カテゴリーに“自転車”とプルダウンをするのがごっつい久しぶりな感じ。実際ごっつい久しぶりやけど。
とにかく本日週初めの月曜日で、次のお休みまでまだまだ果てしなく時間がかかりそうな気分の中、首の後ろから肩甲骨の辺りからの筋肉がこわばってて筋肉痛の辛いことこの上ない。おまけにほぼ最近鍛えた覚えの無い後背筋とやらも同じく筋肉痛の状態。
先週と先々週にも一応自転車に跨ったものの、ほとんど自転車に乗ったといえるような距離でもなかった。毎日の通勤往復で乗った距離とほぼ同じやし、本人的にも“自転車乗った”と思えないほどにサドルの上の記憶も薄い状態。
そんなんで、人様には“自転車乗りましてん”とはよーいわんかったけど、昨日の日曜日に自転車のお友達にお誘いを受け金剛トンネルまで往復してきたし、これでやっと声を出して“自転車乗りましてん”といえると思う。
先日岩ちゃんからメールで「○西さんが転勤されるんで、送別サイクリングします。」とお誘いをいただいた。
日曜日におっさん娘が帰ってくると家主さんから伝言もあったんで、おいらがどのように拘束されるのかが前日の金曜日の夜までまったく持って不明。そんなわけで岩ちゃんには「いけるかどうか分かりません。また連絡します。」とだけ返事をしておいた。
幸いなことにおっさん娘が午後に帰ってくると言うことをきいたもんで、それとなく日曜日の昼過ぎまで自転車乗ってもいいかと聞くと、それはあんたの自由やとめったに聞かんフレーズでお答えいただいた。
ではお言葉に甘えて自由にさせてもらいますと14時縛りでサイクリングにご同行させていただくことにした。
リビエールに8時半ということなんで、我が家を7時45分に出発すべく、寒いや暑いやどっちやねんと思いをめぐらせながら自転車衣装に着替え、自転車に空気入れてヘルメットかぶって手袋して元気良く出発した。
天気予報では少し寒いようなことを言うてたんで、一応初秋及び初春用のジャージにタイツの服装にウィンドブレーカー着て走り出した。自分でもナイスチョイスと思える服装で、寒くなく暑くなく快調に八尾の近辺にて25号線に合流。それとなく喉も渇いたので水でもと思って下見たらボトルが無い。落としたわけでもなんでもなく、ただ単に自転車乗る手順をすっかり忘れていたようで、ボトルのことが頭からすっかりと抜け落ちてた模様。ここで正直ごっついテンション下がった。つまり、ごっつい情け無い気分に陥ったということでおます。こんなところにも自転車乗ってなかったという現実を突きつけられたようで、ほんまに情けない限り。トホホ。
仕方なくコンビニで水かってボトルゲージに。この姿は別になんてことは無いけども、自分的には情け無い姿に思えて仕方ない。あーあって感じ。
リビエールには8時半丁度に到着。すでに皆さんおそろいで、主役の○西さん、岩ちゃん、Kカドさん、チムさん、それにはじめましてのテッドさんにMR井さんとおいらの総勢7名で出発。
まずは三日市から茶房“郷”をぬけ、310号を金剛トンネルへ向けて出発。途中彼方の公園で少し休憩。その際にKカドさんがスローパンクみたいやけど、とりあえず空気だけ足して再出発。
その後河内長野の少し手前で、最近自転車頑張ってはる岩ちゃんが「激坂行きましょ」と変態なことをおっしゃるし、みなさんも変態らしく何の異議も申し立てされないしで、おいら一人手を上げるのも大人気ないかと重い足取りでごっつい急な坂を登っていく。
途中気を抜いて力を入れてこいだら前輪が浮いたりしながらきつい登りを登りきり、最近出来たらしいお寺に到着。
なんと言うお寺か忘れたけど、ほんの1ヶ月か2ヶ月前に出来たらしい。きれいやとかそんなことより、これを作るんにいったいなんぼかかったんかなー、1億するかなーとかそんなしょうむないことばかりが頭をよぎったりした。たぶんおいらにはご利益はないやろな、きっと。
しかしなかなかの激坂で、その日の夜の石畳走る自転車レースを見ながらこの登りを思い出したりしたんで、印象に残ったのは間違いないな。
そこから河内長野の駅前まできて、今度は岩ちゃんがパンクやという申し出が。
