
明川哲也著 『大幸運食堂』(PHP研究所)
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ちょうど二年続いた連載『川辺の町の物語』。全二十四話から八話を選び、それぞれが少しずつ絡み合う物語となって再生しました。
川の流れる町の物語です。ボク自身が多摩川べりに住んでいるので、地形図などは調布市をベースにして書きました。
すなわち、すべての物語にモデルがいます。
笑いながら書いたものもあり、潤みながら書いたものもあります。今を生きる人々への、懸命の応援歌でもあります。
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こんな言葉にひかれて購入。
でも、日々忙しくなかなか読めず、やっと通勤本として鞄に入れました。
私は多摩川ではないのものの川べりに住んでいて、川べりの学校に通っています。毎日の通勤は川べりの道をいくバスを利用しています。本数が少ないので、別のルートで地下鉄で通うこともできますし、通勤時間もそうかわらないのですが、川べりルートが好きなのです。四季折々の風景があり、日照時間も太陽の位置も季節によって違うことが実感できて、地下鉄では感じることができないものが、そこにはあるからかもしれません。
そんな朝の通勤途中のバスの中で、この本を読んでいて、思わず涙が出てしまってこまりました。
たぶんこの本に流れているものは、たくさんの人にわかってもらうことは難しいけれど、自分にとってとっても大事だと思うことをわかちあうことができたときの小さな驚きや、しみじみと感じることのできるほんとうに小さな喜びのようなものなのです。ドラマチックでもなく、感動的でもない。ありきたりで、たわいもない。だけど、深く感じあえる。そんな、とっても小さな幸せです。
この本は、ベストセラーとかには、きっとならないんだろうな。だからこそ、大事にしたい本です。










「黒猫のミーコ」からポロリ。
ちょっぴりくたびれていた自分の心の中に、飛び込んでくるような作品でした。小さなことだけど、「野蒜」「無人販売所」「映画」「銀河鉄道の夜」「カワセミ」「菊の花」・・・。こんな偶然あるのかしら?って思うくらい、自分と子どもたちとの生活の中で出てくるものたちが物語の中にちりばめられているのです。不思議なご縁を感じずにいられませんでした。
川べりの学校のkuraさんも、きっと物語からの香や風や景色を感じられているのだろうなあって想像します。
ありがとう。出あわせてくださって
とってもうれしいコメントいただきました。
この本を読み始めたとき、ひきこまれる感じは全然無くて、淡々と読んでいたんです。ところが途中からぐんと惹きつけられたのは、keiさんが書いていらっるように、私自身とリンクするものがあったのかもしれません。
keiさんのまわりの生活の中にあるものたちがちりばめられている
そう知って、もう一度物語をふりかえっています。
ありがとう。この本を手にとってくださって。
なんとなく何度となく手に取りたくなる本、そんな本と出会えることは幸せだと思います。
kuraさんの日記を拝見しているうちに、私も手にとってみたいと思いました。
この本に興味を持ってくださってありがとうございます。
この作者の大ファンの私としては、多くの方に手にとってもらいたいのですが、誰にでもお薦めというわけにはいかない本なのです。小さな、そして忘れられたようなできごとのなかにある、本当に小さな心の動きが語られているのです。
そんな世界を、もしよかったらのぞいみてください。そして、感想を聞かせてほしいです。
私たちの日常は、平凡なことの積み重ねですが、波がないわけではありませんね。楽しい波も辛い波も、予期して準備して乗り越える波もあれよあれよと訪れてなすすべのない波もあるような気がします。
そのつど自分の最善を尽くしたつもりでも、やっぱりちょっと手を抜いたり、視野が狭かったのか足りないことがあったり、でも、そこにばかり関わっていることができなくて日々が進んで意気・・・きっと「黒猫のミーコ」の雅代さんもそんな風にきてしまったんだと思います。
そんな私たちを、ひととき共感させてくれて慰めてくれるような作品集ですね。
ありがと〜ございました、教えていただいて。
ドリアン助川の名前で「バカボンのパパと読む「老子」」(角川新書)という本も出ました。バカボンのパパですので、「これでいいのだ」なのですが、内容が濃くて、1ページを読むのにとても時間がかかります。もし機会があったら、この本も手に取ってみてください。
あたりまえの毎日。
普通の生活。
平凡な日々。
そういうものをもう一度見直すこと
読書の醍醐味かもしれません。