日記

為せば成る。だから為せ。

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そんな甘酸っぱい青春のSTORY。

2009-07-13 07:59:38 | その他
むかしむかし、蝦夷は屯田村というところに
佐年、瀬板、田熊という3人の若者がおった。

屯田村は人口150万人の大きな村で、
西は競馬場、東はイソップベーカリー、
南はプッシーキャットに囲まれていた。

北には団地妻という憩いの場があったが、今はもう無い。

屯田村は有名だった。

なぜか?

お姫様がキレイだったからだ。

お姫様は美人どころで有名な加賀の出身で、顔は
マドンナと木下優樹菜をたして2で割ったのに
ちょっとスパイスを加えてコトコト煮込んだ感じだった。

スタイルも抜群だった。

B 87
W 57
H 83

じゅるり
誰もが舌なめずりを禁じえない感じだった。
そんなナイス3サイズ以上に有名だったのが
姫君の色っぽい脚だ。

その美脚の曲線美ときたら超一級品で
脚のまわりからキラキラマークが飛び出ているという噂だった。

そんなんでお姫様は「脚君(アシギミ)」と呼ばれていた。

脚君は村人との交流を大切にするタイプで
朝7時05分からプールサイド、じゃなかった、
畑に現れて「みんな~今日もお仕事がんばってね」
と声をかけてくれるのだった。

「いくわよ~よ~い、チュッ(投げkiss)」

という脚君の声でみんな畑にDive!!
必死こいてクワをふるったものだ。



脚君にはこれまた有名な父君がいた。

父君は頭脳明晰、筋肉隆々、トビバコ23段を
軽々とびこえるという兵(つわもの)で、
屯田村の池谷直樹、通称ナオキと呼ばれていた。

脚君はナオキを越える勇者と結婚しようと決めていた



それを聞きつけ、ナオキを倒し、脚君を自分のものにしてやる、
ふんッふんッ と鼻息を荒くしている者たちがいた。

佐年、瀬板、田熊の3人だ。

「脚君!おらと結婚しでくだせぇ!」
「いや、おらと!」
「いや、おらと!」

3人は叫んだ。脚君は言った。

「トビバコ24段とべたら考えてあげるわ」

ッシャー!

3人は興奮し、トビバコ24段の旅に出た。



佐年は、「修行といえば海だ」ということで海に出た。
雨に耐え、風に耐え、嵐を越えて、くじらを倒し、ついに
数万キロ先のアラスカに到着した。

くじらを倒した佐年は、上陸した瞬間に動物愛護団体の
手荒い歓迎を受けるはめになったが、「あぁ?うるせーよ?あ?」
といって切り抜けた。

アザラシ、シロクマとも戦い、ボロボロになりながら帰国の途につき
再び雨風切り抜け、日本に到着した時には「あぁ?」と凄む時の
怖い顔がデフォルトの顔になってしまっていた。



瀬板は、「修行といえば中国だ」ということで船に乗り上海に向かった。
新鑑真号という、何だか不安を払拭しきれない名前の船に乗ったが
意外に普通だった。船内ではビリーズブートキャンプをやって体を鍛えた。

上海に着いた瀬板は、中国人マフィアに誘拐されて死にそうになったりしたが
3万円で敵を買収するなど巧みな戦法で幾多の窮地を切り抜けていった。

「強くなるには食事も大事だ!」と十分な栄養を意識していた瀬板であったが
リンおばさんという暴走機関車と出会ってからは不必要に飯を食わされ
帰国の頃にはすっかり太ってしまっていた。



田熊は、「修行なぞいらん」という事で屯田村に残った。
「無駄な努力より、緻密な研究だ」と一言残し、地下の研究室に篭った。

ガウスの法則、フレミング左手の法則、マーフィーの法則など
数々の過去の研究を読み漁り、知識を蓄積する一方、トイレに行くときは
必ずムーンウォーク、うんちのときは空気イス。ひそかに肉体も鍛えていた。

研究に研究を重ね、完璧なトビバコ理論とイメトレを終えた田熊だったが
すっかり目が悪くなってしまっていた。分厚目のめがねをかけなくてはならず
すっかり顔も悪くなってしまった。もとから悪いという話もあった。



