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相反転方式地産地消プロジェクトがお届けする創作。八尺様。

2017-09-06 20:03:01 | 日記

ニユーヨーク市警捜査官のイガボッドことジョニー・デップは恋人カトリーナことクリスチーナ・リッチを伴い映画「スリーピ・フォロー」の宣伝のために来日した。二人は日本のホラー伝説「八尺様」について好奇心をかきたてられ富士宮の山村に潜入した。
山高帽子に双眼鏡のような眼鏡のイガボッド、相変わらずの3つ釦スーツの伊達男ぶり、カトリーナはグリーンのアノラックとユニクロのタイツ、じつにキュート。
「八尺とは180センチ位とのことですが、アメリカの女性ならば普通ですね」「そうよ、私よりちょっと背が高いくらい」
つまりこのこの伝説の女は美人で透明な肌、つかまえようとすると透明妖怪になりスルリと男の体を通り抜ける。
「だから男は魅いられるの、ほんとは部屋に目張りをして
部屋から逃げられないようにしようとして、なにも食べずに籠るうちに餓死したのよ」カトリーナの新解釈は怖い話をエロティックな笑い話にリメイク。私をすんなりとユーモアの世界に導く。「いや、若い男は八尺様を抱いてセックスをした気分になって、精根尽き果てたのさ」イガボッドは相変わらず生真面目に言う。カトリーナは「あなた下品」と大目玉で指差しをする。
6月は山開きにちかく残雪が落ち葉を隠し残り惜しそうに白い粒の寄合となっている。その集落の森は首なし騎士の祟る森と違い、新芽の薄緑が明るく膨らむ。そう、期待感に満ちている。

ところが、鬱蒼とした里山の常緑樹の天を目指す枝先に、赤い着物と揺らめく女が揺らいでいるではないか、これが
8尺様かと驚愕した。霊峰富士の裏の怨念が我々を襲うのかと緊張したが、
「ファンタスティック富士」の叫び声!カトリーナは腰をぬかすのではなく、揺らめく赤の大女らしき妖怪めがけて、ジャンプした。イガボッドはスマフォでパシャ、パシャと
撮影してグレイト、ビューティフルを連発している。
葉緑の間隙に浮かぶ黒髪の大女はなんとアドバルーンであった。
ようこそ、北山地区に、歓迎ジョニー・デップ、クリスチーナ・リッチ様。
富士模様をプレゼント!
大女の腰巻きに宣伝文句が読める。
なんとイガボッドとカトリーヌは祟りを恐れる私を尻目に、飛びはねながらアドバルーンから垂れ下がった綱を引き、大女を下ろす。その人形はの着物は赤と白の丸藤と菱の紋様。襦袢は赤地に白抜きの紋様。
カトリーナはワンダフルと感動して富士模様の着物をしげしげと見つめる。
極彩飾で強烈な色合いの襦袢は富士宮の養蚕を伝える会の品、小さな刺繍が腰巻きに縫い込んであった。
イガボットはスリーピフォローに登場する検診鏡で着物の生地を入念に観察していた。

森や里のホラーや民話は貴重な文化資産です。もちろん民俗学の分野での研究テーマとしても価値がありますが、陰陽師のブームのように大衆が楽しむストーリー仁尾お化けすれば、そのホラーは名所として人々を魅了します。
 
富士宮北山用水路での相反転方式地産地消プロジェクトがお届けしました。

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