神奈川・採用@株式会社サンクレザン 在上海(笑)

2010年9月に本業そっちのけで上海に移住してしまいました(^^; 人材サービスでも上海のアテンドでもなんでもやりますw

高鉄事故

2011-07-29 16:26:24 | 日記
日本でも話題になっているのでしょうか、中国浙江省温州市で起きた高速鉄道の衝突事故のニュースは…。

私は上海にいてもネット等は日本語のものを見ているので、知人からの話意外は大体日本にいる方と同じニュースソースなんだと思いますが、そこそこ話題になっていますね。

今回の事故はこちらでも大きな波紋を呼んでいます。

富裕層から貧困層に至るまでが同一の時事ネタで話せることなんて少ないので、今回の事故の注目度の高さが伺い知れます。


・運行管理システムの問題
・信号機の誤作動の問題
・運転士の訓練時間(通常3カ月程度必要なところ10日間前後しか訓練を受けていなかったとの報道有り)の問題
・事故以前から取り上げられていた高鉄設計スタッフの「私は乗らない」発言問題
・事故車両の穴埋め(そして掘り起こし)問題
・事故直後に鉄くずや乗客の荷物を狙った物とりが集まってきた問題
・何故か死亡者数が35人と発表された問題
(死亡者が40人を超えると事故調査委員会の設置が必要になるため、これまで中国で起きた多くの大惨事の死亡者が35人と報告されている問題)
・今回の事故に関して妙に中国メディアが政府に喰らいついて報道していること(規制を無視して)
・温家宝首相が事故現場で海外メディアも含めて会見を開いたこと

どこにフォーカスをあわせたらいいのか分からないくらい話題が満載です。

中国という国の体質と現状、風向きが感じ取れるニュースになっていると思います。

今後の報道に注目していきたいと思います。

しかしこちらで仕事をしていると乗る機会が多いので、とりあえず早急に安全の確保だけはお願いしたいですねぇ。


※ちなみに「何故か死亡者数が35人と発表された問題」ですが、これはさすがに訂正されたようですね。

でも、過去に起きた大きな事故に関しては以下のような数字が公式発表として残っているんだそうです。

後から見たらさすがに奇妙ですよね。


1993年3月,辽宁省大石桥市列车与大客车相撞.35人死亡
1995年3月,辽宁省鞍山商场火灾.35人死亡
1995年11月,山东省4O多个县(市)遭受暴风袭击,35人死亡
1996年6月,云南曲靖假酒案,35人死亡
1997年5月,深圳黄田机场空难,35人死亡
2001年8月,新疆一卧铺客车在新沙干渠桥坠入渠中,35人死亡
2003年7月,河北省辛集市烟花厂爆炸,35人死亡
2003年7月,山东省枣庄煤矿发生透水,35人死亡
2003年8月,贵州省三惠县滑坡,35人死亡
2003年2月,贵州六盘水瓦斯爆炸,35人死亡
2003年12月,辽宁铁岭烟花厂爆炸,35人死亡
2004年8月,山西临汾矿难,35人死亡
2005年3月,江西上饶境内高速公路发生爆炸,35人死亡
2005年12月,河南新安煤矿透水,35人死亡
2006年4月,山西忻州爆炸,35人死亡
2006年7月,湖南省瑶岗仙钨矿矿区发生洪灾.35人死亡或失踪
2006年7月,广西台风,35人死亡
2007年4月,河南省平顶山煤矿爆炸.33人死亡
2007年7月,重庆暴雨,35人死亡
2007年7月,山东暴雨,35人死亡
2007年10月,福建莆田火灾,34人死亡
2007年ll月,贵州毕节瓦斯突出事故.35人死亡
2007年11月,湖北宜万铁路岩崩,35人死亡
2008年5月,—辆旅游客车在阿坝县遭遇滑坡,35人死亡
2008年5月,贵州洪灾,34人死亡
2008年6月,云南冰雹,34死亡
2008年7月,河北蔚县煤矿爆炸,35人死亡
2008年8月,广西那读煤矿透水,34人死亡
2008年9月,山西襄汾矿难,34人死亡
2008年11月,云南泥石流,35人死亡

