癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

倶多楽湖旧道~四方嶺

2012年10月05日 | 登山・旅行

<四方嶺展望台から倶多楽湖を望む>

 四方嶺(549m)は、倶多楽湖外輪山の最高峰で、山頂のすぐ下までゴンドラがあり熊牧場がある。

 今回は、この山もその一部だったという江戸末期より昭和40年代まで倶多楽湖畔と虎杖浜や登別温泉への交通道路として使用されていたという「倶多楽旧道」にも興味があり、その探訪とセットで訪れた。

 その旧道は、倶多楽湖観光道路の途中(登別市と白老町の境界から白老側にちょっと進んだ地点)から外輪山の一番低いところを峠として倶多楽湖畔へ抜けていた。それは、倶多楽湖から虎杖浜へ、峠から四方嶺を通過する道は登別温泉へと繋がっていたらしい。

 このような「旧道ガイド」があちこちに立てられている。
 このガイドには、倶多楽湖で主人と一緒にヒメマスの養殖に取り組み、主人没後もそこに住み続けた中尾トメさんのこととその往来の様子が書かれている。
 なお、この中尾トメさんは、芥川賞作家の八木義徳の「倶多楽湖」という小説の主人公になっているらしい。帰宅後、探して読んでみたいものだ。

 深く掘れて、いかにも旧道といった雰囲気を残している。

 旧道から外れて外輪山稜線の南側の踏み跡を辿って進んで402峰へ。ここはポンヌプリ(小さい山)と呼ばれているらしい。ちなみに、ポロヌプリ(大きい山)は四方嶺のことらしい。

 来た道を戻って、再び旧道を辿り、峠から湖畔へ下る道を辿った。


 湖畔へ下りたら、レストハウスのあるところだった。再び、外輪山稜線まで戻り、峠から四方嶺を目指した。

 四方嶺の頂上。三等三角点(点名・温泉岳)とパラポラアンテナ施設と展望台。

 四方嶺山頂展望台から日和山とその奥にオロフレ山を望む。

 スタート7:40、ゴール10:40(3時間)。詳しい山行記録は、帰宅後10/8以降。

 下山後、観光道路から少し入った大湯沼展望台から大湯沼と頂上火口から蒸気を吹き上げる日和山を眺める。

 この後、オロフレ山へ登ろうと登山口まで行ったが、頂上に雲が懸かり、雨まで降ってきた。中止して、壮瞥側へ下り、大滝の無料の温泉「ふるさとの湯」へ。

○伊達市大滝地区共同浴場ふるさとの湯

 昨年建て替えられて以降、地元人以外も無料になった。13:00~21:00まで営業していて、隣にセイコーマートがあり、時間つぶしをするには最高。これまでも何度も利用している。
 13:00の開館時間とともに入り、入浴後、休憩室でブログ更新をする。この後も持参した本を読んで夜までのんびり過ごし、駐車場で車中泊の予定。