抵抗権発動①

2017-03-07 13:50:37 | 日記

 「人はみな、上に立つ権威に従うべきです」ローマ13-1これは宗教革命、アメリカ独立等など人類史に影響を与えた歴史を変えた重要な聖書の1節である。この世の権威は神によって立てられたものでその権威が神の前に過ち悪魔化した時、人民は神の権威に従って、抵抗権を留保できるというものだ。最近の安倍政権の政権運営はこの国の立憲主義に基づく平和主義憲法を国内外の政権運営において死文化し破壊しているのは今更言うまでもない。

 それは内においては日本会議の思想に基づく、大日本帝国憲法時代に回帰する平和主義憲法9条を骨抜きにする一連の戦争法による。安全法制化であり、類は友を呼ぶ結果として招いた現在マスコミを騒がせている森友学園問題である。第二の森友学園問題も浮上しているようであるが、実態が明白になるにしたがって安倍首相夫妻の関与が明らかとなり断罪されなくてはならない。

 外においては地球を俯瞰する外交と称して、日本国憲法の3原則と反対の米・露首脳と腰ぎんちゃくのように売国奴的な取引、その他の自らの国への投資を忘れた訪問国への御機嫌とりの金のバラマキ、原発輸出などなど明らかに国民を騙しこの国をファシズム国家へと駆り立てている。

 北朝鮮、中国からの危機を煽り立て、特にミサイルを日本海に向けて乱発する北朝鮮に対しては効き目のない経済報復と米国の力に頼り無策であり、危機に対して日韓米の軍事合同訓練など軍事対応だけが突出し、外交努力が6ケ国会議以来止まったままである。

 現在の日米韓の対北朝鮮政策は3ケ国と北朝鮮のGDP対比でみられる象と蟻の勝負にもならない関係である。北朝鮮は目を吊り上げて3ケ国がまともに対峙する相手ではない。大人と子供の関係だ。なぜ北朝鮮の金正恩など首脳へ現政策の時代錯誤と無益さを悟らせる外交努力を尽くさないのか、日韓米中などの利害関係国ではなくて中立的なドイツ、今回の事件前のビザなしの友好国マレーシア、キューバなどの外交ルートを通じて核放棄と人民を大切にすることを説得できないのか、アメリカの武力を頼りにそれに固執して口先だけの断固、断固を繰り返す神の意思に反し平和主義憲法を踏みにじる安倍政権は即刻退陣すべきである。

 3分の2の国会議席を持つ改憲勢力を持つ与党は近年中に改憲を発議し、国民投票による改憲を画策してくるだろう。その前の総選挙で3分の2を阻止し、来年の7月の原子力協定の30年の有効期間を終了させ、国民投票まで改憲阻止の機運を盛り上げ、国民投票において過半数をとり改憲を阻止、改憲勢力の野望を打ち砕かねばならない。

 改憲勢力が3分の2の改憲議席を現有している限り、改憲発議必定なものとして、今からでも国民投票において改憲ストップの投票結果が出るように我々は分散する護憲派の活動団体を一本化、組織化して改憲阻止の国民投票勝利を目指した戦略を構築すべきである。

 それは神によって与えられた平和主義憲法を神の恵みに応えて護るキリスト者、良心を保つこの国に居準する有権者の務めではないかと思う。

抵抗権発動の時である。(了)

 

 

 

早速、首相は辞任すべきと考える。

 

 


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