常識にかかってきています

2011-07-24 21:12:47 | 日記
中国で商標登録されていた「讃岐うどん」に対する香川県の異議申し立てが認められました

至極当然なことのように思えますが、一方で少し寂しくもあります。

そのあたりの「整備されて無さ加減」は中国ビジネスの魅力の一つだと思うんですね、ブルーオーシャンであることの証明というか。

先進国が当たり前だと思うことが中国でも当たり前になってしまうと、予想通りの結果が導き出され易くなると思うんですよ。

それは中国自体にとっては良いことの方が多いのかもしれませんが、遠く母国を離れ(大げさですね;笑)後進国(失礼ですね;苦笑)で一旗あげようとしている人間にとっては、残された時間が案外少ないことに気づかされることになってしまいます。

散歩している時に釣竿みたいな棒の先に直径30cmくらいの亀をぶら下げ道行く人に

「買わない?」

と平然と問いかけてくるおじさをみかけるたびに、中国は本当に経済成長をしているのだろうかと不思議になるのですが(笑)

魔の金曜日

2011-07-18 04:46:55 | ニュース
hまさに魔の金曜日でした。


事務所で仕事をしていると窓の外で水滴が落ちてきているのが見えました。

梅雨は明けたとは言え雨の多い上海ですから、また雨が降ってくるのかと思い窓の外に顔を出して空模様を確認しました。

すると、すぐ上の階の窓からモップの”モップたる部分”が飛び出していました・・・

「あ、干しているのかな?」

そう思った次の瞬間・・・

そのモップから次の水滴が二粒くらい落ちてきて、キレイに私の頬をヒットしたのでした・・・

モップなんてどこを拭いたかわからないのに・・・


その後私用で銀行に行き、ATMで入金をしました。

中国のATMは非常に紙幣にたいするチェンクが厳しく、例えば100元札を100枚ATMに入れたら、、一発で確認してくれることはまずありません。

多い時は10枚以上が突っ返され、そのつど折り目を正ししわを伸ばしして入れなおすのです。

が、今回は様子が違いました。

お札を居れ終え確認を押した瞬間、ATMの画面がフリーズし、続いてブラックアウトしたのです!!

銀行のスタッフにいろいろ調べてもらった結果、私が入金したお金は入金されておらず、しかし現金は返ってきません。

このお金、現在注に浮いた状態になっています。

何故だか月曜日にならないとATMのチェックができず、その後になってからでないと私の言っていること(入金したのに入金されていない)は信用してもらえないのです。


さて、この私のお金、ちゃんと返ってくるのでしょうか?

日本だったら当たり前なのですが、ここは中国なだけになんだか心配です。

90周年でした

2011-07-07 10:36:27 | 日記
今月1日は中国共産党結党90周年でした。

街には中国国旗や共産党旗がはためき溢れ…ることはなく、平然といつもと変わらぬ一日でした。

夜マッサージ屋さんに行きテレビを見ているとチャンネルはどこも90周年記念特番だらけで、ここに漸く90周年なのだなぁという感覚を得ることができました。

四川出身の21歳のマッサージ師は

「どっちかと言えば共産党は嫌い、でもまぁ私には関係ないことです」

と言っていました。

我々のイメージする共産主義国家はもう中国にはないんですね。


共産党と聞くだけで正直ちょっとした違和感があるのは、様々な国際的・歴史的背景があるので仕方ないのですが、実際に中国で暮らしているとその違和感はわりとすぐに拭い去られてしまいます。

民主主義か共産主義かより資本主義か社会主義かの方が普段の暮らしには重要なんですよね。

中国に自由経済が導入されてから久しく、もはやそこに住む人たちの「感覚」は日本人の我々と「あまり変わらない」と思います(細かいところつっついたらキリがないのですが)


私の知人にと共産党の話をしていた時、彼は中々興味深いことを言っていました。

「好きか嫌いかで言えば共産党が好きなわけではない。けど、こんなに自分勝手な我々中国人を束ねるには共産党のような有無を言わさない存在でないとダメなんじゃないかな」

…、なるほど、凄く納得させられてしまいました。

「13億人も住んでる多民族国家中国ではそれくらいの存在じゃないと国なんか動かせないってことね?」

とちょっと気を使って確認をすると

「それもあるけど、日本人より我が侭で好き勝手やるでしょ、中国人は(笑)」

と言われてしまいました(笑)

悪く言えば自分勝手、良く言えば…主張ができる…かな?

この国民性は自覚をしている部分も結構あるみたいです(苦笑)


ところで、日本でも流れている「江沢民前国家主席が死去」のニュース、中国国内では報道がありません。

やっぱりこういうことには違和感を覚えますよね。