夏仕様

土曜日にサイクリングに行ってきた。あのクソ暑い中で、１００キロも走るとあたまクラクラする感じ。
水飲みまくりで汗出まくりの一日。登りのほとんど無いコースで走らせてもらったのに、帰ってきたらお山を走りまくったみたいな疲労感。
まだまだからだが夏仕様に転換されて無いみたいで、体力が暑さと直射日光にみるみるうちに奪われていった感じ。
服装ももうちょうっと夏モードの対策を練っていく必要を痛切に感じた次第。もう半袖で走る季節ではなくなったみたい。UV対策大切と痛感。おっさんとしては太陽光線に、年を取るごとに弱みを握られてるようになっていく感じがする。夏でも涼しくなる長袖シャツ着用は必須かもと思った。
それに、これからのサイクリングは熱中症にも気をつけたいと思う。

そのサイクリングのメモ。
金曜日に特に宣言をしたわけでもないけど、たぶん間違いなく日中は思いっきり暑くなるやろなと思ったもんで、自分が起きれる限界に挑戦し、その結果次第で早朝よりサイクリングに行こうかなとええ加減なことを書いたみたい。
それを見ておられた、普段より早起きをされてる岩ちゃんから朝6時に電話をいただく。
丁度そのときは、目が覚めてテレビを付けながら、何時ごろに我が家をでるかなぁと逡巡してたときやったし、早く出るきっかけと言うか、ケツを叩いていただいた感じで、ダラダラせずに良かったかな。
とりあえず8時半に富田林の彼方児童公園でまちあわせし、せっかく早起きしたんやし、少し早めの7時に我が家を出発した。
さすがに暑いとは言え、この時間やとわりと快適に走れるな。これからのシーズンは、できればこれくらいの時間から午前中までに終えるようなサイクリングをしたいと思う。

朝の8時前に走る石川自転車道は、わりとすがすがしくて気持ちよく走れた。

8時半の待ち合わせやのに、8時に到着してしまった。一瞬滝谷の登り下りを1本いっとこかなと思ったけど、休憩をしてはった方と少しお話してる間に岩ちゃんとかけＣさんが到着。
今日は、初めてお会いするkogakiさんとご一緒するみたい。
午前中サクサクッと走るんかと思えば、全員ご集合した時点でどうやらガッツリと一日走るような感じと分かる。
最初の気分として、午前中だけ走る感じでええかなと思ってただけで、1日走っても特になんの用事も無いもので、ぜんぜん問題はなかったし。
で、どこに行くかもぜんぜん分かってない。どうやら岩ちゃんらも予定が無いみたい。
横で聞いてたら、どうやらお山を越えてmillionさんとこの“よろず亭”にお昼ご飯を食べに行くことに決まったみたい。
水越とか越えるんかと思って覚悟したけど、どうもかけＣさんの調子が今ひとつということで、ゆるゆるの穴虫峠を選択。
また石川自転車道を戻り穴虫峠をサクサクと越えて相撲会館で一度休憩。すでにボトルの水が乏しくなったんで補給。そして炭酸を一発入れとく。今日はとにかく水分補給を重視していく予定。暑いから。

ここからはちょくちょく利用させていただく細い道を通ってJR高田駅の横から飛鳥川にでて橿原神宮まで。
millionさんところが11時オープンやし、少し緩めのスピードでとろとろとポタリングのレベルでゆっくりと。
目的地に11時前に到着。
いつもチキンカツとかの揚げ物系しか食べたことが無いので、何故か鯖の煮付けにものごっつい惹かれてしもて、もう鯖が食べたいのモードに突入。

鯖も油が乗ってて、ものごっついうまかった。ちょっと甘めの出汁が、汗を掻きまくった身体にしみこむようになじむ。ご飯をおかわりさせてもらったけど、実はできたら煮汁をご飯にかけて食べたい欲求に駆られまくり。何とか耐えたけど。
食後のコーヒーまでご馳走になり、お店もお昼の時間でお客さんも多数来られだしたので、お仕事のお邪魔せんうちに退散することに。
millionさん、美味しかったですわ。ありがとうございました。

12時も過ぎれば、もう外は猛暑猛暑。暑くてたまらんぜ。
橿原神宮横では、最初車道を走ってたけども、良く考えたら歩道に自転車道が併設されてて、そちらを通ったら木陰走れるやんと言うことに気付く。自分で、そんなんもん、なんで分からんのかと思った。