脚君のお言葉から1年後・・



3人はついにトビバコ披露の日を迎えた。

3人の前には24段のトビバコが用意された。
3人はジャンケンポイで順番を決め、次々とモンスターボックスに挑んだのだった・・

1人目、佐年・・・トォッ!・・「あぁ?」文句をつけるも失敗。

2人目、瀬板・・・ッポゥ!・・マイケルシャウトするも失敗。

3人目、田熊・・・ハッ!・・・普通に失敗。


長い前振りの割りには全員失敗。なんと情けない。
「あなたたちダメね。・・ふっ」と脚君にも失笑される始末。

「ちっ・・ちくしょう・・くっ。。」
3人は声を殺して涙した。涙が大地を濡らした。

「あなたたちに期待した私が愚かでしたわ。
もっとも、はじめから期待なんかしていませんけれどね」

そう言い放ち、脚君が帰ろうとした瞬間・・・

「待たれいっ!」

脚君の帰路を遮る者がいた。

「私がとんで見せよう」

顔付精悍、looks clever、胸筋巨乳な若者だった。

「そちはどなたじゃ?」脚君がたずねた。

「貴女と結婚したいものだ」若者は答えた。

「そうか、ではこれをとんで見せなさい!」



悪人、デブ、眼鏡に辟易とした表情の脚君だったが、ししゃものような
ふくらはぎを持つ若者の登場にとびばこ云々の前にすでに心奪われかけた様子であった。
脚から飛び出るキラキラも、はや半分ハートマークに変わっていた。



「言われずとも。」若者が答えた。



ごくり。3人の若者は固唾を呑んで見守った
ごくり。なぜか脚君も・・。



タタタタタタタタタタタっ・・・



ばんっ



小気味よい助走、軽やかな踏み切り、クールな表情、
観衆が目を奪われた次の瞬間、その若者の体は宙に舞い、
モンスターボックスをひらりと飛び越えた。



スタっ。余裕の着地。



がーん。絶望の3人。



3人はがっくりとくずれ落ち、途方に暮れた。
我に返った瞬間、3人の視界にあったのはその若者と
脚君がいちゃつく姿であった。



「ま・・・待たれい!」佐年が呼び止めた。



「なんだ?」若者がピタリと止まり、振り返った。



「き・・・貴様何者だ?」



「伊藤 忠兵衛。今日から脚君のフィアンセだ」



「脚君を連れて帰ってどうする気だ!」



「ムフ。それは貴様の知るところではない。」



その言葉に再びガーン。3人はすっかり負け犬気分で
がっくりと肩を落とした。



3人のドラマが終わった。
3人の5年間の片思いは、突然現れた若者によって粉々に砕かれた。
3人は手をつないで、夕日に背中を照らされながら、仲良く家に向かった。



途中、田熊が言った。



「コンビニ寄ろうぜ」



コクリ。二人とも黙ってうなずいた。



コンビニから出てきた3人はなぜか皆ティッシュを買っていた。
青春が幕を閉じ、かわりにチャックが半分開いた。

コンビにの袋から頭をのぞかせていたのはザ・ベスト。
ベストを尽くした3人のご褒美だ。



そんな甘酸っぱい青春のSTORY。



===THE END===
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なまらごっつあん

2008-03-03 13:48:09 | 水泳
やっぱ運動しないとおなかが・・・
と、いうのが外国でよくおこる事態なのだが
今回はそんな事態にはならず、むしろ逆で
運動不足&栄養不足でなんかやせてきた。


まあ9割がたは栄養不足のせいだ。
なんせ一昨日食った肉は一週間ぶりだし
一日3食ベーグルなんてのがザラにあったからだ。


なぜベーグルかというと
パンの割には腹持ちがよく
しかも持ち運びできるからだ。
(もちろん素ベーグルで、肉や野菜が挟んであるはずない)


過去3度の海外経験はは全て発展途上国だったが
今回はそうではない。経済大国アメリカだ。
金が全然足りん。まったく足りん。


ああ、そういえば昔親父なんか言ってたっけ。
「金が無い時の空腹はつらいんだよなぁ、ッカー(ビールを飲む音)
うんうん、今ならわかる。わかるぜ親父よ。グスッ
親父と共感できてごっつあん。


まあ自炊すればよかったんだけど
居候の身分ではやりにくかったんだよ、なんか。


しかもアメリカ来る前に札幌行って
すんごい楽しくて金ばら撒きまくりの
おごりまくりの遊びまくった手前


ママン、ぼくお金なくなっちゃったヨ


なんて可愛い事は言うに言えず


「ぼく毎日ベーグル食べてるよ」
「ベーグルっておいしんだよぉ」
「でも毎日食べるとちょっと飽きちゃうかな」
「でもベーグルが…」
「…で、ベーグルを、…」
「ベーグルが…に、ベーグルなんだよ!」


と、無駄にベーグルを強調してみるのが限界だった。


心配して「あら大丈夫?じゃあお小遣い10万円あげるわ」


なんて無駄な妄想をしてみたものの
心配性とは真逆サイドに位置するうちの母、
インドに行くと言ったら「あら~気をつけてね」とだけ言った母、
留年するといったら「そうなの?はーい」だけと言った母、
中国留学すると言ったら「まあ、良かったわね」とだけ言った母。


