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中部電力系のダイヤモンドパワー 首都圏で電力販売強化

2016-10-08 15:36:58 | スマートグリッド、新エネルギー
中部電力系のダイヤモンドパワーが首都圏で電力販売を強化する。

電力販売、首都圏で攻勢、ダイヤモンドパワー社長に聞く、「火力」稼働、安定供給PR(2016/10/07 日経産業新聞)
中部電力子会社の新電力、ダイヤモンドパワー(東京・中央)が首都圏の電力販売で攻勢を強めている。同社はこれまで商業施設など向けに電力を販売。4月に始まった電力小売り全面自由化を機に、関東近郊の中堅都市ガス会社と提携し、家庭向けの電力供給にも乗り出した。小津慎治社長に首都圏戦略について聞いた。
――電源調達はどのように進めますか。
「当社が全量を購入する石炭火力発電所、鈴川エネルギーセンター(静岡県富士市)が運転を始めた。石炭火力やLNG(液化天然ガス)火力のほか水力やバイオマス(生物資源)など再生可能エネルギーからバランス良く電力を調達し、顧客に販売している」「電力卸市場からも調達しているが調達価格の乱高下が激しいため、過度に頼ることはしていない。今後は事業拡大に向けてLNG火力発電所からの調達を増やすことも検討している」
――商業施設など向けの電力供給が多いですが、今後どんな顧客の獲得を目指しますか。
「鈴川が稼働した影響は大きい。石炭火力は燃料の価格安定性が優れているため、常時発電するベースロード電源として活用できる。稼働時間が長いコンビニやデータセンターにも電力の販売が提案できるようになった。産業向けも積極的に販売していきたい」「三菱商事とローソンが出資する新電力のMCリテールエナジー(東京・港)を通じて首都圏のローソンに電力卸し供給を始めた。稼働時間の長い工場の顧客獲得も目指す。2015年度の首都圏販売電力量は約7億キロワット時だったが、16年度は2倍以上に引き上げる。同じく首都圏契約電力も15年度の20万キロワットから倍以上に高める考えだ」
――4月に始まった家庭向け電力小売り自由化にはどのように取り組みますか。
「当社は家庭向けの顧客基盤を持たないため、首都圏の都市ガス会社12社と連携して電力販売を進める。申込件数は8月下旬時点で3000件ほどだ。地道な営業が奏功して件数はジワジワと増えている。提携先の都市ガス会社はさらに数社増やしたいと考えている。ガス会社以外にも、省エネ提案を手掛ける企業などとの提携も進めていきたい」
――来年の4月にはガス小売りの全面自由化も控えています。
「中部電グループではLNG販売子会社のシーエナジー(名古屋市)が電力とローリー車によるガス販売ができる体制を構築している。中部電本体の首都圏でのガス販売については今後検討を進めることになるだろう」電力小売り全面自由化から半年が経過した。都市ガス大手や石油元売りなどが数十万件単位の顧客を獲得する一方、これまでの供給エリアを越えて首都圏に進出した大手電力会社の顧客獲得はなかなか進んでいない。地元にゆかりのある顧客に売り込んでいるが、首都圏に営業網を持たないだけに顧客獲得が数百件という電力会社もある。一方、ダイヤモンドパワーは親会社である中部電力と三菱商事のブランド力や協力を得ることが可能だ。MCリテールを通じたローソンへの電力卸し供給など、他社にない強みを生かすことが、首都圏の「越境」競争で存在感を示すカギを握りそうだ。(志賀優一)


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