニーデだが、西側には長い尾根を伸ばした形から「南部片富士」と呼ばれている。東岩手外輪山と西岩手外輪山の複成火山がこのような形を造り出している。

 前回は、05年11月上旬に、やはり、姫神山の翌日に登っている。頂上付近は雪で覆われ、物凄い強風と戦いながら登ったことと荒涼とした火山地形が一番の思い出だ。しかし、雪は前回の方が少し多かった。

 コースは、7コースある。前回は、古来からの信仰登山の道で、今でも一番多く利用されている柳沢(馬返し)コースを往復したので、今回は、2番目に多く利用されているという焼走りコースを往復した。国の天然記念物・焼走り溶岩流が見られ、夏はコマクサの群生が見事らしい。

 ただし、今日のコースの方が、1800m辺りまでは、総じてしっとりとした林間コースといった感じで、斜度も緩めで楽な感じだった。特に、1200m付近からは、斜面を斜めにトラバースしながら、裏側へ回る感じだ。前回のコースと反対側から頂稜に出て、頂上も近い。

 山容も登山口からの標高差(1400m)も、羊蹄山と非常に良く似ている。所要タイムも、現在の自分の羊蹄山のタイムと同じような、登り3時間30分、下り2時間25分だった。6:35にスタート。頂上は寒いので写真だけ撮って10分で下山開始。ゴール12:40。ちなみに、11歳若かった前回は、コースは違うが、3時間で登り、2時間15分で下っている。

 ゴール後、登山口の「岩手山焼走り国際交流村」の中にある「焼走りの湯」でのんびり。


苔むした溶岩の道


第一噴出口跡から、眼下の焼走り(黒い部分)を眺める。


第一噴出口跡から上坊コースとの合流点まで、トラバースする1kmほどの間、左上斜面にずっとコマクサの群生が見られる


枯れたコマクサの株
 

裏側へ回り込むようにトラバースしていくと、1750m付近の平笠不動岩と避難小屋が見えてくる


平笠不動避難小屋から、冠雪した山頂斜面を見上げる


氷結したハイマツ。これらを見ながら、最後の雪で覆われた急斜面を細かくジグを切りながら登っていく。
途中で、毛糸の帽子に換え、ウインドウブレーカーの中にインナーダウンを着た。


眼下に2つのピークと火口湖を見下ろす。その向こうは八幡平へと続く山並み。


頂上標識とともに


火口の中に聳える妙高岳


火口壁越しに、昨日登った姫神山と平野部を見下ろす


顔面半分をエビの尻尾で覆われた石仏と祠

 明日の東北地方は、どこも朝から雨予報だ。停滞がてら移動日になりそう。ただし、明後日以降も雨絡みの予報が続くので、予定が立たず悩みそうだ。

コメント (2)
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