違法捜査  埼玉

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高知白バイ事故捏造事件――内部告発警官が続々 週刊金曜日

2016-01-29 16:45:02 | 日記








高知白バイ事故捏造事件――内部告発警官が続々 週刊金曜日

2013年2月19日5:10PM|カテゴリー:社会|admin


 二〇〇六年三月、高知市内で暴走白バイに激突されたスクールバスの運転手だった片岡晴彦氏(五九歳)が業務上過失致死罪で禁固刑となり、出所後に再審請求している事件。高知県警の捏造工作が疑われる中、県警が隠蔽に躍起になっている。

 昨年一一月、高知市に住む土地改良換地士の小松滿裕氏(六三歳)が軽犯罪法違反容疑で起訴された。内容は同年八月、小松氏が同市鷹匠町の加藤晃久県警本部長宅の周囲で「加藤、恥を知れ」などと歌い、警官から制止されると大声を出して近隣に迷惑をかけたというもの。

 今年一月二一日、高知簡裁での初公判後の会見で小松氏は「制止などなかった。加藤本部長をなじる『よさこい節』を歌って通行しただけ」と怒った。不自然な起訴には理由がある。白バイ事故で県警が過失責任を片岡氏に押し付けようとバスのタイヤのスリップ痕跡を捏造していた疑いがあることを知った小松氏は事件に対する怒りから、監査請求や公文書開示請求などを実施。小松氏の元には警察から内部告発の手紙が多く届いているという。「多くの良心的な警察官が支援してくれている」と打ち明ける。

 会見では、これらの内部告発の手紙を元に作成された資料を配布。それによれば、捏造にかかわったとされる警察幹部の一人のA警部は採用試験で親しい女性を特別扱いし公安委員会で監査請求されているが、監察課長に対し「自分を処分するなら、事故の全貌をばらす」と話しているという。公用車を好き放題使っているというB警部に対しても県警は注意処分(一二年一二月一八日)しかしておらず、定年退職したC警部も再雇用して守秘義務で縛っているという。

 片岡氏と小松氏の弁護人を務める生田暉雄弁護士は加藤本部長と本部長宅前で制止したと主張する警部や、捏造工作をしたとみられる警視一人、警部二人も証人申請した。

 小松氏は会見で「白バイ事故のでっち上げ事件は高知県民の恥です」と訴えたが、各新聞はまったく報道しなかった。

(粟野仁雄・ジャーナリスト、2月1日号)


http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=2947
http://www.mika-y.com/upload/images/20160120000104.pdf

高知白バイ冤罪事件 岩上安身氏取材

2016-01-29 13:04:38 | 日記








高知白バイ冤罪事件 岩上安身氏取材


交通事故の捜査で、警察官の思い込みによって事実を歪められた事はたくさんある。

この違法性ある捜査の動機は、警察組織防衛のため。

その他にも、地元の大きな運送会社、地場の有力企業、行政職の幹部職員あたりの警察の身内が絡んだ事故は捜査を歪めている。

https://www.youtube.com/watch?v=YbtPxCC0JHM





2015/02/26 事故当事者不在で行われた実況見分、現場にいなかった警察官の証言に裏付けられた事故――高知白バイ・スクールバス事故の当事者が冤罪を訴え~第68回 日本の司法を正す会


※3月5日テキストを追加しました!

 2006年3月3日、高知県の仁淀中学の卒業遠足で、生徒と教員計25名を乗せたスクールバスに白バイが衝突し、白バイを運転していた巡査長が死亡した。この事故で、バス運転手・片岡晴彦氏は、業務上過失致死容疑で逮捕・起訴された。

 このバスに乗り合わせていた生徒・教員や、バスのすぐ後ろの車に乗車していた中学の校長らは、「バスは動いていない」と証言している。しかし、地裁や上級審でも、死亡隊員の仲間による「バスは動いていた」という証言が認められ、有罪が確定、片岡氏は服役した。



 2月26日(木)に行なわれた「第68回日本の司法を正す会」は、再審請求中である片岡氏を招き、この高知白バイ・スクールバス事故を取り上げた。


記事目次
◾事故後に駆けつけて目撃証言した白バイ
◾証拠の車体を撤去された後、車から降りることも許されなかった現場検証
◾一度も目を合わせない裁判官
◾冤罪が多い交通事故
◾子どもたちの証言


•ゲスト 片岡晴彦氏(元スクールバス運転手)/インタビュー及び進行 青木理氏(ジャーナリスト)
◦日時 2015年2月26日(木) 13:00~
◦場所 村上正邦事務所(東京都千代田区)


事故後に駆けつけて目撃証言した白バイ


 レストラン駐車場から右折しようとしていた片岡氏は、バスは運転席が高いため、見通しは良く、右方向を確認した時には白バイの影はなく、中央分離帯付近で左方向を確認している時、もの凄い衝撃があったという。

 
まず、乗員の安全を確認し、衝撃時に生じた警報を止めて、エンジン、メインスイッチを切って降車した。救急車の手配をしている最中、後に目撃証言をした同僚の白バイ隊員が通りすぎて交差点を超えた所で停まってこちらを振り返り、事故現場にやってきたと、片岡氏は事故当時の状況を説明した。片岡氏は、証言をした白バイ隊員を偽証で告訴しているが、こちらは棄却されている。

証拠の車体を撤去された後、車から降りることも許されなかった現場検証

 
この事故の2週間前、警察庁は、白バイやパトカー、機動隊などの事故が多いため、追跡・追尾訓練をするよう通知を出してたと片岡氏は言う。また、片岡氏は認識していなかったものの、事故現場付近が訓練でよく使われていたという地元の声もある。

 
しかし、公道での訓練であるため、警察は認めるわけにはいかないという事情もあり、事実は明らかになっていない。これが原因となって、通常、土佐署の管轄での交通事故であるにも関わらず、高知県警の本部長が自ら指揮をとり、県警交通部長が現場指揮をとったと片岡氏は推察する。

 
事故当時、現場には警官50人程と白バイ20台が来て騒然としていたという。片岡氏は、土佐署の警官から現行犯逮捕され、現場での実況見分にも立ち会えなかった。その際、校長も証人として警察署に連れて行かれており、現場には関係者がいない状態で警察が全て実況見分を行なった。


 1時間後に現場に戻った時には、バスも白バイも撤去されている状態で現場検証が行なわれ、パトカーから降りることも許されず、パトカー内から警官に言われたとおりの車停車位置を指で示すことになり、それが実地検証の写真として使われているという。



 片岡氏は、「捜査規範に則っていない捜査が現実に起こっている」と語る。片岡氏側は、走行実験による検証も行なっている。事故現場では、現場検証時に前輪部分にハの字のブレーキ痕がついていた。しかし、実験では何度やっても後輪部分にブレーキ痕はつくものの、前輪にはつかなかったという。

 
片岡氏の言い分通り、バスが動いていなかったのだとすれば、そもそもブレーキ痕自体つかないが、仮にバスが動いていたとしても、前輪にブレーキ痕がつくことはないことが実験を通して判明した。ついていたブレーキ痕が後輪部分であれば、辻褄が合うが、実際についていたのは前輪部分だったことから、片岡氏はこのブレーキ痕がねつ造だと断言した。


一度も目を合わせない裁判官

 
裁判官に関しても疑惑がある。最高裁の判事に出世したいという表れか、裁判官は終始、上ばかりに視線をやり、地裁の公判での裁判官は、7回の公判のうち、一度も片岡氏の目を見ることはなかった。片岡氏によると、事件を担当した裁判官2名は、後に栄転しているという。

 
片岡氏は、「起訴した以上は99%有罪という今の司法は腐っている」と訴える。布川事件で冤罪となった桜井昌司氏からは、メールで『どっかには良い裁判官はいる。その裁判官に会うまではがんばろう』と片岡氏に伝えたという。

 
片岡氏はその一言で、即時抗告審を立ち上げた。片岡氏の印象では、まともな裁判官は1割もいないが、裁判員制度よりも陪審員制度で、市民が真っ白な気持ちで判断してくれる制度を作る必要性を訴えた。
(IWJ・松井信篤)



http://iwj.co.jp/wj/open/archives/235771

警察署で職員いじめ2年間 ロッカーにシンナー・拡声器で税金泥棒

2016-01-28 16:30:33 | 日記





警察署で職員いじめ2年間 ロッカーにシンナー・拡声器で税金泥棒




2008年11月27日
東京地裁、都に300万円支払い命令

 勤務していた警視庁東京水上署(現・東京湾岸署)で上司や同僚から暴行や嫌がらせを受けたとして、同署の男性職員(42)が東京都や当時の副署長らに約1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(豊沢佳弘裁判長)は26日、約2年間にわたる継続的な嫌がらせは違法と認め、約300万円を支払うよう都に命じた。


 判決によると、男性は水路の調査などを担う船艇課(当時)で警備艇の操縦を担当していたが、 99年に着任してまもなくして操縦を拒否するようになった。

その後、00年に約6か月間病気休職し、03年12月まで約3年間の分限休職処分を受けた。

 男性は同年9月に、上司の課長から、休職の延長が困難だとして辞表を書くよう迫られたり、 ネクタイを引っ張って転倒させられ軽傷を負わされたりした。

職場に「欠格者」などと書かれた 顔写真付きのポスターが張り出されたこともあった。

 豊沢裁判長は、退職を迫ったこれらの行為が「限度を越えて、侮辱的な言葉を浴びせながら不当な心理的圧力を加えて強要しようとしており、違法だ」と非難。

副署長や課長らは職場の嫌がらせを放置し、一部に関与しており、雇用管理上の配慮義務違反にもあたると指摘した。

 判決はさらに、男性のロッカーにシンナーをまく

▽激しい雨の日に船のデッキで見張りをさせる

▽警備艇の拡声器で「税金泥棒、辞めちゃえよ」などと言う――といった課長や同僚の行為も認定。


「職場からの男性の排除を図る嫌がらせ」だったとし、警視庁を所管する都に慰謝料などを支払うよう命じた。

 判決について警視庁は「今後の対応については関係機関と協議して決めたい」としている。




こんなモノはまさに氷山の一角でしょう。
公務員はそうそう「解雇」など出来ませんのでね。イヤガラセして依願退職させるんですね。

それはそうと、ずっと気になってるんですけどね。
「警視庁を所管する都」というくだりがあります。
実際に支払い命令も都に出ています。
形式だけ見れば警察は各都道府県知事の管理下にあるように見えるんですがね。
本サイト記事「謎の組織・公安委員会」でも触れていますが、公安委員会などただのお飾りな名誉職でしかも非常勤、税金のムダ使い集団です。

知事は公安委員会の任命権のみ>公安委員会が警察を管理できていない>知事は警察を管理できない。
では警察は誰が管理しているのか。
警察庁のお役人です。

管理どころか発言権もない自治体は、このようなただの「名目」だけで、言われもない賠償命令を受けるのです。

警察の不祥事なんですから、警察に払わせたらいいじゃないですか。

貰うものだけしっかり貰って、不祥事の賠償すらしないんじゃ、反省などしませんね。

警察不祥事に対して「警察はナニをやってるんだ!」と怒る国民は沢山いますが。

だからと言って誰も「公安委員会は」とか「知事は」とか言いません。管理などしてないのを知っているからです。

法律をうまいこと盾に取ると、管理してない団体に責任を丸投げして逃げられるんですね。

警察組織を改善するには、まずこの諸悪の根源「公安委員会」を解体する必要があります。


http://chukinhantai.blog.fc2.com/blog-entry-149.html?sp

警察学校腐敗 教官が学生に試験問題を15万 20万 で販売: 大河原宗平氏 岩上安身氏 対談

2016-01-25 15:26:51 | 日記



警察学校腐敗 教官が学生に試験問題を15万 20万で販売: 大河原宗平氏 岩上安身氏 対談





巡査部長試験に受かると、関東管区警察学校という所で警視庁も含めて、東京で同じ勉強をする。
同じ授業、同じ試験を受けてくる。

試験をしている人は、各県からの派遣や出向の警部級の者が教官をしている。

その官舎は学校の中にあり、学生みんなは立木の陰で官舎の入り口が開くのを待っている。
そして、官舎の中に入る。
教官の宿舎で、試験問題を買うために。

そんなことが警察学校の一角にある官舎の周りで行われている。
そしてこの腐敗は伝統となっている。

学生は15万 20万 を教官に払い試験問題を購入している。
教官は全国から来ている学生からこの金額を手にしている。








群馬県警の裏金を内部告発した大河原宗平さん


https://www.youtube.com/watch?v=JvUX5qnZceY
https://www.youtube.com/watch?v=bU7JqFFdudk

落合恵子「警察のみせしめ、汚い!」 内部告発者のその後

2016-01-25 14:56:57 | 日記






https://www.youtube.com/watch?v=AlsJX79Kcvo


■ 現役警官として初めて「警察の裏金」実名告発した仙波敏郎氏が

2012-03-21 18:10:13 | 杉並からの情報発信





■ 現役警官として初めて「警察の裏金」実名告発した仙波敏郎氏が
 「日本の警察は最大の犯罪組織」と断言!(訂正・加筆版)


(仙波敏郎氏左と故東玲治氏右)

一昨日の日曜日(3月18日)夕方5時半より、2005年1月に現役警官とし
て初めて「警察の裏金」を実名告発した仙波敏郎氏をお招きして「緊急日曜勉強会」
を開催し約3時間にわたり「警察の裏金」を語っていただきました。

仙波氏は「日本の警察は最大の犯罪組織」と断言されていました。

勉強会の模様はUst中継で配信されましたが、当方のミスで最初の5分だけの録
画しか残らず残りの大部分はアーカイブでの配信ができなくなりました。誠に
申し訳ありませんでした。

最初の部分のUst映像です。

http://www.ustream.tv/recorded/21187744

勉強会の一部はYoutube映像で視聴できます。

http://www.youtube.com/watch?v=aVfcOSEiPlY&feature=player_embedded

▲ 仙波敏郎氏が「緊急日曜勉強会」で話されたポイント(訂正・加筆版)

(1)日本の警察は年間3兆2000億円の予算を持ち、500名のキャリアー
が30万人のノンキャリア警察官と一般職員を支配している。

(2)キャリアが一年間に横領する「裏金」は、自分の告発以前は400億円、
現在は年間200億円。膨大な偽領収書の作成に全警察官が駆り出されている。
領収書の平均金額を5000円とすると、偽領収書の数は400億円で800万枚、
200億円だと400万枚となる。

(3)「警察の裏金」の大部分はキャリーアが取り、次に准キャリーアが取り、
残りをノンキャリアと一般職員が取るようになっている。警察組織全体が共犯
関係となり内部告発を許さないようにしている。

(4)2004年暮れ頃、自分が近々実名告発する事を県議員の密告で知った愛
媛県警本部の幹部は自分を呼んで「特進をさせてやる。好きな部署につけてやる」
という「買収工作」を行った。自分は断って退出したが、その帰り道自分を逮捕
しようとして追尾して来た自動車2台とカーチェイスを展開、上手くまくことができた。

(5)ある時、県警本部の幹部が「仙波をやれ」と部下に命令したが、自分と同期の
出世頭の幹部が「仙波を逮捕したりすれば彼は徹底的に抵抗し死者が出ます」と諌言
したため中止された。「もしも相手が私の体に触ってきたら、柔道、剣道、空手計8段、
握力65kgの私は少なくとも一人は道連れにし て自分も死ぬ覚悟だった」

(6)現職の警官は自分との接触は禁止されているが、すれ違いざまに「感謝」
の言葉を言われる場合が多い。警察官は真面目な人間が多く、彼らは 「裏金」
の存在を疎ましいと思っていて内部告発した自分に対して表立っての支持はでき
ないが共感してくれている人が多い。

(7)ヤクザからも「感謝」されたり丁寧な挨拶を受ける場合が多い。彼らは違
法行為で生計をたてる犯罪者が多いが、少なくとも刑罰を受けて服役し てい
る。一方警察は莫大な金額の公金を横領し、公文書偽造し、脱税行為をしている
のに何の刑罰も受けていない。ヤクザが自分を応援する気持ちはよ くわかる。

