ぬるい気持ちで、ええんちゃう

頑張ってもどうにもならんこともある。
”しゃーないやん!!”ってぬるい気持ちのときもあるよ。

久々に金剛山

2016-09-12 19:54:30 | お山

ここしばらく先月の20日・21日に長野の戸隠山に登りに行って以来お休みの日に自転車ばかりでお山から遠ざかっていた。前回の戸隠山登山のときに歩行の筋肉に刺激を定期的に与えてやらないと、少しの距離を登り下りするだけでかなり筋肉が疲労してしまって情けなく思ったりしたので、できれば月に一度くらいはお山歩きもしておかなければとこのお休みの日には自転車に乗るよりもお山を歩くことを優先させて近場の金剛山に登ってきた。テーマはゆっくりでもしっかりと登り下りすること。でも基本的に金剛山では登って下るだけになってしまうけど。
とりあえず記録として残しておきたい。

特に金剛山をなめているわけでもないけど、水越側の青崩から太尾尾根を上がれば1時間半ほどで頂上に到着できるので遅めのスタートと我が家を10時少し前に車で出発。いつも自転車で通過する白木のコンビニでカップ麺とおにぎりを調達し水越トンネル入り口あたりの路肩に駐車して11時30分に太尾西尾根の登山口をスタート。

いつものようにいきなり普通に歩くスピードで登りだすと急に心拍が上がりすぎてしまうので、亀のような超スローなスピードを意識しながら歩き出す。それでもすぐに心拍が上がってくるのでゼイゼイ・ハァハァ言うのはしかたないし、この季節やしこれでもかってくらいに流れるほど汗が出るけど。
それでもゆっくりと30分ほど登って太尾東尾根との分岐に30分ほどで到着。しばらくは緩い斜度を登り、太尾塞跡に着く前の急斜面を息を切らせて通過し12時にに到着。ここから頂上までは軽く登って30分ほどゆっくりと歩いて頂上広場に到着。ちょうど1時間30分要した。
 
ここで昼食。
 
低山とは言え一応1,000メートルを少し越える標高なんで、この日は吹く風が少し冷たくて汗でボトボトに濡れてしまった高機能な繊維のTシャツが気化熱を奪われてしまって日陰でじっとしていると寒く感じたくらい。日向にいてちょうどいい感じかなと思った。

のんびりと1時間ほどかけてご飯を食べ、それから下山。
車を置いてあるので下山ルートはおのずと限られるし、登ってきた太尾尾根をピストンするか青崩道をくだらないと、ダイトレを降りると無駄に水越峠から舗装路をとぼとぼとトンネル入り口まで歩かないとならない。まだ時間も2時なんでちょっと洒落も交えてダイトレ降りて水越峠から葛城山ピストンすると結構な上り下りを歩くトレーニングになるかなとふと思ったので、とりあえず葛城神社まで歩いてしまった。そこでそうそう、葛城山をピストンもしんどいなと、ここならもみじ谷の沢を下るなと思いついたりした。
早速地図を確認。でも前回水越から遡上したけど、最後に沢から離れて尾根まで直登する区間が結構な急斜面やったし出てきたところの記憶もない。たぶんこのあたりのはずといったり来たりして、なんとなくここかなってところを少し下ってみる。このもみじ谷ルートは一応破線のコースやし入るところに何にも案内がない。間違いなく一度歩いておかないと下山ルートの入り口は見つけられないと思う。
ほとんど藪漕ぎに近い状態で沢まで降りる。

踏み後はちゃんとあるしテープもあるので分かるとは思うけど、しらんかったら不安やな。後戻りするにもかなり急な斜面を登り返さんとあかんのでとりあえず下るところまで下るしかない。たぶんここで間違いは無いはずと自信はあったけど。

沢に出て後は下るだけ。それほど水量も無い沢やし渡渉すると言うても石の上を歩けば靴をぬらすことも無い。そんな感じの沢なんで結構楽しいのよ。

こんなところを降りてきて、

こんなところを下っていく。
ぜんぜん急斜面でもないのでそれほど危険なところもないな。六甲の地獄谷のほうが沢登りしてる雰囲気はあると思う。

15時にガンドガコバルートに合流。

左のほうがもみじ谷で、右に登るとまた太尾塞跡に登り返すことになる。 ほとんど林道みたいな感じの道を上がっていって最後にちょっとだけ登山道を登れば太尾塞跡に到着する。水越峠から舗装路をとぼとぼと歩くなら登り返してでも太尾塞跡から太尾尾根を下山するほうがトレーニングにもなっていいかなと登ることにする。
この林道は初めて登るけど、あまり楽しくは無いな。でも途中で葛城山が見えたりもするので体力に自信のない人なんかにはいいのかもしれん。

15時30分に到着。
太尾塞跡で10分ほど休憩しゆっくりと下山。車のところに16時25分に到着した。
今回のルートはこんな感じ。


久々の金剛山やったけど、そろそろ秋を感じるようになってきたように思える。また登りに行こう。