ボクは雑草です

シフトクリエイティブ社長のブログです。

スマホの動画はタテかヨコか?

2016-09-19 17:56:39 | 報道/ニュース
先日、スマホの動画はタテかヨコかというアンケート結果がネットに載っていました。写真の場合は状況に合わせてタテにしたり、ヨコにしたりするのですが、動画はヨコ、と思って結果を見たら、なんと若者の半数以上がスマホの動画をタテで撮っています。そういえば事件やテロ、隕石落下などの投稿動画はタテですね。これはとっさの時、ヨコにしている時間がなくタテで撮っていると思っていましたが、どうやらそうでもなく普通の時もタテイチで撮っているのです。
ではなぜ動画はヨコという概念があるのでしょう。それはテレビや映画がヨコだからです。テレビや映画が今のサイズになった歴史を振り返ってみましょう。
テレビが普及したのは60年ほど前です。対して映画は100年以上の歴史があります。そのため当初テレビも映画と同じフィルムでした。35ミリフィルムのサイズがおよそ4対3でした。テレビはそれに合わせたものです。それがデジタルになってハイビジョンになって今の16対9になりました。細かいところは省略するとざっとこんな歴史です。
問題はなぜ横長になっていったのか、というところです。人間の目は両目で見るとき視野角度はだいたい左右120度、上下75度と言われています。実際はもっと見えているのですが、いずれにしてもヨコの方が多く見えています。そのためヨコを拡げるほど臨場感が出ます。テレビはデジタルで画像をつくっていますのでサイズはいくらでも変えられますがこれもフィルムのサイズに合わせて気持ちの良いところで16対9がテレビの標準サイズになりました。
そうなってくるとやはり人間の目に合わせたヨコ長の方がしっくりくるのではと思いますが、いまや動画はテレビや映画だけではありません。監視カメラやドライブレコーダー、お店のPOPなども動画です。そして一番の影響はゲームです。ゲームはタテもヨコもありません。正方形だってかまいません。これが動画はヨコという概念を変えました。テレビや映画がヨコでもスマホはタテで違和感はないのです。いま流行っているポケモンGOだってタテの方がやり易いし、まんがのコマ割りにいたってはもうタテやらヨコやらありません、思いっきりナナメなんてものもあります。概念は周りの環境で変わってしまうのです。
でもね。ひとこと言いたい。では構図はどうするの?絵画だってタテもあればヨコもある、でもそれぞれ構図が決まっています。タテの構図、ヨコの構図、構図の良いことが絵画の価値を高めます。動画だって同じです。構図を考えたらやっぱり動画はヨコでしょう。なんて言っていると、“この人、変。“と言われそうなので、今日はおしまい。

2016/09/19

※映画のサイズはもっとヨコ長のものもありますが効率的に16対9となりました。
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