(8)自分の著書【現職警察官「裏金」内部告発】(講談社)は全警察官に購読
禁止令が出されているが、数万部売れてベストセラーとなっている。

(9)米国には「キーダム法」という法律があり、内部告発のお陰で公金の出費が
抑えられた場合、内部告発者に節約された税金の1/3が報奨金として支払われ
る制度があるとのこと。もしも自分告発が米国でなされたなら「警察の裏金」
が400億円から200億円に減ったので差額の200億円の1/3約68億円が
支払われることになる。

(10)鹿児島地検は鹿児島県阿久根市前翅長竹原信一氏を追い落とす為に本気
で逮捕・起訴しようとしていた。竹原前市長は「逮捕されても留置場か ら市長
の職務を果たす」と覚悟を決めていたが、竹原市長から副市長に任命された自分
は担当の鹿児島地検3席の検事に会い「もしも竹原市長を逮捕す れば、鹿児島
地検が300万円の裏金で飲食していた事を暴露する」と言ってその動きを止めた。

(11)警察内でのセクハラは酷いものだ。警察幹部が一般職の女性をレイプし
てさんざんおもちゃにしても表沙汰にはならない。

(12)警察庁国松長官の狙撃事件が発生した時、彼が愛人か恋人かはわからないが、
「家族がいる住居ではないところのマンションから朝出てきた所を狙撃された」と書いた
報道は皆無だった。自分はこの事件は犯人が捕まらず時効となる、と予想したがその
とおりになった。警察長長官の年収2000万円で8000万円の自宅マンションと
8000万円の愛人か恋人かわからないが家族の住居以外のマンションをどうして買
えるのか?裏金で買ったのだ。そのマンションは一週間後に所有者名義が変更された。

(13)自分は、2004年に「警察の裏金」を実名告発した元北海道道警原田
信ニ釧路方面本部長から一度お会いしたいとの申し出を断ったことがある。何
故ならば、原田さんは警察をやめて8年間の時効が終わってから告発したのであ
り、准キャリアとして裏金にどっぷり使ってきた人だ、との思いがあったから
だった。しかし松山まで来ていただきお会いした途端「自分は何とスケールに小さい人間
だった」と痛感した。原田さんの大きな人間性に感銘し今では一緒に戦っている。

(14)松山東高校の先輩には「検察の裏金」を告発した元大阪高検公安部長の
三井環氏がいる。大先輩には正岡子規や「坂の上の雲」の秋山兄弟がいる。

(15))松山東高校の同期で「仙波敏郎さんを支える会」を結成し代表を努め
てくれ、国賠闘争や全国での講演会活動を全面的に支えてくれた盟友の 元産経
新聞記者東玲治がいる。今自分があるのは彼のおかげだと思っているが、東玲治
は2008年10月21日自宅で倒れ59歳の若さで帰らぬ人と なった。自分
は現場に立ち会ったが、便所の窓ガラスが割れている不審な状況にも拘わらず警
察官は若い研修医に「死因は狭心症だ」と強制するような 断定的な口調で言
い結局不審死扱いされず検視もされなかった。

(16)法務省は実質検察官が支配している。課長職以上のキャリアは60名。
そのうち約30名が検察官出身、10名が判事出身、20名が赤レンガ 組(法
務省生え抜き)。

(17)税関は外国人密入国や麻薬・覚せい剤密輸の捜査権がないので、捜査を
委託する検察官に猛烈な官官接待を行なっている。

▲ 仙波氏の街頭演説

同じ日(3月18日)午後に渋谷駅前で開催された「小沢一郎は無罪!街頭演説
会」で仙波氏がマイクを持って話された内容をブロガーの日々坦々さん がアッ
プしてくれましたので以下に転載させて頂きます。

http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1441.html

(以下転載)

元愛媛県警の仙波です。警察見張り番をしております。

今、日本の警察は大変なところに入っています。

検察庁も同じであります

無実の人が冤罪で刑務所に入っています。

それは全て警察の裏金が原因であります。

自分が冤罪で逮捕されて初めて警察の酷いことを知るわけです。

今、日本の警察官は約30万人、国家予算3兆2000億円です。

そのうち200億円は、管理職の懐に入っています。

皆さんの税金をねこばばしているのは日本の警察であります。

特に最近の警察官の不祥事は毎日のようにあります。

東京警視庁だけでも、王子警察署で警察官が会社の金を平気で盗んでいます。

湾岸警察のお巡りさんは、落し物のお金160万円をねこばばしております。

犯罪を検挙する捜査する日本の警察は自らが犯罪組織になっています。

そういう意味で、この小沢一郎さんの件も、全く捜査してもおかしな捜査をして
います。

証拠に基づかない捜査をしています。

現に検察庁は起訴を断念しています。

それに対して世論を煽って、記者クラブを利用して、検察審査会をあたかも正し
い組織のように欺いています。

警察の捜査に対して、もっと厳しい目で見ましょう。

自分が冤罪の被害にあって痛い目にあってからでは遅いんです。

今、私は警察見張り番をしておりますが、その中でいろいろな利権に絡むことが
世の中まかり通っています。

原発のガレキの処理もそうです

阪神大震災では1トンあたり2万円で処理できました。

東北大震災では6万円のお金が動いています。

放射能に汚染されたものを各地で処理をする。全て利権絡みです。

皆さん、この世の中のこの動きを、もっと厳しく見なければ、皆さんが被害にあ
います。

どうか、警察の数々の不祥事を見過ごすことなく、厳しい目で監視をしなければ
なりません。

これからもいろいろ厳しいことがありますけれども、どうか皆さん、警察の不正
な捜査に対して、

それをまた、当たり前のように報道する記者クラブの記事に対して、それを全て
真実と思わないでください。

日本の警察は、もう大変なところまで落ちてしまっています。

その中にいた当人が言うんですから、

本当に裏金にどっぷり浸かってしまった警察組織に対して、皆さんがNO、ダメだ
と言わなければいつまでも続きます。

警察の実体をもっと皆さん知りましょう。

そして、ほんとに正しい者が認められるような、そういう社会を作っていきたい
と思って、警察見張り番を立ち上げました。

どうか皆さん、警察の動き、検察の動きを他人事のように思わないでください。

明日は我が身です。

突然、犯人に仕立て上げられて刑務所に行く可能性もほんとに沢山あります。

先日の放火殺人の事件も、証拠捏造の可能性がたくさんあります。

世の中ではたくさん、捏造で無理に罪を着せられて、刑務所に行った方も沢山い
ます。

どうか、警察の動きに対して厳しい目を向けていただくようお願い致します。

よろしくお願い致します。

(転載終わり)


http://blog.goo.ne.jp/fugimi63119/e/89f98b1eff8bd2e0c3458c37eef0f52d





落合恵子「警察のみせしめ、汚い!」 内部告発者のその後

2007/12/19 13:01






愛媛県警の捜査費をめぐる裏金問題で、内部告発した仙波敏郎巡査部長(58)の孤軍奮闘がまだ続いている。




全国の警察で裏金問題が表面化した04年、愛媛も含め各地でOBによる告発があったが、仙波巡査部長は唯一人、現役で顔をさらした。とたんにそれまでの鉄道警察隊から通信司令室に異動になり、机はあるものの仕事なし。だれも口をきかない、顔をそむける、食堂に入るとシーンとなる、尾行されるなどの日々。

仙波氏の訴えに昨年6月、県の人事委は「人事権の濫用」として異動を取り消した。この9月の松山地裁判決は、県警本部長の関与まで認めて「配置転換は報復人事」と断じ、100万円の損害賠償を命じたが、県警は「県議会の議決」をへて控訴した。その後も事態は何一つ変わらないという。

しかし、この話には長い前段があった。仙波氏は67年に警察官になり、同期ではいちばん早く巡査部長になるなど、将来の幹部候補と目されていた。が、三島警察署勤務のとき、上司から裏金作りのニセ領収書を書けといわれたのを、「私文書偽造になる」と拒否。

以来38年間、13部署、転勤20回以上。警部補試験を受けても、上司に「君は通らんよ。領収書書いてないから」といわれた。「領収書作りは、警部補以上への踏み絵なんだと思った」と仙波氏はいう。

過去のことではなく今も続いているのだという。

萩原麻衣子は手厳しい。「今回の訴訟は、05年1月の内部告発以降の違法性。本当に問われるべきは、30何年間の人事ですよ。組織的な犯罪。会計検査院は何をしてるのか」

落合恵子は「真面目にいきる人への攻撃だと思う」

全国で捜査費(報償費)の返還合計は12億2195万円にのぼる。が、これも、明るみに出たものだけだ。

この問題にはいろいろ関わってきた鳥越俊太郎は、「全国の警察に裏金があると思う。これは私文書偽造、公文書偽造。業務上横領、詐欺にあたる。裏金を餞別にもらった幹部は、脱税でもある。いろんな犯罪を網羅している。正義や正論が通らずつぶされてしまう。内部から腐ってる」という。さらに「何人もの現職の警察官から証言をえていますが、顔を出したのは仙波さんだけ」とも。

落合恵子は「みせしめ。内部告発したらこうなるぞということに使っている。こんな汚いことはない。1人の人間の人生をどう考えているのか」といった。

仙波氏は「領収書を書かないのは、組織の敵」といわれている。これが、警察の実像。


http://www.j-cast.com/tv/2007/12/19014732.html

【こちら特報部】「特高警察の復活? 秘密保護法のもくろみ」2013/11/01(東京新聞)

2016-01-24 12:58:26 | 日記












【こちら特報部】「特高警察の復活? 秘密保護法のもくろみ」2013/11/01(東京新聞)



2013-11-01 21:28:31
テーマ:政治・経済・選挙2

【こちら特報部】「特高警察の復活? 秘密保護法のもくろみ」2013/11/01(東京新聞)

東京新聞:特高警察の復活? ~秘密保護法のもくろみ:特報(TOKYO Web) http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2013110102000155.html

<書き起こし開始→

 十月三十一日、東京・日比谷であった狭山事件の再審を求める集会とデモ。ここにも、マスク姿でビデオを回す一群がいた。公安警察だ。最高裁判例では肖像権の侵害だが、お構いなしだ。公安警察については、かねて共産党幹部への盗聴事件など違法活動が指摘されてきたが、その生態は霧の中。秘密保護法案の成立は、この不透明な組織に、前身の特別高等警察並みのやりたい放題を許しかねない。 (荒井六貴・小倉貞俊記者)

※デスクメモ 秘密は増幅する。例えば、私の部屋を警察が盗聴していたとしよう。そうではないか、と警察に聞くと「特定秘密です」。それどころか、その行為を探ろうとすること自体が秘密保護に触れると脅されかねない。警察や政府の暴走を告発できない、つまりは正せないことになる。戦前回帰の悪夢である。(牧デスク)



◇秘密保護法 隠れた狙い


 「外国との情報共有は情報が各国で保全されていることを前提に行われていることを鑑みると、特定秘密保護法案を早期に成立させ・・・」

 十月二十五日の衆院本会議での質疑で、安倍首相は秘密保護法案の提出理由をこう説明した。

 安全保障に関わる情報の秘匿という点に力点を置いた。「自国の防衛のためには、多少の秘密は仕方ない」と頷く人たちも多いはずだ。

 だが、それが本当に秘密保護法案の狙いなのだろうか。疑問がある。

 同法案は特定秘密の対象に、①防衛②外交③特定有害活動の防止④テロリズムの防止、の四つの分野を掲げている。

 このうち、人々が必要だと頷きがちなのは防衛と外交の二つの分野だ。だが、実はこの二分野の秘密保護には、すでに国家、地方の両公務員法以外にも、法的な措置が施されている。

 防衛分野に関しては、三つの法律がある。二〇〇一年十月に改正された自衛隊法では、単なる情報漏洩以外に過失や未遂、共謀なども対象になり、防衛相が指定した機密を漏らすと五年以下の懲役が科せられる。

 さらに米軍が提供した航空機や武器などの機密を対象にした「日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法」(一九五四年施行)と、在日米軍の機密情報を扱う「日米地位協定に伴う刑事特別法」(一九五二年施行)があり、いずれも罰則は懲役十年以下と重い。

※「日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法」http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S29/S29HO166.html

※「日米地位協定に伴う刑事特別法」http://hourei.hounavi.jp/hourei/S27/S27HO138.php


 今回の立法の理由について、二〇〇七年に日米で締結した「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」に伴う国内法整備との説明がある。この協定は互いの軍事機密を第三国に提供することを防止する内容だが、これは既存の法律でカバーできる。

※「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」http://jkcc.gr.jp/data/gaimu121220-9.pdf

 外交分野では、外交官が対象になる「外務公務員法」(一九五二年施行)があり、機密漏洩の罰則は最高懲役一年。これらに加えて、守秘義務違反に最高一年の懲役が科せられる国家と地方の両公務員法が存在する。

※「外務公務員法」http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S27/S27HO041.html
※「国家公務員法」http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO120.html
※「地方公務員法」http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO261.html



◇警察庁主軸の内調 法案作成



 立法の本当の狙いは、特定有害活動とテロリズムの防止という残る二分野にありそうだ。これを担当するのは警察だ。

 法案を作成したのは、内閣官房調査室(内調)だ。内調は職員約二百十人のうち、約九十人の生え抜き職員以外は各省庁からの出向者で構成される。このうち、トップの内閣情報官をはじめ、約五十人と最多数を占めるのが警察庁の出身者だ。主軸は公安(警備)警察である。

 公安警察は警察庁警備局を頂点としたピラミッド構造で作られ、前身は戦前の特別高等警察(特高)。取り締まり対象は共産党も含む左翼、右翼の各団体、外国情報機関などとされている。



◇公安のベールより厚く


 法案の別表には、特定有害活動とテロリズムの防止についての情報の対象が定義されている。しかし、よく読むと、定義になっていない。

 というのも、いずれもそれぞれについての「外交の政府又は国際機関からの情報」の後に「その他の重要な情報」が加えられている。これでは制限が効かない。

 ただでも、公安警察の活動は厚いベールに包まれ、しばしば違法活動が指摘されている。有名な事例は一九八五年~八六年にかけて、共産党の緒方靖夫国際部長(当時)宅の電話が神奈川県警に盗聴されていた事件だ。

 最近では、警視庁外事三課が国内のイスラム教徒を「テロリスト予備軍」とみなし、監視していた捜査記録がネット上に流出。事件化されたが、十月に時効。警視庁は最後まで記録を「流出文書」と認めなかった。

 相手が監視対象者なら微罪逮捕も辞さない。運転免許の更新で、現住所ではない実家の住所を記載したとして、新左翼系の活動家男性が二〇〇六年、「免状不実記載」容疑で神奈川県警に逮捕され、長時間の家宅捜索を受けた(結果は起訴猶予)。男性が原告として訴えた国賠訴訟で、横浜地裁は二〇〇八年、「捜査の主な目的は団体の情報収集だった」として、逮捕の違法性を認定している。

 この事件を担当した川村理弁護士は「公安警察は逮捕ありき。国を守るには多少の違法性があってもよいと考えている。逮捕令状を出す裁判所も言いなりだ」と話す。

 「公安警察が合法的に活動しているか、監視する必要がある。だが、秘密保護法ができれば『特定秘密』を盾にそれが不可能になる。予算や人員、活動内容を一切答えなくなるのではないか。捜査理由が秘密で通れば、監視対象も拡大する」

 東京都立川市の自衛隊官舎で二〇〇四年、イラク派遣に反対するビラを配った三人が警視庁に住居侵入容疑で逮捕された事件(二〇〇八年に罰金十万円~二十万円の有罪判決が確定)を経験した「立川自衛隊監視テント村」元代表の加藤克子さんも状況を危ぶむ。

 テント村の別メンバーには、いまも日常的に公安警察が付きまとっているからだ。

 「警察官がわざと姿を見せて、萎縮させようとしている。秘密保護法が成立すれば、国の政策に反対できない戦前のような状況になるのでは」



◇「特高」化に拍車


 北海道警の裏金問題を告発し、「警察崩壊」の著書がある元道警釧路方面本部長の原田宏二氏も「刑事警察と違い、公安警察は事件性が見える以前の段階から、ときには非合法的な手段を使って情報収集をする。秘密保護法はそうした捜査手法にお墨付きを与えかねない」と不安を語る。

