ゴール後、バスで移動して訪れた「西湖いやしの里根場」
今日は、雨には降られなかったが、富士山は残念ながら見えず終いだった。
7:30に宿を出て、コースに戻り、まずは河口湖を目指す。河口湖畔の遊歩道から国道138歩きでゴールの富士山駅到着が11:50だった。これで、当初計画のコースはゴールイン。距離は16kmで、時間はのんびり歩きで、4時間20分だった。
ゴール後、バスで移動しても見たいところか2ヶ所あった。それは、1日目に時間が早くて見られなかった富士山ミュージアムと西湖いやしの里根場だった。
結局、富士河口湖町の温泉民宿に着いたのが、17:30だった。
このような道祖神もあった。
北海道にはないものだけに、いろいろなタイプのものが見られて、うれしいものだ。
現代風かぶと造りの民家。
9:00、河口湖畔の道の駅に到着。このあとの6kmほどの湖畔遊歩道歩きが今日のメインだった。
湖畔の谷崎潤一郎の碑とさくや愛の鐘。
さくや姫は、日本神話にも登場する浅間神社に祭られている火の神・木花咲耶姫。
世界文化遺産構成資源のひとつ、御室浅間神社。
湖畔の桜並木に咲いていた冬桜。
11:00、河口湖大橋を渡った大池公園から温泉街の対岸を眺める。
このあとは、ひたすら国道137号をゴール目指して歩くのみ。
富士急ハイランドの側を通る。
11:50、スタート地点の富士山駅到着。
このあと、バスで富士山ミュージアムへ。
先に、近くのほうとうの店で、またもやほうとう。
好みの太くてこしのある幅広の手打ちうどんとたくさんの野菜や山菜が入っているのが大好き。
今年リニューアルされた富士山ミュージアム。
ュージアムの展示館入口。「冨士講のヒミツ」特別展が開催されていたが、ほかにもありとあらゆる富士山関係の展示がとても充実しているお勧めの場所だ。
富士山信仰、冨士講、浅間神社の関係が良く分かった。
その後、河口湖駅に戻り、観光地周遊バスで、西湖いやしの里根場へ。
ここ根場地区は、かつて「かぶと造り」の民家が建ち並ぶ集落として有名だった。昭和41年の台風で壊滅的な被害を受けた。40数年の歳月を経て、富士山をバックにした21棟の昔懐かしい茅葺き屋根群の景色が甦った観光地である。古民家好きの自分としては、是非とも訪れたかったところ。
古民家の中は、いろいろな工芸や伝統文化・歴史・風俗などの製作・展示・体験などに利用されている。この家は、ちりめん細工・つるしかざりの家。
それにしても河口湖は観光客が多いところだ。外国人が非常に多く、バスの運転士さんはみんな英語がペラペラ。
今夜の宿は、富士河口湖町の温泉民宿丸弥荘。今回の旅で最初で最後の温泉。部屋の窓から冨士山が見えるらしいが残念。朝食抜きで6800円。
明日は、河口湖駅発7:00のバスに乗り、新宿~品川~羽田空港へ。空席のある便で函館の予定。