癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

津軽半島プチ旅行~2日目

2011年06月06日 | 登山・旅行
広々とした田園風景が広がる津軽平野の中のホテルを出て、まず向かったところは、亀ヶ岡遺跡から出土した遮光式土偶シャコちゃんの形をした木造駅舎。
      

次に、日本海側の出来島海岸の最終氷期埋没林へ。
約2万8千年前の最終氷期時代のものと思われるエゾマツやアカマツの針葉樹林数千本が埋没している。埋没林は約1kmほども続き、世界最大規模とも言われている。水没した針葉樹林の根が風化せずに水分によって真空パック状態になって残ったものとみられ、貴重な樹木の化石とのこと。
      

そして、直ぐ近くのニッコウキスゲとハナショウブが咲き出したベンセ湿原へ。国内では南限の海浜低層湿原・中層湿原で、岩木山をバックにした一面黄色の絨毯が美しい。
      
      
      

北上し、シジミで有名な十三湖湖畔を走り、道の駅十三湖高原から十三湖を見下ろす。
      

最果ての龍飛崎へ向かうが、海岸から一気に550mの高さまで上って竜飛崎へ下る竜泊ラインのくねくね道路が凄かった。龍飛崎では、まず階段国道339号線へ。標高差70m、362段の階段を一番下まで往復する。
      
             <階段国道についての由来は、下記が詳しい>
        http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%81%93339%E5%8F%B7
      
             <下の方は、家の路地へと続き、下の竜飛漁港の前に出る>

次に、龍飛崎灯台へ。残念ながら、対岸の北海道は霞んで見えなかった。道の駅三厩で昼食を摂る。
      

最後の予定は、2山セットで東北百名山になっている袴腰岳・丸屋形山登山だったが、平館側からの丸山林道と思って入った林道は通行止めになっていた。反対側の今別側へ回って登るだけの時間的余裕はなく、残念ながら諦めることに・・・。あとは、あちこち時間潰しをして、18:00発のフェリーに乗る。帰宅後に調べたら、丸山林道は一本南側で、違う林道に入ったのだった。しかし、荒れていて、普通乗用車では無理のようである。