わざわざ日なたを選んで走るサイクリスト。横の自転車道は涼しげな木陰やのにね。

帰りは岩ちゃんリクエストで、江戸時代の街並みがそのまま残ってるらしい“今井町”を見学してから帰ることに。
奈良方面まで来る際にはこの町の横を今まで何度か通過してたけど、今井町ってこんなところにあるんやなと今年の春の桜のシーズンにラーメン河からの帰りに教えてもらった。
まだ町に踏み入れたことは無かったけど、保険会社かなんかのCMで見たことある。

まぁ、趣があるといえばある。でも言われんかったら普通の古い街並みとしかわからんかも知れんけど。
最初に資料館みたいなところで、江戸時代から続いてる街での生活ルールとかなんとかとレクチャーもしていただいた。

この時点でもう暑さピーク。
でもまだまだ大阪まで遠いし、岩ちゃんが坂道登りたそうやったんで、竹之内峠を越えて帰ることにした。
前回も同じ道を越えて帰って、なんかしんどいし車も多いしでどちらかといえば苦手なほうの峠やねんけど、かけＣさんが旧道の最初からスタートする道をご案内いただけると言うことで、ずっと旧道を進む。

こちらのほうが木の陰がほとんどで、非常に楽に登れたかな。
峠の頂上で少し熱を冷ましてから少し下って道の駅で水分補給。
もうかなり暑さに参ってきた感じ。結構な疲労感が出てきた。
後はいつものように臥竜橋まで降りてきて、ここで狭山から来られたkogakiさんとお別れ。

臥竜橋の上で写真とったけど、この空の雰囲気ではもうまさしく夏。暑さが伝わってくる空と雲の様子が撮れたかな。

もう一息、おいらたち3人はいつものように石川自転車道を柏原まで。
ここでもう一度コンビニで休憩するという岩ちゃんとかけＣさんと別れ、一人またまた厳しい向かい風のなかを下ハンもってトレーニングモードの気持ちで中環まで。
中環を帰ろうかと思ったけど、ここまでの向かい風でかなり疲労したし、もう1本西側の道を北上し、出戸から平野・加美を経由し、岸田堂から帰宅。
到着したのは、4時半ごろやった。
走行距離は丁度１００キロ。
でも距離以上に疲労感のますサイクリングやったかな。すべてはこの暑さに体がぜんぜんついて行ってない感じやったからと思う。

帰宅後におっさん娘が外食して帰ってくるらしいと判明し、家主さんとご近所にご飯食べに行く。
なんせ体が水分を乾いたスポンジのように吸い込むむんで、もったいないくらいにビイルも飲むし日本酒も飲んだ。
疲れと酔いで、帰り道に桃ちゃんから日曜日に淡路島行きませんかとお誘いをお受けしたけど、断腸の思いでお断りさせていただいた。
ちょっと一瞬行ったろうかなと思ったけど、酔いに任せて安請け合いしてたら、間違いなくご同行の皆さんにどえらい迷惑をかけてたかもしれんと、翌日の日曜日に胸ををなでおろすような体調やったのを付け加えておく。
桃ちゃん、せっかくお誘いいただいたのに、ごめんね。まだまだからだ作りが出来ておりませんでした。

と言うことで、日曜日は午前中から家事労働にてすだれをロッカーから出してきて設置したり、扇風機をやっとこさ組立てたりする。
午後の遅い目になってだいぶ体調も回復してきたし、無謀にも身体に相談することも無く頭だけで「ぶどう登って十三峠から降りてこうかなぁ」とか思う。
でもお外がビュービューと猛烈にきつい風が吹きまくってるのをベランダから見て、とにかく止めた。
仕方なくゴロゴロとテレビ見て、早い目からちょっと立ち飲み行って「また自転車の兄ちゃん、どこ走ってきたん？腕赤銅色してんで。顔もサングラスの形ついてるし」と言われながら、ビイルと焼酎をいただき、1時間ほどで撤収し、我が家でご飯食べてテレビ見てお風呂入って寝た。
気付けば今朝やったと言う感じ。

そんな週末の出来事。
とにかくこの暑さ対策はなんとか考えんことにはあかんなぁ。
当面は徐々に身体を慣らすしかなさそうやし、短い距離で短い時間でもこまめに走ることかな。
そんな感じで行きたいと思う。
また金剛ロープウェイは登りに行く。