斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

「過酷事故」の原を絶たねば

2013-02-02 01:12:32 | 原発問題
2月1日、道新1面の見出しに「過酷事故対策 義務付け」、
小見出しには「遠隔操作の第2制御室 ベント設置 電源車、
消防車分散配備」と長い文が並んでいます。
「原子力規制委員会は・・・地震、津波や航空機墜落を想定し、
炉心溶融(メルトダウン)などの過酷事故対策を法的に初めて
義務付ける新安全基準骨子案をまとめた。」とあります。

連日原発事故を想定した原発安全基準骨子案を巡って、様々な
議論が繰り返されていますが、私にはこれは際限のない
堂々巡りに見えます。原発停止・廃炉どころか原発を再稼働させ、
維持・推進する準備に他なりません。
原発の危険性は、人類の歴史や研究者・専門家の研究・報告、
そして何よりも原発事故が発生したチェルノブイリ、福島の惨状を
みるなら、すでに十分証明されていると言えます。

極論と言われるかもしれませんが、人類を滅ぼしてまで原発を
維持・推進する理由、原因はどこにあるのでしょうか。
今、人類の英知が試され、その決断が迫られていることを
もっと深く認識しなければならないと思います。
私たちは今原発を絶つか、維持・推進するか否かの岐路に
立たされているのではないでしょうか。




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