 「公安警察は中央と直結している。自分が署長や方面本部長を務めていた頃、部下の公安担当者がどんな仕事をしているのか。ほとんど分からなかった。刑事、生活安全部門を歴任してきたので”アンチ公安”と見做されていたのだろう」

 法案を聞き、思わず緊張したという。「警察トップを初め、行政の長が秘密の範囲を恣意的に指定できる。自分が裏金を告発した時は公安から尾行された。もしその当時に秘密保護法があったら、公安関係の捜査費が特定秘密にあたると言われ、自分も摘発されていたかもしれない」

 その上で、こう警鐘を鳴らした。「この法案が通れば公安警察は野放しになる。気が付けば『特高の復活』という事態になりはしないか。



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「特定秘密保護法案全文」2013/10/26(東京新聞) http://amba.to/1a6J5Nq

「軍機保護法」http://9oo.jp/ruCILX

「研究ノート 軍機保護法等の制定過程と問題点 - 防衛省防衛研究所」http://www.nids.go.jp/publication/kiyo/pdf/bulletin_j14-1_6.pdf

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http://ameblo.jp/heiwabokenosanbutsu/entry-11663222926.html

高知白バイ事故捏造事件

2016-01-24 11:45:25 | 日記








https://www.youtube.com/watch?v=hT6auigVu5g



週刊金曜日編集部
2013年02月19日 17:10

高知白バイ事故捏造事件――内部告発警官が続々



 二〇〇六年三月、高知市内で暴走白バイに激突されたスクールバスの運転手だった片岡晴彦氏(五九歳)が業務上過失致死罪で禁固刑となり、出所後に再審請求している事件。高知県警の捏造工作が疑われる中、県警が隠蔽に躍起になっている。

 昨年一一月、高知市に住む土地改良換地士の小松滿裕氏(六三歳)が軽犯罪法違反容疑で起訴された。内容は同年八月、小松氏が同市鷹匠町の加藤晃久県警本部長宅の周囲で「加藤、恥を知れ」などと歌い、警官から制止されると大声を出して近隣に迷惑をかけたというもの。

 今年一月二一日、高知簡裁での初公判後の会見で小松氏は「制止などなかった。加藤本部長をなじる『よさこい節』を歌って通行しただけ」と怒った。不自然な起訴には理由がある。白バイ事故で県警が過失責任を片岡氏に押し付けようとバスのタイヤのスリップ痕跡を捏造していた疑いがあることを知った小松氏は事件に対する怒りから、監査請求や公文書開示請求などを実施。小松氏の元には警察から内部告発の手紙が多く届いているという。「多くの良心的な警察官が支援してくれている」と打ち明ける。

 会見では、これらの内部告発の手紙を元に作成された資料を配布。それによれば、捏造にかかわったとされる警察幹部の一人のA警部は採用試験で親しい女性を特別扱いし公安委員会で監査請求されているが、監察課長に対し「自分を処分するなら、事故の全貌をばらす」と話しているという。公用車を好き放題使っているというB警部に対しても県警は注意処分(一二年一二月一八日)しかしておらず、定年退職したC警部も再雇用して守秘義務で縛っているという。

 片岡氏と小松氏の弁護人を務める生田暉雄弁護士は加藤本部長と本部長宅前で制止したと主張する警部や、捏造工作をしたとみられる警視一人、警部二人も証人申請した。

 小松氏は会見で「白バイ事故のでっち上げ事件は高知県民の恥です」と訴えたが、各新聞はまったく報道しなかった。

(粟野仁雄・ジャーナリスト、2月1日号)


http://blogos.com/article/56526/

仙波敏郎氏が語る「警察の実態」

2016-01-21 15:29:43 | 日記






仙波敏郎氏が語る「警察の実態」


https://www.youtube.com/watch?v=BGx-zSm5ibk



 元警察官で実名で警察の裏金を告発し現在阿久根市副市長をしている仙波敏郎氏が、岩上安身氏のインタビューで語った「警察の実態」は、あまりにも衝撃的でした。


 ですので、ここは是非文字化しておきたいと、はしょったり抜かしたりと不完全ながらですが、文字起こししてみました。


<以下、文字起こし>

 日本の警察は、25万人のノンキャリア、500人のキャリア、一般職員を入れるとざっと30万人の最も巨大な権力組織。市民と接触している最高の権力機関は警察。

 警察の100%が裏金に汚染されている。町のお巡りさんから高級官僚まで。

 私は、25の都道府県で97回の裏金の話をしてきたが、日本という国の中でいろんな団体組織官公庁の中で、日常の勤務で犯罪行為を行っているのはやくざと警察である。具体的には、署長以上管理職は、一人年間数100万円の裏金を懐に入れている。

 5年前告発した当時は、年間全国で400億円の裏金が幹部に。もちろん全部税金。

 97回のうち60回は現役で言っているんですよ。愛媛県警の警察官として。万に一つウソがあれば当然懲戒免職ですよ。私定年退職してますから。それだけで、私の言っていることが真実かどうか判断できると思います。

 去年退職した。もちろん圧力があった。尾行張り込み電話の盗聴メールの盗聴。そんなこと当たり前です。全国公演するたびその都道府県の公安連中は必ず行動を監視。録音機持って。

 よく似た立場に黒木さん。立場は違いましたが、ある意味繋がってました。だから亡くなりました。

 彼がなくなったことが耳に入ったのは、東京のジャーナリストから。亡くなったという前に、次はあんたの番だよと言うのが第一報。何のことと言うと、黒木さんがなくなったと。岩手県警の初動捜査ミスに直球勝負していたから、私の裏金告発と黒木さんとダブるジャーナリストがいる。圧力はそこなんです。

 かなり覚悟しないと私に接するのは丸腰で戦争にいくのと同じ。現職の時は拳銃を持っていた。仕事を離れると丸腰だが、気持ちは絶えずバリアーを張っている。東京へ行く時電車に乗るときは一番前に出ないとか。ビルでも危険な場所にいかない。360度目を光らす。大事なことは公衆電話を使う。携帯では取られても良いことしか話さない。重要なことはFAXで。今の警察ではファックスは取れない。

 裏金を必要悪だといわれる方がいる。公務のためにプールして運用するというのも必要ではないかと。ところが、日本の警察の裏金はそういったものと類が違う。公務に使うという名目で私腹を肥やしている。(岩上氏とミックス)

 日本の警察のシステムをわかってほしい。昭和29年に警察の制度ができた。で、33年に北海道巡査になった原田浩二さん、その当時に既に裏金があったと言います。 私が愛媛県巡査昭和44年です。当然ありました。ということは、今の日本の警察制度ができた昭和29年と同時に裏金制度が出来上がった。全国共通金太郎飴ですね。

 ということは、500人のキャリアが考え出したシステムだということは、当然推定ですけども断定してもいいでしょう。同じですから。

 現場で働いているノンキャリの警察官は全国を移動することはない。ということは、全国の警察を上から、管理する。その立場にいるキャリアの上級公務員である彼らがそのシステムを考えて全国一律に浸透させた。(岩上氏)

 先輩から聞きますと、当初はキャリアが愛媛県警2500人レベルでは4人ぐらいるわけですね。その4人のキャリアがほとんど家が東京ですから、彼らが愛媛県に来る往復飛行機ですね、で、キャリアの給料で、そんなに東京松山を往復できない。家族が来たり自分が帰ったりする費用を最初はねん出するためにできたのではないかということを先輩から聞きました。

 それが広がって行って、結局自分の飲み食いに使う、そのために税金の犯罪者というのは、ニセ領収書がいる。ニセ領収書と簡単に言いますけど、私文書偽造で、3月以上5年以下。それをすべての警官に書かす。それは捜査費の場合だけですよ。裏金の一部です。

 捜査協力費、情報を提供してくれた人への謝礼として領収書を偽造する。警察は、非常に言葉遊びがうまいですから、捜査費というのは、警察の中では国費の捜査費のこと。市民の皆さんは、捜査費と言ったら犯罪捜査に使ったお金と思うわけです。そういう言葉遊びで騙している。

 で、県費の協力費はと言ったら、捜査報償費と名前を変えている。

 犯罪捜査に使った費用は、捜査費用と言います。

 ところが、マスコミの方を含めて捜査費という言葉を使うんです。捜査費用という意味で。

 捜査費と言うと、警備公安を中心とした国の公安にかかわるという内容の捜査協力費のことですよ。国費の捜査費がだいたい年間60億ぐらい、都道府県費が90億とで、150億ですね。捜査協力費150億円の99%が裏金です。ホントは、100%と言いたいが、赤旗新聞取ったり、本当に協力してくれた方に石鹸箱持っていくとかお菓子持っていくとかそういう風に使う場合もごくごくまれにある。

 捜査協力費、国費も県費ももともと裏金にするためにできた制度ですから。もともと裏金なんですから、スタートが。

 その一部をこそこそ私物化していったというのではなく、スタートがすべて裏金なんです。それを考えたのはやはりキャリアでしょう。

 これは確信はあるのですか?(岩上氏)

 もちろん、100%です。私はそのことを裁判所でも言ってますし、今まで97回講演してますし、現職で60回それを言って、仙波違っているよ何言ってるんだと誰も言わないですね。だから、私の本にも書きました。

 最初裏金の存在を先輩から教えてもらいます。そして、その後元キャリアで警視官という高い階級まで上がった松橋忠光さんという方が、今から20数年前に「わが罪は常にわが前にあり」という本を出しましたね。

 国会でも問題になったんです、当時。しかし、警察庁は、松橋は気が狂ったと狂人扱いしました。それで、国会も終わりました。この方が、もともとクリスチャンで自分が罪の良心の呵責に耐えきれず51歳の若さで退官している。私はそういう存在を全く知らなかった。

 5年前に告発したときに、仙波さんの言っていることと松橋さんの言っていることと同じだと言いますから、そういうキャリアがいたんだと初めて彼の存在を知る。

 いろんなアウトラインを教えていただくと、確かに同じなんです。ということはキャリアが考え出したこととしか考えられない。

 私は、現場で40年やってきましたから、警察署長がどういう風な裏金をあてにしていたか目の当たりにしている。この目で見ている。

 例えば、3月の人事、愛媛県警で120人ぐらいの署といったら大きい方なんですね。3月の異動時期に持っていくの、800万ですよ。現金で、署長が持っていくんですから。裏金の残った分を。裏金というのは捜査協力費プラス旅費とか、食堂費とかいろんな国家予算県の予算もトータルして裏金言いますけど、副署長が持ってます。

 その副署長が、三月の年度末に金庫をゼロにするわけです。余った金額を所長に預けるわけです。裏金帳簿を持っている。裏金帳簿を焼却するのに一緒に焼きました。その時は、会計課長も一緒でした。

 たまたま、当時は警察署の裏にゴミ焼き場があるわけです。そこで、考え深い顔をしてノート1枚破って回している。裏金帳簿やね言うと、そうだよ。この春に定年退職だと、自分のしてきた悪しき行為を消したいと。その時、当たり前の行為をしている課長に違和感を感じた。なぜ消すのと、私はしないけど、あなたはしてきたんだろうと。今消すのならしなければいいと思った。

 その署では、800万円のお金を封筒に入れて、署長が移動の日に持っていくわけですよ。じゃ、その800万はどうするのとNO2に聞きますと、署長も全部自分の懐にはいらんだろうと。全部自分のものでなくて、上納しなくてはいけない。自分がこの3月の異動で栄転していただいたお礼を本部長やNO2の刑事部長に札束を渡すんだとこういうわけですよ。

 これはキャリアです。人事権はキャリアですから、本部長と刑事部長はキャリアですから。これは慣習化されている。

 人事で厚遇してもらったお礼というものが、キックバックとして戻ってくるのが前提で、そういうことがない限り、誰かを引き上げることもない。逆にそれをしなければ、今回いいとこへ行ったそのお礼をしなければ、次の移動がないですよ。次を狙って持っていく。

 (岩上氏)質の悪いこういう人こそ出世していく。捜査能力、警察全体の力を落としてしまった。捜査力というのは、仙波さんが入られたころに比べて、

 60%です。



 (岩上氏)当然犯罪発生率に比べて6割を掴まえることができた?

 それも下駄はかしてますけどね。下駄という意味は、下駄はこう上がっているでしょ。水増しのこと。ですから、てんぷらともいうんです。

 (岩上氏)これも警察の隠語ですか?

 天ぷらは揚げるという意味。水増し数字を上げるという意味。水増しは簡単。犯罪発生を減らせばいいじゃないですか。分母を少なくすればいい。

 (岩上氏)ということは、届け出があったものを届け出しないとか、あるいは、認知件数を減らしてしまうとか。

 当たり前。昔は、犯罪発生件数と言ってました。何年かたって発生件数を減らすというのはおかしいのではないかという言葉遊びですよ。じゃ、警察が認知しなければいいと、だから今犯罪認知数なんですよ。犯罪で起きても警察がそれを認めなければ、犯罪ではないというわけです。

 それも私が昭和48年に24歳で、巡査部長になりましたが、その時に初めて署長に認知用紙を書けと言われたときに、最初の巡査の時には言われない。大きな所にいたということもありますけど、その当時はこの警官が将来ずっとやっていくかどうかという見通しを立てるわけです。早く辞めるものには、認知用紙を書かせない。

 (岩上氏)そうすると1年、2年、何年ぐらいですか?

 僕は18から入ったから、5年目で試験通りましたけど、そして、24歳でしょ、その時に書けと。私は知ってましたから、すでにからくりを。だから、書かなかった。で、その時に署長室に呼ばれてしかられましたけど、私が最初に言った言葉は、こんなことを続けていたら、日本の警察はダメになりますと、犯罪者を取り締まる、法律を守る、それが警察の原点でしょと。その警察が自らお金を文書偽造し、税金を詐欺し、それを私的に使う業務上横領だと。こんなことやっていたら、今60%ですけど、大変になりますよと署長に言ったんですよ。

 そしたら、署長が、もういいと言いましたよ。それまで、私を組織の敵と言ったもの。なぜ君は書かないんだと言って、署長がしかるわけですよ。署長これ犯罪でしょ。単なる私文書偽造ですまんでしょと。それから公文書になると公文書虚偽作成になる。これ1年以上10年以下ですよ。

 それから税金を騙し取る、これ税金の詐欺でしょ。騙したお金を私的に使う業務上横領でしょ。ま、脱税もあります。こんなことを組織的にやったら警察はダメになりますよと僕は言ったわけです。

 その前に署長が、警察はカネがいると。組織を運営するには金がいるというんですよ。

 (岩上氏)公務のため捜査のために金がいるという予算の融通というのなら意味はわかるけれども実はそうじゃない。警察がカネがいるのではなく、警察官の身分の者にとって私的なカネがいるという、ちょっと違う話ですよね。

 で、しかられて、私の返した言葉が警察はダメになりますと言ったら、署長がもういいと言いましたね。今日の話はもういいと。

 ところが、異動時期になると必ず私に書かそうとするんですね。部下が。私の上司が。それで断ります。断るとき転勤ですよ、僕。そんなことされたら、みんな負けちゃいますよ。

 (岩上氏)負けちゃうという意味は、気持ちが折れていいなりになって、手を染めると。要するにみんなと馴染むということですか。

 そうですね。みんなと赤信号わたっちゃう。

 (岩上氏)そうすると、組織にとってそういう人間がいると大変不都合で、いつか告発されるか。

 危険人物。

 (岩上氏)むこうと一緒になってしまえば共犯だから、しゃべらないだろうと。

 そういう意味なんですよ。

 (岩上氏)ということか、でなければ辞めてしまうか。口つぐんだまま辞めていくかのどっちかになるということですね。

 警察用語で、そういう人間をマル特と言う。特別の特をマルで囲む。そういう隠語使います。特別対象者というのが正式な名前です。対象と言うのは監視対象。


 それは、口頭で引き継ぎを署長がしますから、履歴書を見ても書いてないですよ。検挙率も。ただ、私24歳の時、60%は、最高でした。当時アメリカが、17、8でしたから。それぐらいずば抜けた検挙率。それも下駄をはかしての60%だったから、実際は50%ぐらいだったんでしょう。それでも高いですよ。

 それが、私が拒否してますけど、その時におかしくなりますよと言った時に、まさかここまで下がるとは思わなかった。最低10%台まで下がりました。平成13年。

 例の雪見酒のころですよ。新潟の。あのころに史上最悪で下駄をはかせて10%ですから、実際はひとケタでしょう。

 (岩上氏)あの時は、警察幹部新潟の本部長ですね。の人たちが確かお酒を飲みながら、賭けマージャンもやり、そういうことが露見して、警察の幹部でもありながら、なんてことゆう事件だったと思いますね、確か。その特定の個人の不祥事ととらえられて、大きな騒動にはなりましたけれども、こんなに組織的な腐敗があるということは、その時大きく報じられたり、調査報道が続けられたり、キャンペーンが行われたり、国会で追及が行われたり、改革をしようとしたりとか、全く何もなりませんでしたね。

 刷新会議というのができました。チジギジン?という方が、いろんな口座があるだろうと、形の上では警察を変えようとしましたね。今の検察庁がそうですね。先日いろんな方が15名いました。私が入らないのがおかしいでしょ?