仕方なく先ほどからスローパンクされてるKカドさんと二人でパンク修理をすることに。
この写真見てると、パンク大魔王のチムさんがパンクしたみたいに見える。ごっつい様になってるし。
でも実際は岩ちゃんの自転車です。
左、パンク修理の監督をする岩ちゃん。で、右は自分の自転車のパンク修理するKカドさん。
岩ちゃんの人徳やな。何も言わんでも勝手に回りがさっさとパンク修理をしてくれてたもんな。申し訳ない、おいらは喜んで写真とってただけです。ガハハ。
修理も完了し延命寺に向けて再出発。
茶房“郷”まではきつくなくゆるくなくって登りやけど、ブランクのあるおいらにはすでに大変厳しい状況に。心臓が悲鳴を上げてますわ。
それでもなんとかゆっくりと登りながら行者湧水のところまで頑張る。
ここで久々に100円でこんにゃくを食す。カロリーはまったく無いけど、やっぱりうまいな。
ここで少しまったりとさせていただき、11時15分にトンネルを目指して出発。ここからが登りの本番と言うこと。
天気が良くなってきたので、木の陰になることが少ないこの道は日の光を浴びながら走れるからか寒くなくてええ感じ。それでも相変らず登りはしんどくて、最後尾をゆっくり上がることに専念する。とにかく負荷をかけて登ると心臓がバクバク言い始め、もう勘弁してくださいと弱音を吐くもんで、今日のところはこれくらいにしといたろ程度の負荷に抑えて登る。
それでもなんとか頂上には着くもんです。
ここから皆さんは五条までくだり、有名なパン屋さんによってから奈良のほうを目指されるとの事。おいらは残念ながらこちらで引き返す時間。
転勤される○西さんには再会を約束し、皆さんにご無事の走行をとお声がけさせていただき元来た道を下り始めた。
下りもさほど寒くなかったんで、これからは自転車乗ってもほんまにええ季節なんやと再度実感として感じた次第。もう少し自転車も乗ってやりたいと思う。
歓心寺まで下り、このまま下るのも芸がないもんで、ほんの少しやけど登りいれていつもお世話になるヤンキーのおねえさんのいるデイリーヤマザキに寄る事にした。
そこで久々青空の下、駐車場でカップヌードルを食べる。
丁度12時半ごろやったんで、このまま直行で帰れば2時に我が家に着く。自転車乗ると不思議なもんで、ほんのすこしだけやけどもう一登りグリーンロードを走るかなと思ったりした。登り嫌いなはずやのにな。
邪念を振り払い、とにかくまっすぐに帰ることに。
サイクル橋あたりの桜並木はまだつぼみ状態かな。
おそらく今週末くらいには桜の花も開くことやろし、この道は露天も一杯出てさらに道路をふさぐように花見の場所取りも始まるんで、暫く通るのは遠慮で、土手の下を走ることになる。
しかし久しぶりに走る石川自転車道は風がきついきつい。横風なもんでさほどはしんどくなかったけど、いつもどおり大和川まで出ると強烈に向かい風。この向かい風も久しぶりと思いながら下ハン持って頑張る。
信号で追いついたローディーさんより先にでたら、ずっとおいらの後にビタッとついてきはる。それはそれでええけど、中央環状線のガードの少し手前でスピード緩めたら黙って追い抜いていきはった。これには温厚なおっちゃんでもちょっとムッとするな。追い抜きざまに一言あってもよさそうやのに誠に残念。けっこうええ年のお方やったで余計にそう思ったりした。
そんなこんなでメーター読みで100キロほど。
実は朝に走り始めたとき、メーターの数字をリセットするのにどうするんやったか思い出せんでごちゃごちゃ触ってるとややこしいことに。なんとか元に戻ったものの、途中で設定が変わったんではなかろうかとちょっと不安。金剛トンネルまで100キロもあるかなー。金剛ロープウェイまでの往復で85キロちょっとやし、微妙といえば微妙な感じの距離。まぁだいたいそんなもんと思っておこ。
正月明けに嵐山まで100キロ越えを走って以来の長距離走。それも登り付き。幸いながら自転車に乗ってペダル回すことも覚えてたしブレーキのかけ方も覚えてたんでなんとかなったと思う。確かに歩くのと一緒で一度身体に染み付いた動きって忘れんもんやなと思った。
そんなこんなで、とりあえず“自転車のりました。”