営業担当者は、お得意様から学術情報や歯科情報を得て来ます。帰社すれば事務方や工場のメンバーの知らない知識を披露してきます。
さて自分たちの会社において、その情報は製品化に結び付くクオリティ・コントロール、リスク・コントロールできる内容なのでしょうか?
例えば
- 放射線、レーザーを使えば・・・安全に扱える装置を製作できる能力があるのか?
- 1/1000ミリ単位でターゲットを狙う・・・どんな機構で達成するのか?
- 実現できても買ってもらえる値段(コスト)で提供できるのか?
- 副作用、慢性・蓄積毒性、アレルギーなどの課題はないのか?
必要なクオリティ(バラつきを極小化)を実現する能力、リスクを下げる能力を自分たちが持っているのか?
そんなもん開発者の能力次第じゃ!・・・で済む会社様は幸いでございます。話は、ここで終了ですね。
おそらく、多くの会社様にとって必要な・・・リスク・コントロールつまり安全性を高める活動についての話を続けて参ります。