 それと同じで、13年に、警察の実態を知らない方が、警察を刷新しようと、絵に描いた餅ですよ。現場の警官は全員そう思いましたよ。この人たちが入ってきて、警察を変えようと。じゃ、警察の実態は知っているのかと。知らないですよ。だって、警察は鉄のピラミッドですもん。中の匂いも色も何もわからない。鉄ですもん。

(岩上氏)警察の刷新会議の中に内部告発をされた方が入らなかった、警察は絶対認めたくないということだったんでしょう。今回検察も確か刷新会議という名前ではないです。法務大臣直属の第三者機関ということで、15人が選ばれたのですけれども、この中に三井環さん、同じように検察の中にいて内部告発を行って、検察から睨まれて告発され逮捕され起訴され有罪になり収監になり今年釈放された。

 (岩上氏)以後、ずっと取材させていただいているのですけれども、三井さんは入ってない。三井環だけは入れたくないと思ったんでしょう。三井さん御自身は、法務大臣に直に要望書をお書きなり、私をこの中に入れてくれと堂々とおっしゃったんですね。で、私は、要望書を受け取って、私のサイト上にアップしたり、三井さんの出している告発状とか全部アップして誰でも読めるように。というのは、マスコミが伝えませんから。マスコミが記事にしませんので、そういう公的に出した文書は誰でも読めるように出しています。

 (岩上氏)三井さんが入れなかったのも一つの検察の組織防衛のためにおそらく抵抗したんでしょう。あるいは、そもそも法務大臣が入れる考えがなかったのかもしれませんが。検察の方でも裏金の問題があった。そして、警察も。警察の方は人数が多いですから。

 そうですね。規模が。私がやった時に、検察庁の裏金が5.5憶円。三井環さんが告発しようとして逮捕された、そのことにより、7800万円まで落ちましたね、急激に。そういう風に、三井さんのしようとしたことは、効果はあったんです。

 で、これも非常に奇遇ですけれども、三井さんは私の高校の先輩ですから、4年先輩です。偶然ですね。愛媛です。そういう意味で、今年満期出所して、連絡があって、彼と電話で話しして、じゃ、お互いが対談しようというのが4月にあったんですね。

 ところが、お互いにスケジュールが合わなくて、流れて現在に至ってますけど、そういう意味で三井さんとは一度対談したいなと思っている。ま、先輩ですからね。全国5000以上の高校があって、なにも同じ高校の先輩後輩が、検察の裏金現職でしょ、警察の裏金現職でしょ、何も同じ高校がね。

 松山東高校と言いましてね、昔、坊ちゃんのね、坂の上の雲の松山中学が前身ですが、秋山兄弟も先輩ですし、正岡子規も先輩ですし、大江健三郎氏も先輩です。だから、歴史のある高校ですが、しかし、告発を勧める高校かなと。そういう意味で、三井さんと先輩ということで、これも奇遇ですよね。

 (岩上氏)奇遇なんだけど、反骨心のみたいなものが培われる土壌が。

 そういう校風はありますよ。バンカラな高校でね。夏目漱石の坊ちゃんを生んだ母体ですからね。そういう意味では、愛媛では一番反骨精神が旺盛な校風かもわからんですね。

 平成13年の刷新会議ができた時も、警察が変わるなんて当時20数万の警官誰も思ってませんよ。今の検察庁の件だって、あんなメンバー見たら、中で実態を知っているのは、江川紹子さんだけじゃないですか。まともな意見は。後は元検察官。裏金を使っているじゃないですか。元警察庁の裏金じゃないですか。

 何を言っているんだ。自分たちが現職の時、裏金に手を染めて、いわゆる犯罪者ですよ、彼らは。ただ、法の壁があって時効の壁がありますから、もう時効が立てますから、最大7年ですからね、7年たてば彼らはもうみそぎは済んだと思っていますよ。だから、そういう彼らが検察を良くしようと、私に言わせれば、泥棒が泥棒のカネを監視すると一緒ですよ。

 ですから、あの会議メンバー見たときに、僕と江川さんとは知り合いを通じて知人ですけれども、私が阿久根へ行くことには反対をした方ですから、そういう意味で今はしばらく連絡もしてませんけど、だけど、私が冷静に見て、江川さんであれば。

 大河原さんという群馬県の元警部補で裏金を私より先に、告発をした警官がいましたね、その大河原元警部補の裁判に僕は実は江川さんを呼んだんですよ。で、彼女は、自分の費用で来てくれまして、傍聴したわけです。

 そのときにあと、報告集会でも意見をもらった時に、検察が事件を推し進める過程において、具体的に証拠に基づく捜査をしていない、警察の言われるままに動いている。だから、大河原さんの事件については、具体的な証拠がないではないかというべきことを彼女は発言しました。

  そういう意味で江川さんがこの会に入ったことは、確率としては15分の1ですけど、6%ぐらい可能性というか、この会議のいいところは6%だけですよ。

 (岩上氏)厳しいご意見です。この検察庁の自らのお手盛りの方の調査チームというのもあります。前田検事の捜査特捜??その捜査とは別に、最高検が自ら調査をしています。自分達のことも含めて調査しているという状態ですね。これじゃ、お話にならない。なので、法務大臣が直属の機関を作ったと。これがおっしゃるように、大したことはできないんじゃないか、舞台裏知っているもんですから、それでもこれを作って、あれだけ人を入れたというだけで大変な抵抗があって、これを作るのも容易なことでなかったということがあったようなんです。

 (岩上氏)これが現在の日本の国家権力。国家権力と言うと、みんな一般の人は政治家を思いうかべがちなんですけれども、政治家ではなくて、国家権力とは何よりも官僚機構なんですね。官僚機構を制御するものとして、我々は代議士を送り込んだりしている。代議士もそれほど力を発揮できずに、むしろ、官僚機構にとって都合の悪い議員というのは、いろんな形で圧力がかかりパージされていく現実がある。それが誰であるかというのは、どんどんわきにそれていってしまうので、話を元へ戻しまして、裏金のシステムにもう一度話を戻させていただきたいのですが、本筋の話。

 (岩上氏)捜査報償費で、捜査情報提供者への謝礼に使うお金を、例えば1万円を渡して、何か重要な情報をもらう。全然別の人に別の名前で渡したことにして、ニセ領収書。この別の人というのは、例えば、名前はどこから?


 原則的には全国統一して、電話帳ですよ。ですから、電話帳というのはなくなった方を載せている場合もある。だから、何割かはなくなった方の名前が出てくる。

 (岩上氏)故人献金が問題になったことがありましたけれども、故人領収書なんですね。中にはとてもあり得ないというのもある。小さい


 愛媛県のある殺人事件の場合は、6歳ぐらいの子供の名前を使ったばっかりに、その6歳の子供が、書いている側はですね、ウソをついている側は大人と思っているわけです。誰でもいい書いているから。そんな子供がこんなことをしてはおかしいんではないかと。

 あの男は犯人だと思うなんてことを平気で捏造しているわけです。殺人の捜査報告書。それで、その子供に

 (岩上氏)領収書だけじゃなくて、その人にあってこういう話を聞いたと報告書まで偽造なんですね。


 そりゃ、当たり前ですよ。捜査報告書は、ほとんど偽造と思ってもらって結構ですよ。ですから、裏金に関してですよ、お金を渡したという報告書ですね。その場合も、大の大人が発言したかのごとくねつ造して、その彼に何万円渡したというようなことをやってたわけですね。

 5歳6歳の子が言うかと、頭からウソですけど、ところが、そういう話が漏れないと思っているわけです。警察ではね。ところが、今はウィニーというのがありましてね、それで、暴露しちゃいましたね。

 (岩上氏)ファイル交換ソフト。自分のパソコンの中でいろいろ音楽ソフトなどダウンロードして、それが時々流出してしまうということがある。愛媛県警でもウィニーによる流出事件があったわけですね。どんな事件ですか?


 この事件は、コレサワという警部ですが、非常に小さい警察署の警部課長をしてまして、彼はまじめな警官ですよ。そういう意味では。そして、家から遠く100キロ離れたとこへ単身赴任をした。年齢もまだ40歳代。当然、家族を置いてますから、そういう性的な欲望も当然ありますよ。

 (岩上氏)ファイル交換ソフトで集めていたのは。


 アダルトです。彼の性癖も全部暴露されました。私見ましたから。で、あ、彼はこんな癖があったんだ。私の署かでは、クセといわないヘキというんです。こういうヘキがあったんだと見た連中はわかってます。彼は、画像を取り込んで、自分で編集をした過程において、自分のパソコンからパソコンに入れている捜査資料が、殺人事件のウソの捜査報告書に基づく協力費(県費)を払いましたというのが、17件出ましたから。

 そして、あと強姦事件の被害者の名前も実名で出ましたね。いろんな詐欺事件の関係の個人が銀行への預金の出入り、これは、銀行からのデータも全部出ました。エヌシステムという番号認識装置のデータが何十万台出ました。正式発表は、六千人分と言いますけど、実際は、もっとですね。

 そういうことが出た。当然、県警としては本人を首切りたい。警視庁は実際首になっていますから。そういうウィニー交換ソフトで出た、あるいは、_とったかな。懲戒免職です。当前愛媛でも懲戒免職ですよ。彼は、栄転してますもん。

 むしろ、彼が、発覚した時は当然監察から調べられますよ。監察のストーリーは、首切ると42、3のまだ45までですから、子どもの教育もある、家も新築してまだ3年4年、そういう人を首切ると大変ですね。だから、温情を掛けて、最初、温情を掛けた職務というのは、6か月の停職だけど辞表を出す。そうなると、退職金は満額出るんです。で、60歳で年金もくれるんです。

 ところが、それで本人が辞表を出さんのであれば、懲戒免職するぞと。俗に言う_免職ですね。従わなかったら首切るぞと、従ったらこらえてやる。これが、温情の第一弾。ところが、その時期、監察も知り合いがいますから、その人からいろんなことが漏れて、コレサワが抵抗して、何を抵抗してくるんだよと言うと、彼は裏金を作っていた、もう真っただ中の人ですから、刑事畑で。刑事課長でしょ。

 自分が作っているのは、愛媛県警の捜査一課凶行?班ですね、殺人とか恐喝強姦の。そこの係長をしていた時の事件なんですよ。だから、当然、自分の首切るなら、全部出すぞと。

 (岩上氏)流出したのは17件ですけど、他にまだある。


 もちろんですよ。

 (岩上氏)膨大に証拠を持っている。自分が手がけたものもある。それ以外の係長とかおやりになっていたから、部下や同僚を含めて、たくさん情報を持っている。それを出してしまうぞと。一種、組織を開き直って脅したわけですね。


 だから、ひっくり返りますもん。日本の裏金のシステムって、それがすべて暴露されますよ。彼が、口切れば。証拠持っているんですから。そしたら、組織はどうするか。庇うしかないじゃないですか。

 (岩上氏)それはつまり、仙波さんが実名告発したということと衝撃がちょっと違うわけですね。巡査部長の時にやれと言われて拒否し続けた、


 (岩上氏)昇進試験もおありになって、普通だったら、昇進していくのに、ずーと巡査部長の身で定年まで勤めあげられたわけですよね。最後までご自身で手を染めなかった。いいかえるとその証拠、自分をやった部分を含めてお持ちでない。ところが、彼は、真っただ中の人で、たくさんの証拠を持っていて、言葉は悪いですけれど、マフィアが時々組織裏切って、そのマフィアの内部情報をボーンと暴露してしまうという話がありますけれども、極端に言うと、それに近いような、組織犯罪グループの中で、最もコアの犯罪情報を持っている人物が開き直った時の組織にとっての恐さみたいな話ですよね。

 (岩上氏)警察をやくざに例えるのは、けしからんという人がいるかもしれませんけどね。それに匹敵する話ですね。

 そんなことはだれもびっくりしないんですよ。知ってますからみんな。警察の中ではびっくりしない。当たり前です。コレサワさんは、異動も普通なら少々左遷されて田舎に飛ばされるとか、それ普通でしょう。県警本部の中で、同じポジションで移動ですから、まだ、仕事楽なところへ行っているんですから、これは部内では栄転だと言ってますね。

 だから、これが今の愛媛県警の実態。そして、日本の警察の実態なんです。

 (岩上氏)失礼な質問になりますけど、愛媛だけが特殊ということはないんですか。

 まだ、愛媛いい方でしょう。まだ25の都道府県は、私をオンブズの方が弁護士の方を含めて来て、裏金講演してくださいと言う県は、まだいいんですよ。残りの22の県ですね。鹿児島も含めて。22の県は裏金のうの字も出てないんですよ。

 ということは、警察の裏金に対する隠蔽力が強い。そして、マスコミの情報収集力が弱い。

 (岩上氏)あるいは、収集してもそれを出そうとする力。マスコミ力が弱いんですね。

 そして、警察に対して県民が寛大な信用度がついている。それが、22県ある。鹿児島、長崎、徳島、山口、広島、島根、秋田、新潟、奈良、  一道一都二府は行ってます。

 愛媛県警のコレサワ君の件でも、愛媛県警今2200人現職がいますが、誰一人おかしいと思わない。当たり前と思っているんですから。それぐらい腐ってしまっている。

 (岩上氏)権力があり野放図にやり批判する。本来は、批判しなければいけないメディアが、これまた、メディアも腐敗していることあるんです。記者クラブメディアが、警察にかなり頼りますから、御存じだと思いますけど。事件報道だとおんぶにべったりで、事件報道は、メディアにとっておいしい情報なんですね。なので、警察のいいなりになったり、目をつぶったり、もっとあからさまに言うと、大手の新聞は各支局に配属されるとそこのサツ回りをやる。そこの副所長と、副所長と決まってるんですね。必ず接待を受けるんですね。飲み食いを一緒にして、警察の側に接待されて、女性を含めて飲食をとどっぷりつかったりする。そんなことも慣例になっている。


 ある中央紙の女性記者が、私にハッキリ言ったことは、自分が九州の件でサツ回りの時に、署長室で後ろから胸をわしづかみにされることは、たびたびだったと言ってましたね。それ以上手が行こうとしたので、それは押さえたという風にハッキリ記者が言ってましたからね。

 で、愛媛県では、その記者と副所長とか刑事課長が不倫関係を結ぶのはごく当たり前というか、別に不思議じゃないんですよ。ですから、そういう意味のセクハラ、それと愛媛県警の女子職員に対して現職の刑事がレイプする。そう言うこともごくごく普通ですね。

 私の耳にだって相当入っていますもん。被害を届け出た人でも数件ありますもん。で、今、全国でレイプの被害者は、年間9000件ですけど、これは1割以下と言われてます。一般以外の方が、被害届をだせるのが一割以下だと。実際は、その10倍以上の被害の方がいます。そう言うことを含めた時、県警の中のレイプ件数を表に出せば、それはびっくりしますよ。

 (岩上氏)年間数件と言うことですか?

