やさしい時間

「写真でブログ」タイトルを変更しました
何気ない日常を写真とともに綴ります

2016年11月16日 | 独り言



夕方の海が好き

なんとなく ほっとする


何度も見ている海なのに

夕方の海には魔法がしみ込んでいるみたい


波が寄せて返すたびに

その魔法が溶けてくる



夕方の海が好き

夕陽が沈みかけて

オレンジ色にきらめく波間に

懐かしさがあふれる







旅に出かけよう





温泉

2016年01月28日 | 独り言




一人になりたい

どこかへ出かけたい


日増しにその思いは募るばかり


そうだ、どこへでも行かれるように

スタットレスのタイヤに変えよう


そして、いつでもどこへでも行こう


雲に乗るように 飛んでいこう




夢の続き

2014年05月11日 | 独り言
昨日の夢には続きがあった。

夢は目が覚めた時は覚えているけれど
時間が経つと大抵は概要だけしか覚えていない。

昨日の夢もほとんどがおぼろげで
どこで何をしていたのかは全く覚えていなかった。







夢の中で彼は言った

「頑張ったね、ご褒美だよ」

彼は私にキスした後突然姿が見えなくなった

「僕は姿を消すことが出来るようになったんだ、
 すごいだろう?」

彼の声だけは聞こえていた


最後に

「もう大丈夫だよ、じゃあね」と言って

彼は本当に消えてしまった







夢から覚めた私は、
彼に逢ったことだけが心を捉えて
それだけを覚えていたらしい。


『僕は姿を消すことが出来るようになったんだ、、、』

この言葉を後になって思い出した。


もしかしたら、彼はお別れを言うために
夢に出てきたのではないだろうか?

そんな思いが心を揺らす。




ずっとずっと昔の恋だから
綺麗な思い出だけが残っている。

だから、ほんの少しの間、
彼のその後を想像したり、
安否を気遣ったりしてみたい。


『天使のキス』というタイトルは
私の潜在意識の中で姿を消せる彼を
『天使』としたのかもしれない。
今までも、そしてこれからも逢う事もない彼は
私の中では存在すらしていなかったのだから。




心の中に残っていた淡い想い、
まるで花びらが舞うように
私の心をかすめて 消えていった、、、









天使のキス

2014年05月10日 | 独り言



夢を見ました。




ずっとずっと昔の まだ20歳代の私が

どこか知らない所で一人でいた


何だったか、、とても辛い苦しい状況を乗り越えた時

そこにずっとずっと昔の まだ20歳代の彼が現れて

『頑張ったね、ご褒美だよ』と言って

そっと私の唇に触れた


若いままの彼の顔や声がそのままで

忘れていた想いが蘇った






目が覚めても

唇に残る柔らかい感触が残っていて

思わず苦笑いしてしまった。


こんな歳になって、なんて夢を見てるんだろう。


そう思いながらも、若かった頃の自分が

愛おしくさえ思えた。




夢を見ました。

戻らない時間が切なくて、涙が出ました。









生きていること、生きていくこと

2013年10月04日 | 独り言
母は癌を患って10年になる

そろそろ抗癌剤が効かなくなってきて
別の薬を使うかどうかと主治医から問われた

辛い治療はさせたくない

髪が抜けたり、食べられなくなったり
寝たきりになったりしたら
今の生活が維持できない

だから治療よりも、現状の維持を望んだ

でも現実は厳しくて
もしかしたら、その選択をしたために
母は別の苦しみを背負うかもしれない

いずれ胸に水が溜まり息苦しくなるし
頭に転移した癌の影響で運動機能や平衡感覚が
駄目になっていく可能性もある

どちらにしても将来寝ていることが
今よりも多くなっていくのだ


母は笑った
「薬を飲まなかったら死んでしまうのでしょう?」

「死にたくないよね?」

母はまた笑う
「死にたくなんかないよ」

「お母さんは幾つまで生きていたいの?」

「それは、ずっとだよ」



84歳の母でも死にたくないと言った
だからといって、強い抗癌剤を始めるつもりはない

母にはこの薬が効いているのだと
ずっと思い込ませておけばいいのだ

思い込むことも大切だ




人間は生まれた時から死に向かって生きていく

どんなにあがいても死は絶対だ

だから、生きているだけではなく
どうやって生きていくのかが大事かもしれない


私は死に向かっていることに怯えることなく
(私の場合は老化ということになるが)
一日に一つでも新しい発見や素敵な出来事を見つけて笑えるような
そんな毎日を過ごしていきたいと思う