ボクは雑草です

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北朝鮮の脅威(一)

2017-04-22 04:34:27 | 報道/ニュース
ちょっとうんざりと言うか、いい加減にしてほしい。毎日毎日、核だとかミサイルだとか。北朝鮮にうんざりではなく、テレビですよ。なんじゃこれは、と思っていたらいよいよ政府広報のHPにミサイル避難方法だって。まるで臨戦態勢のように国民をあおっています。自衛隊はフル活動です。こんなことやっているのは日本だけ。当事国の韓国もアメリカもいつもと同じです。これじゃあマンガのような北朝鮮のテレビと同じですよ。
国民に不安と恐怖をあおり重要な問題から目をそらせ論点をぼかしていくのは安倍政権になってからぞっと続いています。国会で3分の2以上を持っている与党はやりたい放題、法案は出せばすべて通る状態がこうしたマンガのような異様な報道になりました。
確かに北朝鮮の脅威はあります。今やミサイルと核兵器しか武器がないのですから。戦闘機は遅い、戦車はガタガタ、いくら兵士の士気が高いと言っても、武器がなければ打つ手がありません。サイバー攻撃だけでは勝てません。せっせと核兵器やミサイル開発を進めてイキがっているしか生きる道はないのですから。でもそんなことは10年以上前からやっています。いま始まったことではありません。しかも北朝鮮が戦っている相手は日本ではありません。日本にアメリカの基地があると言っても韓国にはもっと北にとっては身近な脅威になる基地があります。その韓国ですら大統領選挙でいっぱいなのに日本が突然騒ぎ始めたのはなんなのか。
答えはトランプさんにありました。就任から100日のいわゆるハネムーン期間に公約がひとつも実行できていません。“メキシコとの国境に壁を作る”は議会で否決、“イスラム教徒の入国禁止”は連邦裁判所からはねられ、“オバマケアやめる“は法案すら出せません。打つ手がなくなったトランプさんは子どもが駄々をこねるように突然シリアを攻撃しました。生物化学兵器を使ったと言ってアサド政権の空軍基地に巡航ミサイルを59発。続いてアフガニスタンのISの拠点に大型爆弾を落としました。大統領にはこんな権限があるんだと見せつけたかったのです。その流れに乗って北朝鮮に矛先を向けました。
もともと北朝鮮は米韓合同軍事演習に過敏に反応してきました。韓国軍29万人・米軍1万人が目の前で軍事行動をやられては見ているだけにはいきません。ミサイル発射してみたり、軍事演習は宣戦布告とみなすと言ってみたりしてきました。つまりいままでと同じ北朝鮮なのに変わったのはアメリカの大統領なのです。そのトランプさんに憲法を変えたい安倍さんが飛びついた構図なのです。
それにしてもトランプさんもまだ大統領になったばかり。空母カール・ビンソンが15日にも朝鮮半島に来ると言ったら実はオーストラリアへ向かっていた。急いで朝鮮半島に向かっていると言っても25日になってしまいました。軍の動きが分かっていません。安倍さんはと言うとここぞとばかり大騒ぎ。北朝鮮は生物化学兵器を持っていると言ってみたり、韓国には5万人の日本人がいると言ってみたり、いまさら言われなくても分かっていることばかり。恐怖をあおるのは悪い政治家です。
大統領の権限を行使したいだけのトランプさんと目立ちたいだけの安倍さん、このふたりには困ったもんです。まるで戦時下のように騒ぎ立てるテレビも困ったもんです。しかし本当に困ったもんはそのテレビをうのみにして過剰に反応する国民ではないでしょうか。
韓国の人が言いました。「台風の中心は風もなく静かです。周りが騒ぎます。韓国では今もフクシマ(放射能)の話題でいっぱいですが、日本ではあまり騒ぎません。北朝鮮の問題も同じです。中心より周りが騒いでいます。」・・なるほどね。

2017/04/22
※いよいよマンガのような報道が電車を止めました。29日早朝5時30分ごろ北朝鮮はミサイルを発射。その報道を受けて6時6分首都圏の地下鉄・新幹線などが一斉に止まりました。ミサイルは7分で日本に到達します。40分も経って止めていたって意味はない。ミサイルは失敗。過剰報道によるパニックでした。こんなことがいつまで続くのか・・
2017/04/29
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