３連休の中日が当初より雨模様。特に高いお山の上ではえらいことになるらしいとの情報で、素直に標高の高くない上高地のテント場で宿泊することに。
初日の夜に憂さを晴らすようにすき焼きして楽しんだけど、思いのほかすることもないし飲むことしかない。なので持参のアルコールがすぐになくなってしまって後は寝るだけ。
と言うことで８時過ぎには寝てしまって次に起きたのは夜半に雨がテントをたたくバタバタって音で目が覚めた。でもそれも音に慣れてきてまた寝る。ついでにシッコも行っておいたけど、かなりきつい雨が降ってるなという印象。どうせ翌日は山に登る予定も一切なしにしたので、起きてからまた何をするかを考えるというようにしてた。なのでテント泊にしてはかなり遅くまで寝てたはず。
起きてもやっぱり雨。テント内で軽くスープで朝食を食べ、また横になってウダウダしていても仕方が無いので朝の河童橋近辺まで散歩がてらぶらぶらと散策しとく。やっぱり天気の加減か知らんけど、心もち人出も少ないみたいな感じがした。なおかつ日本の言葉をしゃべってられないかたも結構いらっしゃったりする。
適当にぶらぶらしても時間はそれほどつぶれず。そんなことをしてると雨も小降りになってきたので、この隙にテントを撤収して上高地を脱出しましょうとなり、テント場にもどって撤収の準備。
幸い雨はほとんど降っていなかったけど、十分に水分を含んだテントを撤収するのはやっぱり嫌やなぁ。
雨に濡れて感覚的に倍ほど重くなった気がするテントをザックに詰め込んでテント場を出発。かなりゆっくりとしたつもりやけど、それでもまだ１０時にもなってないやん。
今回お山のお友達に４人用のテントをお借りしたけど、当然ながら自分の持ってる二人用にくらべると大きいな。その分室内スペースはごっつい広く感じたけど。このテントに４人で寝たこともあるけど、それほど窮屈に感じなかったかな。今回はそれに３人なんでまったく余裕。
最近はグループで来ていてもそれぞれのテントを持参し、３人で３張りとかも多くなってきていると聞く。シルバーウィークに行った立山の雷鳥沢でもテント場管理のお兄ちゃんがテントの数が増えてきて困っていると言うてたな。おいらも二人用のテントを持っているので、３人ならせめて二張りで対処しないとならないなと思った。管理の兄ちゃんが、そのうちテント場で張る数を制限しないとならないかもとか言うてたし、おいら達利用するほうも考えないとならんなと思った。
上高地を撤退した後はすぐに平湯にもどる。本日のお宿はこの平湯温泉でお安く泊まれるお宿を手配いただいていたけども、まだお昼にもなってない。当然旅館にチェックインもできないし。
仕方なく高山市内でも観光しましょうかってことになり、いったん高山まで降りる。
もう何度も高山に行っているので特に見るところも無し。高山ラーメンの昼食を食べてから市内を徒歩でウロウロとしてまた平湯にもどる。
本日はこちらのお宿に投宿。
お部屋にお風呂とトイレが無いので安いと思う。でもまだお部屋の壁とか天井とか畳とかも新しかったし、おそらく改装してそれほどたたないと思われる。テレビも液晶の大型テレビやったし。
でもおいらの職業柄いえるのは、最近は利用するほうも多少なりとも贅沢なところが出てきて、部屋に風呂とトイレがないっていうときっと敬遠されるんやと思う。どうせお風呂なんか温泉に入るだけやのになぁ。まぁ、おいらはぜんぜん気にもせんし、普段から冬場のスキーで泊まるお宿はそんなもんやしまったく気にならず、かえってこんなに安くていいのか？って思ったくらい。
夕食もそこそこやし朝食もなんの文句もないレベルやったのでお勧め。
その夜は当然ながらうだうだと３人で飲みまくる。いや、約１名は早々と寝てしまったので二人で飲んだって言うほうが正解か。 
(uechicchiアニキより拝借）
飲み終えてからまた温泉に入って寝る。
翌朝は朝食を７時３０分よりいただき、またお風呂に入ってチェックアウトし大阪へもどることに。高山からはまた郡上八幡までせせらぎ街道という地道を走り、途中なんともいい感じのお蕎麦屋さんで早めの昼食をた食べ、後は一気に東海北陸道から名神高速、京滋バイパス、第二京阪道を通って我が家に送り届けていただいた。到着してもまだ２時半やったけど。
天気もいいし、一気に濡れたテントやらザックやらシュラフやらの一式を天日干ししておくことに。風もそこそこあって一気に乾いた。
帰宅当日に濡れたものなんかを乾かせると、片づけがごっつい楽。毎回こうならいいけど、今回は特別かな。
そんな３連休の真中に天気が悪いという、なんともいえんお休みやったけど、それでもお山の近くにおれていい空気も吸えたしストレス解消にはなったかな。
なんやかんやいいながらも楽しかったぜ。