 ありますよ。私も相当耳にしている。1件愛媛県警でも訴訟してるもん。現職の方が。相手の現職刑事は、もう県警本部と松山署とを行ったり来たり、御栄転ですよ。だって、裏金担当係、彼は。

 (岩上氏)レイプ事件なんてものも、この裏金が根っこにあって表に出ない。そしたら、早い話が、何の犯罪をやっても俺は大丈夫って言う。

 当たり前でしょう。

 (岩上氏)うわぁ、カメラの向こう側で鳥肌立っている人が、たくさんいると思いますよ。

 私の感覚は当たり前。で、それを仙波が奥さんに言っているという風に県警は言うかもしれません。だったら、名誉棄損でやればいいじゃない。僕はずっと今まで言っているんだから。

 (岩上氏)考えればそうですよね。そこの警察が事を起こした人間を捕まえよう検挙しようというつもりがなければ、確かに、犯人というのは、放置されたままになるわけですね。放置された犯人というのが、ときどき警察と攣るんでいるやくざ者なんていう場合があるかもしれないけど、警察内部に犯人がいて、警察内部に犯罪者がいて、警察がその人を捕まえると、警察の不祥事が明るみに出るというだけじゃなく、冗談じゃない俺を逮捕するなら、お前たちのやましいところも全部暴露するぞと。お互いにつるみあって、ヒドイな、その話。

 レイプは不倫にしてしまうんですよ。で、おまけに、男性は刑事課ですが、彼には妻子がある、相手の被害の女性は独身。独身の女性を監察がよってたかって4時間軟禁して、そしてそこで、相手は妻子があるのにそういう関係を作っていいのかというんですよ。

 (岩上氏)犯しといて。

 そう。

 (岩上氏)これ何年に起きた事件ですか?

 今から、5,6年前。で、女性の方は、やはり恥ずかしくて訴えるところがないんですよ。

 (岩上氏)そら、そうですよね。訴える先は、まず警察なんですから。そこですからね。

 ですから、結局泣き寝入りしていたわけですけど、私が告発したこともあって、相談もあって、私を支えてくれた東玲治東玲治が、その女性の方のずっとケアをしてて、亡くなった後、そういうことが大きくなったわけですね。東が亡くなった後ですね。

 (岩上氏)じゃ、その方も勇気を持って訴えようと。刑事告訴と民事と両方やった?


 刑事が、やはり弁護士もこちらは入ってました、弁護団が入ってますけど、だけど、証拠が一年も前のことを、そのホテルでレイプされましたと、よって連れ込まれてレイプされましたと言っても、もう証拠力がないんですよ。彼ら知ってますから、警察は。

 そんな証拠がないもんでね、事件にならないということで、今、国家賠償をやってますけど、組織を挙げてその巡査部長をかばっていますよ。だから、その彼を私が一辺とっちめたんです。

 現職の時に二年前ですね。その時に、今からでも遅くないから謝罪しろと、そして、アパートの鍵も返せということを言ったんですけどね、そんな女は知らないどうでもしてくれと開き直りましたよ。持っているんですよ、電話。いつでも出せますよ。

 (岩上氏)アパートの鍵ということは、犯してそういう関係になった後はいつでも出入りするようになった。


 そう、一年ぐらい。

 (岩上氏)そういう関係を強要しつつ持ち続けたというわけですか。


 それが泣くように言って、最後は自殺するということで止まったんですけれども、しかし、それでも恐いという状態が続いたようですね。だから、そのことも含めて、裏金からそれましたけど、冤罪もそうですよ。

 その冤罪というのは、普通ちょっとした捜査ミスと皆さん思われますね。そうじゃなくて、犯人は誰かとにかく誰でもいいから作らないと裏金が作れないんですよ。

 (岩上氏)クラクラしてきますね。裏金が作れないために犯人が誰でもいい、これでもとんでもないんですけれども、そこに、、


 私そう思わない。僕はダメですよ。僕はしませんけども、警察42年間どっぷりいたら、ごく自然の行為ですよ。そんなことは。犯人は誰でもいい。だって、自転車置いて、被害自転車置いて誰か乗るのを待つんだから、現場の警官。で、そこで、またがったら即逮捕していいし、そこでケイオウハン1件じゃないですか。

 そんなことは別におかしいことですか。

 (岩上氏)おかしいことですよ。大変なことで、それはその、今一瞬そうですねと言いかけている自分が恐いんですけれども、そういう状態もかつ裏金を作らなければいけないから、つまり早い話が、事件を片付けていって、捜査協力した人がこれこれで、それでノグソの捜査報告書領収書をでっちあげて、で偽金を作って、で、こちらで誰でもいいから極端に言うと、人を適当に捕まえる。ということは、証拠の改ざんやら供述の改ざんやら、要するに、本来ならこの人がこの事件にぴったり当てはまるということはないかもしれない。けれども、この人間にしてしまえということであれば、強引に辻褄は合わなくても、さまざまな証拠の改ざん等によって、辻褄合わせをしてしまって、犯人にデッチ上げていくということが現実にあるということですか。


 いちばん簡単なのは、指紋ですよね。指紋というのは、終生不変万理不動でしょ。これ100%証拠ですから。だから、あなたが犯人に仕立てるためには、ちょっと事情を聞きましょう、コーヒーでも飲まんかというて飲ませる、持つやないですか、それを回収して指紋取ればいいじゃないですか。それを現場から回収したとしたらそれでいい。そんなこと当たり前ですって。

 (岩上氏)そんなことやってるんですか。


 やってますよ。

 (岩上氏)これ偽金作りより問題大きいですよ。


 そうかぁ。

 (岩上氏)それ、そうですよ。だって、人生狂わされたらたまったもんじゃないですか。


 そんなこと痛くも痒くもないから。

 (岩上氏)その警察にとってはね。腐敗した警察にとっては。


 だから、これくらいのことは、私が告発してから、仲のいい上司もいたんですけどね、こういうこと言ってましたよ。仙波がいくら実名で告発して、一時期マスコミがパッと騒いでもそんなもん一稼いだと。どうせ国民は困ったら、事件にあったり事故になったりしたら、警察へ頼ってくるんだよ、いやなら来なければいいんだよ、ハッキリ言っているよ。

 それが今の警察幹部の姿勢、原点ですよ。いやなら来るなと言うんですから。

 (岩上氏)これは誰が言ったんですか。


 署長クラス。

 

仙波敏郎氏が語る「警察の実態」

2016-01-21 15:27:52 | 日記









(岩上氏)ノンキャリの上の方?


 もちろんノンキャリ。

 (岩上氏)キャリアもノンキャリも含めてこういう腐敗になっちゃってる。


 キャリアは賢いんで、自分が手を汚さない。自分が吸うお金をもらうだけ。私を死ぬまで、黒木さんと同じような状況で死んだんですが、その男は産経新聞のジャーナリストですね。たまたま僕の上級生だった。顔を知らなかったけど。

 その彼が、現職の産経新聞のサツ回りの記者だった時に、愛媛県警ですよ、ある警務総務畑から、東さん何とかしてくれまいかという要望が入ったわけですね。実は、本部長が次期の上納金を上げろと言ってきたと。その時まで東は薄々知ってたけど、具体的にはどこからももれなかったですから。ただ、裏金があって、上納してるというのは聞いてましたよ。

 だけど、今から約20年前です。彼は、ハッキリ数字を知ったわけですよ。当時警察は部門が5つありまして、事務部門、刑事部門、交通部門、警備部門、生活安全部門の5つ。この5つに、20万ずつ割り当てていた。上納金を愛媛県警は、本部長にね。月100万なんですよ。

 そしたら、刑事部門は強いんですよ。報償費があるから。生活安全部門も防犯協会とかいろんな許認可の関係があって強いんですね。警備はもっと強いですよね。国費の捜査協力費がありますから。交通は安全協会があるでしょ。だから、みんな強いんです。

 ところが、事務部門はカラ出張しかないんですよ。事務部門はカラ出張いっても、出張自体がないじゃないですか。だから、その20万円を毎月作るには。20万だけ造るのは簡単ですよ。自分たちもカネがいるわけですよ。ノンキャリアが。そうなってくると、自分たちが減らされる、だから、上げてくれと言ったときに、東君に止めてくれじゃなくて、上げるのを止めてくれ、今のままで済ませてくれないかと。それで、彼は本部長に直談判したんです。

 そして、そこで本部長が部屋から出て行けと言ったので、本人はドア蹴ったんですよね。そしたら当然周りにいる人あたりが、東逮捕するぞと。東は、茶坊主と言ってましたよ、みんなイエスマンだから。この茶坊主たちのノンキャリアの警部クラスからね、東逮捕するぞと、それで彼は言ったんですよ。逮捕してみろ、月100万円の件新聞に書いたるとこう言ったら、本部長がドア開けて、東さんどうぞと。それからフリーパスです、彼は。

 で、それで東は、もう100万円以上上がったことは無くなっただろうと、彼は彼なりに解釈したんです。そしたら、犯人探しされただけで、金額は上がったそうですよ。

 毎月100万ですから、上納金。1200でしょ。愛媛県警、それは、20年前ですけれど、私が告発した5年前には、年間4億円でしたから。これもデータがあるわけですね。捜査報償費が、いくらとか。出張旅費がいくらとか。そうした履歴とかいろんなデータもっている。それが、4億円ありました。

 で、そのうちの4億円をそのキャリアに数千万渡して残りの3憶数千万をノンキャリアが分配するわけです。ですから、面白い話を。私が告発をしようと弁護士たちと話をしたあとで、私を唯一仙波と呼び捨てにできる上司は、過去にも一人だけなんですよ。その上司は、なぜ私を呼び捨てにできるかというと、私の女房の葬式に幹部としてただひとり来たんです、彼は。

 私は裏金拒否しているし、息子の事件があったりして、いろんなことがあって、危険人物マル特でしょ。マル特の女房が死んでも、管理職は、関与したくないです。で、そういう意味では、葬儀と言ったらものすごく家族的なファミリー的な警察は凄いんです。

 もう署長のお父さんが死んだと言ったら、県下の署長から全員花束がいったりとか、全員が集まったりとかそれは凄いんですが、そういうファミリー的な中で、現職の警官の奥さんがなくなって、管理職が一人しか葬儀に来ないというのは、これは本当に異例なんですね。

 私にとっては当たり前ですけれども。その上司は喪服を着てこずに、普通のスーツに喪章をつけてきましたよ。だから、黒服着たら、今日仙波の葬儀に行くと思われちゃう。だから、彼は彼なりに来てくれました。で、僕はそれに対して恩がありますから、それから仙波と言われても、もう普通の幹部がモノを言ったら、誰にモノ言うの、犯罪者がただ一人犯罪を犯していない警官に対して、誰にモノ言うんかと僕なら言う。


 言われるの知ってますから、みんな。だから、仙波部長というふうに呼び捨てしないんです。先輩だって。ところが、彼は、愛媛県警で仙波のことを呼び捨てできるのは俺一人だという自負があるんです。~仙波と言われても、まあええかと。その人も仙波を自由に扱えるのはおれだけだと思ってますから、今回告発する時も情報が漏れた時に、彼は、身を呈しても止めましたよ、私を。

 で、全権委任ですよ。県警がお前しかとめれないと。だから、彼は、私にいいましたもん。頼むからわしの顔を立ててくれと。お前の言うことは何でも聞くと、階級もあげると、これから残り4年半、好きなポジジョンいかすと、そこまでいいましたよ。

 で、その彼から、私が告発するということをまだ情報が漏れてないとき、面白いですよね、仙波、わしは__というから、わしは、こないだの年末のボーナスの日に、自分が署長で栄転をする前の年ですから、署長に実はボーナスの日にこういうことをしたんだと。だから、私は、署長で行ったと、こういうわけですよ。

 なにしたの?こちらも聞かないかん。ボーナスの日に百万円帯封のついたカネを書類ばさみに挟んで署長室で、署帳ボーナスですと言って渡したんだと。これを開けて、それを制服のポケットに入れて、すまんのう、あんたなんて言ったのと聞いたら、私も半分もらってますからと言った。
 

 自分も50万懐へ入れているけど、署長には100万渡したということを自慢げに言うんです。私が講演で使うのに、なぜ警官の制服のポケットに二つあって、なぜ内ポケットが大きいか、百万円入れても表から見たらわからない。

 この同じような服装が、大学病院の院長先生のドクターの白衣。ここに大きなポケットがあるでしょ。30万ぐら入れてもわからない。だからよく例えに使うんですよ。ドクターの場合は、実際入れた方から聞きましたから。私の家族が手術をしてもらう時に先生に。大学病院などは当然だと、そういう方いましたよ。

 え、30万入れたんやと言うんですね。あ、そうなんだと。これは伝聞ですけど。でも、警察署長の我らの制服の裏ポケットを見てもらったらわかりますよ。100万円入れても表からわからん。そういう風な作りしてますからね。

 で、それを100万円渡した。で、私は半分もらっているからいいんですと、俺はこういう風なこと、毎月上納する裏金以外に、ボーナスの日に特別に+αで100万出すんだよと、それぐらい、俺は腕が切れるんだよと、僕に言わすんですよ。それさえ出来てれば、出世できる。

 県警本部にグリーン観葉植物が置いてある。1階から9階までありますわね、毎月変わっている。そしたら、諸君は、毎月変わっているなと思うでしょ。一階のを2階へ、2階を3階、3階を4階へ持っていくんですよ。係りが。

 警察ぐらいセクション、セクト別の意識の強い組織ないですから、原則的に、警備部と刑事部は、全く合わない。交通部と生活安全部と会わない。みんながこれ(手の甲と甲を合わす仕草をする)ですよ。だから、県警本部、1階から10階までありますけど、2階の部が3階の部へ行くことがないんですよ。交流がない。

 だから、2階の観葉植物が、一つ来たって上へあがっても気付かない。自分とこにある観葉植物は替っている。でも、それは観葉植物を買っているんです。買い取りですよ。買い取って、領収書を1階から9階までで、9万8千円とわしは担当から聞きましたよ。領収書を書いた人からね。

 ところが、9万8千円で買うけど、毎月買ったことになるんです。職員の目をそらしているだけ。そして、領収書を書くのは同じ人間なんですよ。その売っていた花屋が私の同級生なんですよ。白紙領収書を、9万8千円と最初は書きますよ。それを同じ領収書を12枚渡すんです。で、日付だけ変えて。で、同じ職員が書くわけですよ。

 同じ人が書いて、毎月買ったことにするんです。年間100万円浮くんです。こういう裏金の作り方もあるんですね。

 (岩上氏)そういう裏金に長けて作るのがうまくなる人が、出世が早く、上納するから出世が早い。

 能力は二の次ですよ。

 (岩上氏)もうこれ完全にやくざ組織なんですけどね。

 だから、私が告発してから、やくざが私に頑張ってください。愛媛県のやくざは私を応援しますよ。右翼なんか車止めて、仙波さん頑張ってくださいって、やるもん。警察は、私の後尾行して、軟化落ち度を取って裏を取ってデッチ上げでもいいから、逮捕しようとするもん。どっちが犯罪組織ですか。

 私が定年退職したことは、弁護団が言いますもん、奇跡だと。

 (岩上氏)何らかの形で弱みとか落ち度を見つけて、逮捕して失職に追い込むとか。

 それだけならいいですけれども。私は命を覚悟しました。だから、黒木さんが今回、ああいう風なことになった時、私はやっぱりやられたと思いましたよね。確証はないけど、私の心の中ではやられたと。だから、ジャーナリストの方も「次は仙波さんだよ」とそういう意味で言ってきたわけですよね。

 だけど、私は、それについて本当に自殺なのか事件なのか私は口にできません。両面ですよね。だから、彼とは、最後は6月ぐらいかな、連絡電話で。2月にあってますけどね。

 (岩上氏)こちら群馬のある弁護士の方に書留で手紙が届いたらしいですね。黒木さんから亡くなる前に、その話が届いたということは、その弁護士は認めていると。けれども中身については言わないと。明らかにしないと。何か事情があるんでしょうね。言えない内容。そこがどっちに傾く内容なのかわかりませんけど。

