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【記録】ボランティア定期便7便(6/10-13)の紀行、その2

2011-06-14 07:00:50 | 活動記録


6時起床。夜中に余震で、或いはテントを激しく叩きつける雨音と雷鳴で目覚めた人も。「一度目覚めると今度はいびきの大合唱で・・・」とも。ご飯は朝のうちに昼食分も炊いておいて、朝食をすませた人からどんどん自分のおにぎりを食べたいだけつくっていく。雨が強いと朝8時の時点で震災ボランティアセンターから作業中止の判断になることがあるが、本日は天候回復の可能性が高いため、現場判断ということになった。飲み物や持ち物をかばんにいれて車で移動。ほとんどか初めての水害ボランティアであり、雨具、ヘルメット、油に強いゴム手袋、踏み抜き防止の鉄板入りのゴム長靴、曇り止めのゴーグル、防塵マスクと用意はばっちりだ。



本日の作業に必要な資材表を基に資材だしを行いって支援車両に積み込んだ。10名と5名の2つのグループで2つの現場に分かれて活動した。ひとつめは家屋の中にある家財道具を整理して、奥までの通路を確保したいというもの。つっかえ棒の心配があったが構造的につっかえ棒ではないことが判り、作業に当たることに。これは10名で1日半ぐらいかかるのではないかと見通して、残り5名は別のお宅にまわった。これは半日で終わるだろうと言われ、終わり次第、最初の現場に合流する計画。近くにある理髪店の街頭時計は、あの時刻のままでずっと停まっていた。報道でみるよりもすごい風景がずっと広がる中を、お宅に向かう。



伺ったお宅では、屋外に押し寄せた通路と庭のがれき除去が依頼内容。小雨が時折、激しくなる中でまずは状況を見聞。ネコ(一輪車)がぬかるんで足元がふらつかないように、通路のみずたまりをそれで押さえた。聴くと、ここにたまっているがれきはすべて横のどこから流れ着いてきたもので、極め付きは家の奥の物置きに覆いかぶさっている軽自動車。さすがにこれは我々の手に負えないので、その手前までを扱うことにする。ますは玄関の前に積まれた土嚢を通りに面した所まで運び出す。おそらく家人が自分たちで室内に入り込んだ泥をつめたものなのだろう。それだけでも相当大変だったろうと思われる。1階の上まで水がはいった跡が残されていた。周りの家をみていても、屋内に入った海水はがれきとともに家の中で自動洗濯機のように周り、そして家の過重に弱い部分を探して飛び出していく。突っ込んで中から吐き出された跡があちこちにある。ある家では2階にあるベランダの細い縦の鉄枠がきれいな模様をつけたかのように途中で一様に曲がっている。激しい水流はあんなに細い鉄柱も押し曲げていったことがわかる。ひとつずつがれきを取り除いていく。洗濯機、冷蔵庫が2台。テレビも2台あった。大型のものはそのまま、道路に面して並べ、それ以外の物はできるかぎり土嚢袋につめていく。あまりいれすぎると持てないので注意する。中にはガラスなどの突起物も入っているので作業に当たっては自らの安全を確保しながら、慎重に取り扱う。



ネコに3-4つの土嚢をつみ、ぬかるんだ道を進めるが慣れない作業で足元がふらついていく。角スコップ、剣スコップの大小を駆使して、がれきをすこしずつ土嚢袋に詰め込む。大きな資材は力を合わせて手で運ぶ。このお宅では室内はフローリングだが、外には何枚も何枚も畳が流されてきている。水をたっぷりと含んだ畳は重いため、無理をせず大人4人でゆっくりと運ぶ。紙パイプでできたジャングルジムは簡単に組み立てられるのだろうが水を吸ってなかなかばらすことができない。電気の切れた冷蔵庫の中に取り残された食料品は別の異臭を放つ。それらをひとつひとつ土嚢袋に詰めて運び出していく。痕跡を何度も感じるが、整理するたびにひとつずつ落ち着いていく。
重いネコはなんどもころび、土嚢袋を置きなおすが、それでも一歩ずつ前に進んでいく。手作業も少しずつだが必ず進んでいく。しかしながら、午前中と見込んでいた作業は、ことのほか多く、まだまだお昼になった時には終わりには程遠かった。

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1 コメント

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瓦礫でない (横浜27RSASM吉川)
2011-06-14 19:18:43
まさに、大切な家財道具、使えなくなったので泣く泣く廃棄。心を込めて、丁寧に作業させていただいたつもりです。感謝。

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