 まぁ、そういうふうに冤罪と裏金作り、また告発しようとする者は重要危険人物として徹底してやる。それのもっとも顕著な例が群馬県警の大河原事件ですよ。彼は、非常に優秀な警官でしたね。すごく出世も早い、腕も立つ、剣道6段、男前というのは関係ないけどいい男ですよ。

 彼が口にした非常に厳しい監視におかれたわけですね。テレビで告発をした。それからは、警察の手のひらの上で踊らされて、最終的にはデッチ上げ逮捕、首ですよ。メディアは警察発表をそのまま言っちゃう。だから、こんなことが現実にあれば、現職の警官が裏金を実名で告発するなんて、私がすること自体、大河原さんは衝撃的だったと言いますよ。

 それと同時に、第二の仙波は30年間出ませんよ。3人ですよ。それは、私が5年前でしょ。5年前に25歳以上の警官は全員、ニセ領収書を書いてましたから。だから、25歳ぐらいまでの若い警官は、書いてない方もいたかもしえない。だけど、25歳以上の警官ぐらいになると、全員書かされてます。それが、今一番若くて30歳でしょ。

 ということは、30歳未満の方で、一度も書いていない方が30年たって実名で告発できるという可能性はあります。自分が手を汚してましたら、できません。だって、自分の犯罪を認めるんですよ。私も書きましたと。

 (岩上氏)北海道警の原田さんなんかは。

 彼は、時効来てたじゃないですか。退職してから8年でしょ。時効は7年ですよ。もちろん、彼は時効を計算してはいてないのですよ。だって、そういう非常に厳しい意見を原田さんにぶつけましたけれどね。彼は素晴らしかったです。だけど、結果的には時効が成立してから言っているのは、これは、偶然ですけど真実です。

 だから、原田さんが実名で告発することは素晴らしいですね。現職でやるということとはリスクが違います。だから、私は原田さんに非常に失礼なことを申し上げて、反省もしてます。彼は今なお活動されてますから、そら素晴らしい方ですね。

 だけど、私とは立場が違う。だから、裏金の問題は、アメリカに法律があって、告発することによって国の税金が損害が免れる。それは、告発をした人が、被害を防げた分を3分の1は告発者のモノになるという。告発を奨励するという意味でね。そういう制度があって、それで言うと、私が告発してから200億円予算が減った。

 だから、金額だけを見てもやっぱり私の告発は効果があったと思ってます。ただ、金額的に効果があってもまだ200億円残っている。ということと、誰も犯人が警官が刑事責任を負っていない。だから、私の告発行為が本当に不完全な結果しか出ていないですね。

 (岩上氏)一人で頑張られてもそんなに成果が上がるというものでもない。これはやっぱり、官僚が。官僚が腐っているからできないんですけれども、官僚組織に改善正常化というものを求めるのが難しいのであれば、警察官僚のね。やはり、政治の力であったり、メディアの力であったり、あるいは支援する市民の力だったり、そうしたモノが大きく湧きあがってこないと、それらが手を携えて、法曹の力とかも大きいですね。弁護団とか。仙波さんを支援している弁護団80人ですか。大変なお仲間と言いましょうか、支援者の後押しもある。こういうのが大きく手を携えて、愛媛県警の話にとどまらない全国どこにでもある話なら、これは国レベルの話ですから、やはり、国会とかどっかで証言していただくとか。そういう話にならないと難しいですね。

 5年前、告発した当初、告発して24日目に民主党の議員が4人来てくれました。総団長が中井さんですね。4月に中井さんにお会いしに行ったんですよ。東京ね。会いましたけど、野党でいる時と与党、政権党になった時に態度が全く違いましたね。

 民主党から5年前には仙波を国会へ呼ぼうという話があったんですが、当時政権与党の自民党は、全員圧倒的多数で私を拒否しました。それは、当然、警察庁から自民党に要請しているわけですね。私はどこへ行っても同じことを言いますからね。全く手を汚してませんから、一番危険人物ですよ。

 で、私を拒否した自民党。今度、民主党が天下取ったら当然私を呼んでくれると思ったんですね。だけど、いまだに呼ぼうとしない。三井さんだって、今そう言う国会の動きがあると聞いてますけど、まだ、具体性がないですよね。

 (岩上氏)例えば、冤罪を防ぐためということで、今非常に緊急のテーマとして、可視化ということが言われている。警察・検察の取り調べの可視化。可視化というのは民主党の公約にしていました。ところが、いざ政権与党になってもなかなか実現できない。圧倒的官僚の抵抗の前に何もできない、立ち往生しているというのが現実です。


 官僚と言いましても、検察警察官僚ですわね。

 (岩上氏)これの抵抗のために、何もできないでいると。そうもするうちに、民主党内部にずいぶん手を入れられてガタガタになって、民主党が、全く違う二つの政党になったような状態です。菅民主党と09年小沢さんを支持したと言っていいでしょう、代表選を戦った大将小沢さんだから。09年のマニフェストに書かれていた事を支持するグループと、09年マニフェストをことごとくひっくり返し毎日毎日ひっくり返し続けていると言ってもいい現在の菅政権と、全く違う政党になっちゃってるですよね。

 (岩上氏)で、手掛かりと言いますか、わずかな希望を託せるなと思えるのは、可視化議連というのがあって、川内さんという鹿児島選出の川内さんが会長で、事務局長を辻恵さんがやられている。そこが精力的にやられている。昨日も会合をやってらっしゃいますけど、可視化に向かって働きかける原動力と言うのをまだ維持してやっているわけですね。で、政権の中にありながらもほとんど、すっかり別の政党になっちゃってる。飲み込まれてしまった現在の党と言っても主流派の人たち、やや趣を異にする。もちろん、これ主流派、反主流派どちらにもまたがっているんですが。その人たちの会合には、それこそ三井さんも呼ばれて、この間お話なされてましたし、ぜひ行かれたらいいんじゃないかと思います。


 私は、国会がどうであろうとどこだろうと、もういけるんですよ。ただね、根本的に皆さんが勘違いしているのは、検察や警察の抵抗がある、じゃ、彼らがどうするか、可視化に賛成する人も陳情、可視化を進める人のあらさがしに警察が全力を上げているわけです。

 だから、小沢さんの場合は、小沢さんの何でもいいから彼をスキャンダルを出せば、可視化はもうつぶれると思ったわけです。だから、彼が、小沢さんがいろんなことをやられましたけど、私はこの次期、あ、可視化つぶしだというふうに、瞬間判断した。西松事件は。可視化つぶしですよ。

 (岩上氏)陸山会の事件。可視化つぶしですか。


 もちろんですよ。可視化つぶしですよ。だから、小沢さんに直接会う機会があったら、あなたは手を打ったのかと、自分の事件を検察が起訴しない不起訴にする条件として可視化を法案を通さないという事で手を打ったのかということを僕は聞きたい。小沢さんに。

 (岩上氏)いや、でも、不起訴になってもちゃんと検察審査会。


 それはまた別ですよ。

 (岩上氏)えー、でもあれは1セットじゃないですか?


 あれはねー。まだ、小沢さんが這いあがってきたときには、困るのは検察なんですよ。だから、とことんいっぺん不起訴にした。じゃ、小沢さんも可視化はもう見送ろうということで手を打ったはずですが、小沢さんという方は、やはりねばい方ですから、自分が政権取ったら、ボーンと可視化をやる可能性がある。あの人の性格なら。だから、ここで、とことん小沢さんを潰さないといけないというためのセットですよ。

 もちろんですよ。だから、検察は、小沢さんというのは恐いんですよ。だけど、小沢さんはそこで、最初の時に手を打たなければ起訴されてましたよ。

 (岩上氏)ここには、おそらく攻防があったんではないかと。それは、何か情報に基づくもの?


 もちろん推測です。実際に西松事件の調書を見たわけでもないし、そういう意味で、私の今までの経験則から言うと、それしかないと。

 (岩上氏)烈しい攻防が行われている可能性があると。


 僕は、小沢さんに会えば、聞いてみたいですよね。



http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-e111.html











今の民主党政権で、前の自民党もそうですが、 検察警察に対してノーと言える政治家は、小沢一郎さんだけ。彼は強い信念を持っている。昔の政治家だの金権政治家とメディアは言っているが、彼のポリシーは日本の国を良い国にしようとしている原点がある。

 小沢一郎さんは阿久根市長竹原信一とダブる。竹原信一は、自分を捨てて阿久根市民の中で一番生活の苦しい方を少しでも豊かにしようという気持ちな んです。そのために一番高い生活をしている市役所職員、議会の議員の報酬や収入を下げようという絶対侵してはならないところに足を踏み入れた。そのため、 マスコミも含めバッシングを受けた。

 奇人変人アウトローのごとく報道を受けているが、彼と4時間話して本物とわかった。

 そこでいろんなことがあって、彼の所へ来ました。

 確かに、竹原市長のやっている行為手段は、いいとは言わない。彼が市民のためにやろうとしている公約は、あの専決でなければできなかった。

 そういう意味で今までのことはどうでもいいと、私が来た以上これからルールを守ろうとで、一つ一つクリアーして行っている。今も議会は開いている。

 その彼のしようとしている姿勢と小沢さんが日本の国をこうあるべきだと二大政党にして一つの政党がダメなら、片方の政党がやればいいと。そういうことで、日本を良くしようということを実行した方です。

 ところがそれをやられると困るのは検察警察。政府が変わられては困る。だから、検察警察は、自民党政権の方が良かった。警察庁長官を高官に補佐官に入れることもできるし、何でも自由にできる。

 愛媛県警でも、今の県知事は文科省の出身でリクルートで失脚した官僚。森喜朗さんのいわば腹心。で、森さんが総理大臣になった。今の知事は、当然落下傘で、愛媛県知事になった。当然抵抗勢力があります。現職の県知事と戦ったんですから。

 現職の知事が負けました。負けた知事を応援した土建屋を徹底して潰すために、国家権力を使いました。

 私なんか朝6時に呼ばれました。ガサ行くと。負けた現職知事を支持していた土建屋、もうほとんど小さい、しょんべん件で、ガサですから。小さい談合など。談合なんてほとんど全部やってました。本気でやろうと思えば簡単ですよ。小さい形式犯とか。

 政治的な闘争に敗れた場合に、徹底的にやられる。ガサ行くと、業者が言う。みんな権力の犬か。

 私は言う。そうだよ。あなたが負けた知事を応援したからだろ。私はガサ来て関係書類持って帰るけど、こんなことわかりきっとるだろと。そしたら、社長が、そこまで捜査員に言われたら、もうしょうないですと、彼はお手上げしました。

  そんなことをハッキリ現場でいうのは僕だけ。他のものは、上司の命令でとか、ここに犯罪があるからという。だけど、違う。その県知事が、伊藤さんが警察庁長官に圧力をかける、警察庁長官は県警本部長に圧力をかける、本部長は所轄の所轄の署長に指示する、この構図は、すべての警官はわかっている。

 具体的証拠はと言われたら、我々が話したことはわかりませんけど、経験則で、なぜこの時期にこの事件をやれというのか、担当の刑事課に聴いても知らない。なぜこうなったかわからない。

 ある日突然、本部の一課長の方からこれこれやるからと言われて、唖然としているわけです。県警本部の刑事課が全力でやっているわけです。

 だいたい事件は、各警察署がやる。多くの事件の時に県警本部の刑事課が応援に来るというのがシステム。

 それが、県警本部が主導的にやるということは、だから、捜査2課の場合は、2課長はキャリアを置いている。

 2課は、経済犯、知能犯。汚職関係をやる。政治的な捜査。上の方の支持から。

  そういう事犯については、本部長の指揮事件という。本部長の指揮事件では、被害額100万円窃盗事件で捜査本部を設けるだとかいろいろある。なのに、選挙違反であるとか、汚職の事件は全件本部長指揮事件、そういう政治家がらみの件は、キャリアが判断をするというシステムになっている。

 現場のものはわかってますから、今回負けたものは行くよと。

  ところが、我々は政治で二つの人が争っている、甲が勝つと思っているわけで、負ける乙の方を選挙違反たくさん集めるわけです。ところが、逆転する場合があ る。その時困る。とおった側の方にたくさん違反を集めている。その時は面食らうが、その時は捨てる。で、最初とおるとした候補者が落ちたからそっちへ行きま す。

 選挙でいい情報をつかんで署へ上げると、刑事課長らがこれいい話やこれはやらないかんないうて外堀埋めて参考人聴取しとって、証拠集めていつでもやれるようにする。その候補が通った時は、没ですから。

 だから、政治家は警察には絶対にノーと言えない。徹底してますもん。

 小沢さんの場合でもやらせをやる、警察は。私は小沢さんの支持者です。それなりのポジションまで行く。そこでその人が買収したらいいじゃないですか。それは警察にいるんです。

 いますよ。そんなこと当たり前でしょう。選対本部の中に、警察官という身分ではなく、警察の協力者スパイSがいる。

 だから、公安がいる。

  公安は、だいたい警官の2%ぐらいいる。愛媛県警2500人のうち、50人ほどいますけど、彼らは、名前住所連絡先が抹消されている。名簿を持っているの は、本部長、警備部長、公安課長だけ。関係ない署長は知らない。署長でも知らない。活動がわからない。出勤しなくていいから。政治的な活動が仕事。

  私のような場合、警察の裏金を告発をしました。する以上は、ある時点から情報が漏れた。徹底して彼らは動いていた。告発の前の日に、弁護団が記者クラブに 明日記者会見すると言います。前の日に言わないと記者がこれない。記者は、スパイが多いですから、そのまま県警本部へ行き、明日裏金のことで告発するのが いるらしいよと。

 私の確率では半分以上は警察の犬じゃないですか。記者クラブにいる連中は。

 だって、記者懇って知ってます?警察が記者を飲ましている会。私が県警本部にいた時当たり前にあった。僕は言った。もはら乞食か?乞食というのは、掃除機?に使うんですよ。飲み食いのたかり。

  (岩上氏)副署長に接待される。官房機密費だけが記者クラブメディアを汚染させている原因なのかと首相に質問するやりとりは、読売他すべての新聞がから落 ちた。官房機密費だけが汚染の原因ではなく、もっと日常活動の中で、社会部サツ回りというのは、大変大きな仕事をしているから、日々事件報道が大きい。こ の記者たちが赴任先に行って、まず、副署長に飲ませてもらう。たかっててというのは日常的にあるんですね。

 私が告発したときに、私の同期生で、三人ほど出世がいた。その人が警備公安畑。松山東署長がいましたが、その男が、ハッキリ言いましたよ。産経の記者が、松山のトップクラスの記者ですよ。同郷なんですよ偶然。当然、飲み会へ行くでしょ。原君が産経の記者に対して、「仙波は告発をして捜査報償費のことを云々言っていると。だけど、あいつ は警備公安にいたことがないから国費の捜査協力費のことは何も知らないから、俺たちは安心している」と記者と話している。飲み会で。

 それを原所長がこんなことを言ってましたよと、記者が私に言うんですよ。じゃ、書いたらと言ったんです。本人が原という署長が言ったのだから、書けばいいじゃないかと。イヤ、同郷だし、それを書いたら私ところへは記事が回らなくなるという。

  だから、記者は知っている。官房費もそうでしょ。初代官房長官に愛媛県の人がいました。彼とは仙波さん仙波さんという仲。彼が若い時、飲み会なんかに呼ばれた時、僕は乾杯の音頭で、私の方が上だったんですよ。ところが今官房長官でしょ。彼は、実際にカネを使っているじゃないですか。そういう実態は、ある程度わかりますよ。

 野中広務さんが退職してから、ま、退官してからですよね、言わないよりはいいけど、口から言っているのを聞いた。正直な方だと思いました。


 田原総一郎さんだけが貰わなかったというようなことをメディアから聞いたときに、田原さんはハッキリ物事を言っているなと思いましたもん。後のものは渡しているんなら、テレビでアサヒに行ってもダメかと思ってある程度想像はしました。

 官房機密費の件は、東京新聞だったかな、僕は、阿久根へ行ってから官房機密費のことで内閣官房長官が、「国益に反するから言わない」と言った段階で、それは裏金だと思ってくださいとコメントした。それは載りました。

 だけど、捜査と同じです。捜査も秘密、捜査協力者を守るためだと、そのために言えないんだと言った時点でそれは裏金だと解釈してください。

 (岩上氏)国家の秘密として、政治家官僚ぶら下がっている記者を含めて私腹を肥やしている可能性がある。

 私は、断定している。じゃ、証拠はと言われたときに、それを裁判の中で争ったら、私は自分の経験則だから、愛媛県警を見て、全国の警察を語るな彼と言う人もいます、だけど、どのキャリアが来ても同じシステムです。どこの県で私が話しても同じなんですね。

  (岩上氏)上が代わっているわけだから、上司が私服を肥やすような人が上司になった場合、そこの愛媛県警が汚れていたなら一新される可能性があるわけですよね。とこ ろが、慣行としてみんな同じように決まった金額で行くなんてことは、次から次へと申し渡しということでなければ、話にならないですね。

  阿久根の市民会で愛媛県警しか知らないが鹿児島も同じとしゃべると、必ず公安が来ている。15か所来たときに、彼に言った。私が裏金のことを言ってあなた どう思う?顔を真っ赤にして言わないんです。何でもいいから言ってといった。警備課長です。どうしてそこにいるの、毎回毎回。今日は入っているけど、いつ も裏横にいたからね。半年前に市長を襲うという情報があって、秘書を擁護するために来てますというけんね、じゃ、どうしてそこでテープ回してるの、あんたのバックの中にテープあるだろと言ったら、こう押さえるんですよね。

 で、秘書は僕が守るからいいよ。事件があった時はもちろん捜査はしてもらうけど、それまでは僕が彼を守るからいいよと言ったら、あくる日から来なくなった。そういう風に、警備の者は、私の言質を取って何とかしようと今でもやってますから。

  私は、群馬に勝手に来ますけど、阿久根副市長で行ってもやはり大河原君のデッチ上げ逮捕だけは、どんなことがあっても彼の名誉回復して彼が復職できない限 り、日本の警察に明日はないです。これは断言します。彼が復職できたら、現場の警官は、少しは襟を正しますもん。正義は通ると思いますから。

 だけど、大河原さんの事件がこのまま闇に葬られて、彼が復職も名誉回復もできなければ、やっぱり警察は裏金に染まった犯罪組織の中に手を染めないとダメなんだと思ってしまう。そしたら、冤罪ですよ、誰でもいいんです。

 だって、犯人がAならAとわかった段階で、このAを確定するまでには、B,C,Dさんから情報を貰ったということがいるでしょう。犯人のAがいなければ、捜査協力費をとれないんですよ。これ単純な、こう。


  (岩上氏)裏金のノルマができてしまっている。やくざみたいなもので親分に上げる上納金が決まって、上納金に合わせてしのぎでいろんな悪さをしてお金を作らなければならないようなやくざと同じで、自分たちである金額を作らなくちゃいけない、そのためには事件を作らなければいけない、事件を作らなければいけないので冤罪でも何でも構わない。極論を言うと、こういう構造になっているというのは、まさに可視化の問題を冤罪の問題と考えた時には、そういう腐敗した権力構造、 裏金作りのことまで視野に入れないと、改革はできないということですね。


 (岩上氏)かつ、改革をしようとする人間が、なぜ か政治的に追い込まれて倒れていく。今小沢さんの名前を出されましたけれども、この状況のバックには、検察警察のすべてのシステムの暗部というものが明る みに出されては困る、可視化されては困るという抵抗の表れとしないと説明がつかない。

 (岩上氏)あくまでも推理ではあるけれども、小沢一郎という人は、警察検察にとっては非常に不都合な人物で、だから、追い込みたいと。でも、彼らは、起訴してしまえばいいと思った、やろうと思ったらできたはずだと、その見たてのお話を少し。

  だって、起訴するしないは検察官の判断で起訴できた。99・7%有罪、小沢さんが0.3%に入ってもいい。時間がかかるから、無罪確定で最高裁までいくの に最短で3年。政治生命は絶たれる。起訴の段階で。それで、小沢さんの立場であれば、私は小沢さんだったらどういう結論を出すかと考えるが、私だったら起訴を承知で手を打たない。でも、小沢さんの立場だったら、ここで不起訴になるもしくは起訴になる条件が可視化法案を抑えることで不起訴になるのであれば、 私は不起訴の方を選ぶと思います。

 立法府の議員は一番弱い立場。

 (岩上氏)国家権力にとっては、いつも政党政治を弱い状態にしておきたいんでしょうね。戦前もそうでした。戦前というのは、帝人事件というのがあって、有力な官僚、政治家が17人も起訴され全員無罪でした。でも、それをきっかけに日本の政党政治というものが、大正デモクラシー以降育ってきたものが一挙に壊滅して、軍部ファッショになっていった。大変恐い状況にあ る。

 確かに検察国家なんですよ、今はね。正直警察は、検察の捜査力をばかにしている。事件の端緒をつかむこともできない。警察が捜査して犯人と書類を送って初めて事件を扱える。

 その例外的なのが、特捜がやっている政治犯罪的な物ですね。これさえ、彼らは一からやることはできない。何らかのことがあってそのおまけにきた。じゃ、彼らが一から掘り起こしてやれる能力は、ほとんど経験がない。死体も触ったことがない。

 やくざと政治家がつるんだ場合がありますね。やくざを職務質問したこともない。暴れる連中を一からやってみろと言ったらできない。だから、警察は、検察の上。

 だけど、警察は形の上では、検事さんと頭を下げるけど、後ろ向いたら、_と思っている。

 (岩上氏)日本一の捜査機関と言われているが、底上げされている。実際としては、検察の問題を語っていても、検察が可視化に応じようと仮になることがあったとしても、警察筋がノーと言っていたら、

 そりゃ、ダメです。検察だけを責めたらダメなんですよ。警察言わないと。警察と検察は一体ですよ。一体でどちらが力を握っているかというと、国民の皆さんは検察と思ってますけど、実際は警察なんですよ。

 だって、検察が事件するのはほんのわずかでしょ。なぜ、検察か可視化に抵抗するかというと、自分たちんことを守っているのじゃなくて、警察を守っているから。

  検察官が、確かに調べ我々の送ったものをやります。ほとんど警察で土俵はでき上がっている。後は化粧回しをするだけじゃないですか。起訴するための。とこ ろが、一番原点の警察は、当然無理な取り調べはするわけです。私らもしてきましたよ。その中で何が一番大事かと言ったら、現場の捜査官は自分の捜査テク ニックが漏れるのが嫌なんです。守りたい。自分たちのやっている不正なことが公に流れたら、自分の首を絞める。この二つが理由で、可視化は絶対にしてほしくない。それは当然、警察から検察に言っていますから。

 検察も確かに皆さんの事件を含めて、いろんなことがありました。だけれども、一 番ひどいのは警察ですよ。私は確かに殴ったことはあったかなかったかと言ったらノーコメントですよ。かなり厳しい調べをしないと、黙秘権で自分の気持ちに 反してまで言わなくていいよと言って、誰が言います?

 お前が言わないけんのよと最初から言いますよ。そして、全部自供させてメモ帳にメ モって、そして、さあ、今から調べるぞと、「お前の意思に反してまで言わんでええことしっとるの?」「はい、しっとります」。私は意思に反して言わなくて いいことをわかりました。このこと事件についてお話しますと書かせる。もう、聞いとるんですから。もうすでに本人自供させているのだから。


  無実の人を犯罪者に仕立て上げるは当たり前なんです。一番単純なのは、「それでもやっていない」という痴漢の映画がありましたが、痴漢というのは、痴漢をされ た被害者がいて横に男性がいたら、それだけで彼は犯人ですよ。この女性がこの人に触られたと言えば。だから、私は公園でよく言う。その時に全くそこにいな ければ黒にできないが、女の人がこの人に触られましたという供述調書がとれれば、私はこの男の人を23日間の拘留期間のうちに必ず自供させる私なら自信が あると言いますよ。だって、条件は一つ。

 証拠隠滅の恐れあると、拘留を打つ。10日間のうち1週間ぐらいムスわけで す。ムスとは全く調べしないんですよ。下界、俗世界とは全く遮断させるわけです。そしたら本人は普通に生活している人が、1週間会話もなく何もない、普 通は、ギブアップしますよ。だから、認めたと言えば出れるんだよと。そこで、まずウソの調書を生みサインをして出る人もいます。まず、これが一つ。

  まだ、それでもワシはやってないと言いますね。そしたら、あと3日たって、10日たったら本人が完全否認だということで、証拠隠滅ですから、また再拘留をうてますよ。それで10日でしょ。それからまた1週間ぐらい蒸すわけです。その人が犯人でないのわかっているんだから、調べても一緒だから、そこで、ちょ うど逮捕されて20日目、本人に言うんですよ。これで否認すると一月単位で拘留されるよと。

 で、後3日したら起訴するよと。起訴すると きは、君の顔写真も君の家庭の環境も全部出るよと、新聞に。こんなことしておきながら、いまだに完全否認だと。そして、実刑へ行くよ。それより今署名して、「ひょっとしたら触ったかもしれません」でいいんだと。そこで罰金を払っていった方がいいんじゃないか?と。どっち取ります?

 グラグラとしますよ。だって、20日間、家族とも面会謝絶ですよ。会えるのこの人だけですよ。弁護士だって、お金がある方ならいいですよ。着手金30万はらって。今、国選もありますけど、だけど、まだまだ被疑者の段階で権利が充分に守られていないですね。


 (岩上氏)それは、当たり前ですよとおっしゃらないで、何とか変えていかないと。

 私は、全件自供させたし、全員無罪はないですよ。だけど、他の警官はそれをやりかねない。だって、私が今まで逆に今まで調べてまとめたそうした犯人の弁護士が、被害者に何10万というお金を積んだために、被害届を取り下げるんですよ。私達は、何週間もかけて書類作って実況見分して調査報告書を書いて、こんなに書類作って、さぁやろうと思ったら、取り下げですよ。

 特に告訴がいるような事件については、告訴下げられたらダメでしょ。そんなことを体験しますと、そういったことに掛けた労力は、評価ゼロですよ。そんなことよりは、犯人作ってでもいい1件やった方が、今月やったとこうでしょう。そっちへ流れちゃう警官が多いですよ。

 警察署長以上で、碌に調書とれる人は何人います?調書取って調書出来る人は署長になれませんから。仕事に自信のある人はゴマすらないから。仕事のできない人は一生懸命上納金出して裏金出してね。


  だいたいお歳暮お中元というのに、上司が部下の部屋で言う。「うちは箪笥が古くなってね」というのは、お歳暮で箪笥持ってこいという意味。そしたら、今度、誰かが、デパートから何10万のタンスを持っていくわけです。そしたら、あくる日の朝礼で、「箪笥はもう直ったんだよね。次はこういうものが、冷蔵庫」 と言うと、冷蔵庫を持っていく。それが当り前ですよ。

 それを聞いてお中元というのは、私がそれしなかったときに、私のことを気にかけてくれた上司がこういいました。「君、どうしてしないんだよ」と言うから、何をですか?「お歳暮お中元だよ」。何でしなくちゃいけない、僕が貰いたい方だよと言った。

  じゃあ、君は単身赴任で、2年間いく間にいくら余分なカネがかかると思ってるんだ。君がここでお歳暮お中元包めば、2年3年の単身赴任がなくなるんだよ。 単身赴任で言ったら、年間100万円余分にいるよと。3年間で、300万も余計にお金がいるのに、その半分をお歳暮お中元にしたら被害半分で済むだろうが と。これですよ。私の上司が。

 (岩上氏)ある意味凄いせこい話じゃないですか。このせこい話が積み重なって、毎日のように冤罪が生み出され、それ が当たり前だと感覚がマヒして、そして、出世に響き、警察の上層部が腐敗していき、挙句全体として腐敗した組織を防衛するためには、もはや何をやってもかまわないと、検察の背中を押し、あげく日本の国の国運を左右するであろう国政を左右する。自分たちのダーティな私欲を守る自分たちにイエスマンであるよう な政治家だけしか当選させない、もしくは、都合の悪い人間は徹底的に追い落としにかかると。国の命運を左右する話にまで、この朝礼で箪笥が古いんだよねと いう話とつながっている。たまったものじゃない。

 だから、警官OBで生きているのが15万人いるといわれていますが、私もそ の一人ですね、定年退職して、裏金に関与していないのは、私一人ですもん。たった一人ですよ。今までの日本の警察官の中で。他の人は大なり小なり、お金を もらった人も含めて、日常費を書かされたものも含めて、大なり小なり全員関与してます。自信を持って言います。私以外は、全員関与していると。私がただ一 人関与していないだけなんです。

 だから、私に対しては、手出しができない。もっと言葉を換えれば邪魔だ。5年前に告発した段階で、命は覚悟してますから。子どもたちに、死んでも骨を拾うなと、どういう死に方をしても自殺はない、だけど、どういう死に方をしても泣くな、と。自分の信念を通 した挙句の死だから泣くなと言ってます。息子たちわかったと言ってます。

 警察官になろうとする者は全員志は高いんだけど、それが組織に 入ったとたんに一つ減り二つ減り、そして、犯罪行為をすることが慣れっこになってしまう。そういう意味では、市民のみなさんが警察に対して、絶対的な信頼 を持つのではなくて、警官だって人間だと警官にパーフェクトなことを要求するのではなくて、皆さん方困ったことないですか、あなた方は本当に法に触れてま せんかという理解と監視を僕は持ってほしいと。

 警察の言うことは、正しいという感覚を持ってもらっては困りますと、本当にあなたのやっていること正しいですかという気持ちを持って接してください。と僕は言ってます。

  (岩上氏)しかし、無力な市民は、そうはいっても警察の代わりはないじゃないかと。どうやっていけばいいのか。一歩一歩やっていくしかない。可視化をやりますと言っ た政党を投じた結果が09年の原動力の一部にはなっているだろうと思う。でも、民主党が、ぎゅうぎゅうにこう潰されていくと。おそらく、変節もしたんで しょう。明らかに変わっていってしまった。そういうのを見ているとどうして行ったらいいんだと。何か出来ることを。

 私がお願い しているのは、確かにレコーダーは大事ですよ。だけど、いつも持ってません。それで、一番大事なのは、取り扱った警官のセクションと階級と名前は必ず聞い てください。必ず、メモする癖を。私はメモ魔と言われている。何もしないでただワーワー喧嘩する人はしよいものなんですよ。触って公務執行妨害を取ればい いわけすから。そして、できるだけ今こういう目にあってますよと誰かに伝えておく。

 (岩上氏)可視化議連、日弁連、などできるだけ中央で発言する機会を持っていただきたいですね。

  私は、なぜ阿久根に行ったかというのは、警察の裏金をこれだけ命をかけて、絶対に警察庁警察の歴史の中で、ありえないのは現職で警察の裏金を告発することです。鉄のピラミッドの中から、ポッと出たわけですね。最初っから入っていなかったのかもしれませんよ。そのことがあって、命を賭してやりましたよ。誰も犯人は、捉えていない。80人の弁護人で裁判には勝ったけれども、私は定年退職。定年退職した中で私だけが再就職の仕事がない。そういう報復を受ける。

 そういうことの中で、もう私にやれることは、裏金については。具体的に私が頑張っても成果はある程度見えてきたんですよ。大河原さんたちも頑張ってますよ。だけど、大河原さんの支援はやります。絶対に死ぬまで。

  しかし、そこで偶然竹原信一という市長からオファーがあったわけですよね。生き様に彼は評価したわけです。その彼のやっていることは、本当に行政の不条理を なくそうとしている。しかし、彼の手口では、国家権力によって彼は絶対につぶされるというのはわかってますから。だから、私が行って。小さなしょんべん件 だって、形の上では侵しているわけです。で、そういうことも含めて私が行って、竹原市長が行政改革をやろうとしてることを私が行くことによって、少しでも プラスになればとそれだけで行っているんです。

 ある意味、警察の不条理を行政の不条理に若干土俵を変えたということを、仙波は高いポジションを高い給料で行ったんだろうという風なことをいう方は多いですよ。だから、僕は、給料をもらってない。ただ行って、彼が行政改革やれればいいと思っ ている。だから、竹原市長がぶれたら私は離れます。

 誰にも理解してもらおうとは思っていない。江川紹子さんも、検察の在り方検討会議に入ったけど、彼女にしたって、形式的は報道を帰納しているという、ちょっと、江川さんとはトラぶりましたけれどね。ま、それはそれでいいと思ってます。僕の人生ですから。

 (岩上氏)江川さんは阿久根にいかれることを徹底的に反対した。仙波さんにとって良かれと思って。お互いに信念を持っている方だから。


http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-0fb0.html

公安警察の人権侵害を許さない集いの報告

2016-01-21 15:15:43 | 日記










天皇批判の市民を公安が尾行――「不敬罪」を意識か

2014年7月3日6:22PM|カテゴリー:社会|admin


天皇に対して沿道で抗議の意思表示をした東京都の市民が、公安の私服刑事による尾行・つきまといで嫌がらせを受けているとして、「立川自衛隊監視テント村」など94団体(個人賛同は414人)は5月31日、警察に対し尾行の中止を求める共同声明を発表した。

東京・三多摩地区のAさんは昨年10月7日、天皇が第68回国民体育大会のボクシング競技を観戦するため地元を訪れた際、自治体が「お出迎え」や「お見送り」を呼びかけ、「日の丸」の旗を沿道の住民に配布したことに疑問を持ち、天皇の車が通過した際に「もう来るな」と書かれた布を表示した。

Aさんの証言によると、「その瞬間、30人近い私服警官に取り囲まれた」という。

「何の容疑でこんなことをするのか」とAさんは抗議したが、警官らから回答は得られず、約30分にわたり路上で拘束された。

数日後には公安と見られる私服警官が24時間態勢で自宅周辺を監視。


外出時も一人から数人の尾行がつきまとい、時にはわざと1、2メートルの距離まで接近して「あんなことをしたんだから、ずっとつきまとってやる」などと暴言を吐いたという。

さらに私服警官が職場まで押しかけて外からAさんの実名を呼び、「いるんだろう」などと大声をあげるなど嫌がらせはエスカレート。


身の危険を感じたAさんは、東京弁護士会に対して人権救済の申し立てを行なった。

問題を重視する「救援連絡センター」など市民団体も5月31日、「尾行・嫌がらせを即刻中止するよう警視庁公安部に強く要求する」との共同声明を発表、6月末まで賛同を募っている。

Aさんは「5月になって露骨な尾行は減ったが、まだどこかで監視しているのでは」と不安を抱きつつ、「公安は戦前の『不敬罪』と同じ発想で、『天皇』批判者に懲罰を加えているつもりなのだろう。


こんなことが許されていいはずがない」と語る。

(成澤宗男・編集部、6月20日号)


http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=4506


公安による執拗なつきまといで東京の男性――日弁連へ人権救済申し立てへ

2015年2月26日9:58AM|カテゴリー:社会|admin



Aさんを自宅近くで尾行する公安。(提供/警察の人権侵害を許さない会・三鷹。2013年9月撮影)

公安警察につきまとわれ、嫌がらせを受けているとして、東京都内に住む会社員Aさん(39歳)が近く、日本弁護士連合会(日弁連)に人権救済の申し立てを行なう。


発端は2011年4月だった。

東日本大震災の被災者が避難していた都内調布市の「味の素スタジアム」に皇太子夫妻が訪れた際、Aさんは同施設前で「天皇制を維持するための見舞いだ」と抗議の声をあげた。

すると、またたく間に10人程度の私服刑事に取り押さえられ、何もしていないのに「公務執行妨害」の容疑で3日間、調布署に勾留された。Aさんはその後、国民体育大会(国体)や植樹祭などで天皇が皇居から移動する日になると、出勤や外出時に帽子・マスク姿の公安と見られる人物らから尾行されるようになった。

第68回の東京多摩国体が開催された13年9月から10月にかけては、24時間自宅の周辺に公安が張りついた。

通勤中のAさんの背後には複数人が尾行し、電車内でも威圧してくる異様さ。このため、Aさんと一緒にいた友人二人が駅構内で抗議し、所轄の制服警官が駆けつけたが、男たちが「俺たちは警察だから」と名乗ったところ、制服警官は引き揚げてしまった。

Aさんは「尾行に抗議しても公安は高圧的に『早く行け』などと怒鳴るだけ」であり、「身分も明かさなければ理由も言わない」と憤る。

「昨秋以降、露骨に威圧するようなことはなくなったが、こちらが気付いていないだけで尾行が続いている可能性もある」として、日弁連に人権救済の申し立てを行なう準備を進めている。

2月28日には立川市の三多摩労働会館で午後1時半からAさんやジャーナリストの青木理氏が参加して「公安警察の人権侵害を許さない集い」が開かれる。

(成澤宗男・編集部、2月13日号)

http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=5017

http://bikouwoyamero.blogspot.jp/?view=magazine






青木理さんの話に、立見もでる大盛況! ― 2月28日・公安警察の人権侵害を許さない集いの報告 ―



公安警察の人権侵害を許さない会・三鷹の2人   青木理さん



公安警察の人権侵害を許さない集い、立見もでる大盛況!

 2月28日、立川三労会館にて、「公安警察の人権侵害を許さない集い~青木理さんを囲んで」が開催された。


 天皇警備を名目に、4年間にわたって公安の尾行・嫌がらせを受けている三鷹のUさんを支援する集会である。


 Uさんは4年前に皇太子の車両に声をかける抗議活動を行って、不当逮捕されたことがある。それ以来、公安に生活破壊ともいえるハラスメントを受けている。


テント村メンバーへの公安のつきまといを跳ねのけた、尾行反対運動第2弾となる闘いだ。
  この日の集会には、テレビでも活躍する青木理さんが来てくれることもあって、100人に迫る参加者で会場が埋まり、立ち見もでるほどだった。


三多摩で、反弾圧・反天皇制を掲げた集会で、これほどの結集が実現できるとは、正直言って主催者も思っていなかった。感慨もひとしおである。


 集会ではまず、Uさんが準備した公安警察の尾行映像を見た。Uさんは主に国体や植樹祭などの天皇行事の日に嫌がらせを受けてきたが、最もひどかった一昨年の東京国体の時の記録である。


  自宅や職場、通勤電車、あらゆるところにマスクをした刑事5、6人がついてくる。ぶつかるような距離である。

Uさんや仲間が「ストーカーやめろ!」と怒鳴 り声で抗議しても、ニヤニヤしたり睨みつけたりを繰り返すばかり。本当に気持ち悪い。

こういう人権侵害の実態が、多くの人の前で公開されただけでも意味のあることだと思う。
 続いて、反天連の仲間が最近のデモ警備や、2・11デモでの不当逮捕シーンなどを収めた映像を上映。右翼の攻撃を放置し、デモに介入する警察の最近のやり口を批判した。



◆青木理さんのお話
 続いて、ジャーナリストの青木理さんを交えてのトークに。

青木さんは元共同通信記者で、公安警察担当だったことがある。『日本の公安警察』という新書の著書もある。


 青木さんは尾行映像を見た印象として、「非常に貴重なものを見せてもらった」という感想から始めた。

以下、青木さんの話から印象深い点をまとめよう。

――かつて公安番の記者だったとき、天皇行事や米大統領来日の際に警視庁に設けられる「総合警備本部」というところに詰めたことがある。


  朝から刻々と入ってくる無線を聞いていると、「本日のマル要、何番を確認…」というような報告が上がってくる。

「マル要」とは要確認人物のことで、要する に尾行などの対象人物のことである。Uさんのように、嫌がらせの対象になっている人物は、こうしたリストに入っている。

現場でどんな尾行が行われているか については、よく知らなかったが、今日の映像を見て実態が分かった。
 警備本部には甲・乙・丙…とレベルがあるが、国体などの天皇行事は大抵「甲」で最重要の格付けがされる。

警察にとって天皇警備は、まさに死活的に、何かあると管理職の首が飛ぶほどの一大事になる。
 公安というのは、警察の中でも特別に秘密、かつ中央集権性が高い。戦後警察は戦前の警察国家の反省を踏まえて、建前上は都道府県別に分かれている。

だが警備・公安に関しては、ヒトも金も国の官庁である警察庁の支配下にある。
 公安の目的というのは端的にいって「反共」ということに尽きる。

警視庁でいえば、公安部の筆頭課である総務課は、今でも日本共産党を追いかけている。公安の水膨れはすごい。

殺人などの重大事件を捜査する捜査1課よりも、公安1課のほうが人員が多いほどだ。かつてのように新左翼党派の爆弾や内ゲバもほとんどなくなっている。


そこで暇になった人員が、例えばUさんのような人にまで人権侵害を行っているという状況がある。


 冷戦崩壊後、長期的に警察内部での公安の力は低下傾向だが、テロ対策と秘密保護法で今また変化の時を迎えている。

テロ対策では国内のイスラム教徒の身辺調査や尾行を全面的に行っていたことが発覚し大問題となった。
 秘密保護法の「秘密を扱う人物の適正評価」は、全面的に公安の力に依拠しており、かなり踏み込んだ個人情報を10万人単位で公安が収集することになる。大変危険な事態である。




  青木さんは結論として、「Uさんの件は国賠を提訴すれば証拠もあるし勝てるのではないか」と結んだ。


そして自分の記者時代は、Uさん相手のような公然尾行 (公然とつきまとう嫌がらせ)は、他国の情報員相手の、いわばプロ同士の駆け引きとしてしか行われてなかったと思うのだが、という。


 この辺は事実とは異なるが、それだけこの問題が知られていないということでもある。

青木さんのような立場の人が公安のとんでもない人権侵害の実態を知ってくれたことは意義深い。


 外国記者クラブへ話を持っていかないか、と提案してくれた人もいた。


多様な方面から問題提起して、Uさんへのつきまといを止めさせていきたい。

http://bikouwoyamero.blogspot.jp/2015/03/228_27.html#!/2015/03/228_27.html






公安警察を増長させる秘密保護法を廃案に!

 公安ストーカー映像に、驚き!
  公安警察を増長させる秘密保護法を廃案に!

  ― 2月28日「公安警察の人権侵害を許さない集い」に90人 ―




 「貴重な資料を見せてもらった。驚いた。いくらなんでもやりすぎ。


人権侵害だ」――。


『日本の公安警察(講談社現代新書)』著者もあるジャーナリストの青木理さんは、2月28日に開かれた「公安警察の人権侵害を許さない集い」で、公安警察による威圧尾行を記録したビデオについて語った。


その異様さにやむに止まれぬ気持になってくれた参加者からは、カンパが寄せられた。



◆顔面を隠した異様な公安


 Uさんは、4年前から、植樹祭・海つくり大会・国体や3/11・8/15の追悼行事で天皇が移動するたび、公安警察にストーカーされている。


私たちは、天皇移動日にUさん宅に集まり、駅前で宣伝もしてきた。2月28日集会には、集会趣旨に27団体が賛同、90人が参加してくれた。


 集会冒頭、2013年東京国体前の尾行記録を観てもらう。1か月にわたり24時間尾行が続いた中の、特にひどかった開会式前日9月27日~29日の動画だ。


 27日夜、Uさん職場前に公安警官が。抗議するUさんに「一般市民を撮影するな」と怒鳴り、Uさんのカメラを奪おうとした。その後、脇にぴたりと張りつき、公安警官20人が尾行を続けた。


 29日は、自宅を出ると、外に公安警官がいる。マスクと帽子で顔面を隠し、徒歩と自転車の合計4人の公安警官が1メートルの至近距離で堂々と尾行を始めた。


Uさんが「ついてくるな」と言うと、「ついてない。早く行け」と暴言を返される。三鷹駅で2人増えて公安警官6人が、尾行から逃れようと狭い電車の中で移動し続けるUさんを、電車の中とホームから執拗に追いかける。



異様な光景だ。




◆「テロ対策で公安警察が活気づく」と青木さん



 その後、青木理さんが語った――。


 公安警察は、歴史的に反共であり、右翼と親和的だ。GHQは、共産主義化を防ぐために戦前の特別高等警察を復活させた。


公安警察は膨張を続け、90年頃ピークに。左翼の衰退と共に公安の「仕事」は減ったが、オウム真理教事件などをきっかけに、組織維持のために活動領域を広げている。


 例えば。警備部で国外関係を担当する外事に3課を新設したのは、2001年9・11事件後。米国の「テロとの戦い」を受けて国際テロ対策を目的とするが、やっているのは都内モスクの徹底的監視だ。


在日イスラム教徒を秘匿尾行し、自宅の照明が点いた、家を出た、電車に乗った、人に会った、コンビニへ寄った、と分刻みで記録している。「セロテープを買った、目的は不明」と詳細なメモもある。


中東系大使館で働く大使からお抱え日本人運転手まで全員の銀行口座の取引も調べ上げていた。2010年、ウェブ上に、調査対象者の氏名・電話番号・パスポート番号・仕事・家族など大量の情報が流れ、発覚した。


 警備部は、テロ対策をテコに活動を広げるだろう。秘密保護法とも関連する。国家の秘密情報とされる4点のうち、スパイ・テロ活動防止の2点が警察関連で、これまで以上に情報を隠せるようになった。


 さらに、警察が個人の秘密を把握すれば都合悪い人物を失脚・脅す可能性もあり、警察国家化が危惧される。


秘密を扱うのに適切な人物かを調べるのは当該省庁だが、調査対象者は企業・大学など民間を含めて10万人ともいわれる。

当該省庁が調べきれなければ、警備部が担うかもしれないからだ。

 秘密保護法制定に携わった内閣情報調査室(内調)トップは、エリート警察官僚、警備部OBが就いてきた。
出向職員で一番多いのも警察。内調は、内閣に突き刺さった警備公安部の出向機関だ。法を自ら制定し、大きな武器を手に入れた。

 集団的自衛権が行使されれば、自衛隊員が殺し殺されるようになるだろう。そうなれば、政府は、後藤健二さん人質事件時以上に政権批判自粛の圧力をマスコミにかけ、メディアもテロ防止一色となり、ありとあらゆるものが秘密になるかもしれない――。


◆天皇制維持のための尾行を放置するな


  「組織のボスでもないUさんを、大人数で尾行するのはなぜ? 執拗に尾行する公安警官は、人として大丈夫か?」。

 素朴な質問に、青木さんは、組織維持のために仕事を作っている、労働組合もなく命令は拒否できない、天皇警備を重視している、と指摘。

かつて、天皇に投げられた発煙筒が届かなくても防犯部長が責任をとって辞表を出した。天皇に何かあれば警視総監にまで責任が及ぶかもしれず、警備が過剰になってしまうのだろう、と。

 集会に先立つ2月11日、反「紀元節」デモで私たちの仲間の女性が逮捕されたことも、過剰警備の延長といえるだろう。デモ隊列に割り込んでいた公安警官に、彼女が出ていくように口頭で抗議した。

体格のいいその公安警官は、彼女を突き飛ばしながら「公務執行妨害罪」と叫び、よろけて倒れた彼女に襲い掛かった。理不尽な逮捕のため翌日に釈放したが、処分保留のまま2か月近くになる。活動に対する圧力だ。


 天皇は、国民に寄り添いたいと言う。しかし、生まれながらに尊い天皇には、下々の暮らしなど所詮は非日常にすぎない。

天皇の市井の情報収集のたびに交通機関は止まり、市民の自由を侵して公安警官が尾行する。その費用は血税だ。詰まる所、自由と平等を国家に売り渡して天皇制を維持している。


 集会で、その片鱗を知ってもらった意義は大きい。

 自由と平等を!、声をあげよう。


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