果たして今回は・・・


「あら~大変ねぇ。体に気をつけてね。」


心配してもらえてごっつあん。


と、まあそんな感じだったのだが
一昨日ついに自分の部屋をゲットし
自炊ができるようになったので状況はめちゃめちゃ好転した。


自炊最高。


とりあえず最近米を食ってなかったのでスーパーで購入。
電気ジャーなんてオサレなアイテムはないので鍋でたいた。


これは水加減が難しい。


しかしそこは水のプロフェッショナルな私。
神の目、神のシックスセンスで水を注ぎ、
火に掛けた。  ・・・・・・45分後・・・・


完璧。


焦げ一つ無い傑作ができた。
やはり天才。このセンスやばすぎるぜ。


まあ本当は手首まで水いれれば誰でもできるんだが
とにかく完璧にたけたのは本当だ。信じてくれ。


鍋一杯にたいた米を
私は一回分ずつの分量に小分けし
サランラップで密封し
冷凍庫へと保管した。


米と一緒に買ってきたのは巨大な肉だ。
とにかく肉に餓えまくりだったので必須だった。


悩むまでもなく一番安いのを買った。
100g・・・いくらだ?ポンド計算だからよくわからないのだが
多分100g=25円くらいだ。多分もうちょい安い。


その代わりといってはなんだが、超でかかった。
その肉を仮にぺティと名づける事にするならば
ぺティの体重は3キロくらいだった。あいつは重かった。


とにかく安くて超でかいぺティを買った。


ぺティは骨が付いててめちゃめちゃさばきにくかったが
1時間ほどの戦いを経てついにおれはヤツに勝利し
30個ほどのばらばら肉片へと分解してやった。


ぺティはラップでぐるぐる巻きの刑をくらい
今しずかに小ナイアガラ、いわゆる「冷凍庫」
というところでお眠りになられている。


昨日の私は1/30に分解された子ぺティを
さらに30個ほどの孫ぺティへと切りさばき
レタス、たまごと共にチャーハンにした。


今日はスライスした子ぺティを
コショウと醤油で味付けし、オーブンで焼いた。
それ、卵焼き、レタスを2枚のトーストで挟み
もういっかい全部丸ごとベイクして
ベイクドサンド(?)を作った。


共に素晴らしい出来栄えだ。旨すぎる。
豊かな食生活はやはり良い。


・・・


巧みにごまかしたつもりだが・・・
具にレタス、たまご、ぺティしか登場していない事に気づいたあなた。


そうそこのあなた。


それは言わないでください。


そんなの豊かな食生活ではないとつっこむヒマがあったら
レタス、卵、肉でつくれるレシピ教えてください。


その他には米、パスタ、パン、バナナ
チーズ、マーガリン、牛乳、シリアルがあります。


調味料は醤油、愛、塩、コショウ、勇気、油です。
レシピくれた人にはもれなくめっちゃ感謝します。
ごっつあんです


・・・


ほんとはこんな事書きたかったわけではないのに
話がずんずんズレていってしまった。あちゃ。


そうそう、実は運動不足解消のため
色々考えてたんですよ。
そして考え付いたのがやはり水泳。
ああ、なんとワンパターン。


ワンパターンと知りつつも
ナッシュビル(今住んでる市)の
水泳のマスターズチーム(おっさんチーム)を検索したら。


HIT!!


アクアティッククラブというチームがヒットした。


練習時間は・・・


「週4回、朝6時半から」
よしごっつあん。


そして翌日私はさっそく早起きして
チームに入れてくれとお願いしにいった。


「ワタシ、チーム、ハイリタイ」
「スイエイ、ダイスキデ・・・」
「ソノ・・・、アノ・・・、エート・・・。」


ジャドコーチ「Yeah!! OK!! No Problem!!」


と、自己紹介もままならぬうちにオッケーが出た。
まして私の泳力など一言も紹介していない。
でもとにかくオッケーだった。


「オー、ホントデスカ、ウレシイデース!」


ジャド「じゃあ、君、セイタ、水着に着替えて。もう練習始まるよ」


おーまじか。
今日はお願いだけのつもりだったから
水着なんて持ってきてないよ・・・。


と、みせかけてちゃっかりフル装備持っている私。


「エー!!マサカ キョウカラ オヨゲルナンテ!!」
「ゴッツアンデース」


といいつつしっかり着替えて泳いできた。
嗚呼、こいつらなんていい奴らなんだろ。


なまらごっつあん。
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栄光ゼミナール敗れる

2008-02-27 14:14:26 | その他
なんたってアメリカだ。
なんやかんやと批判されながも
やっぱここはすっげーぜ。


まずマックにいくと
1ドルでアップルパイが2個買える。
ごっつあん!


ダブルチーズバーガーも1ドル。
ごっつあん!


なぜかフィレオフィッシュも2個で3ドル。
ごっつあん!・・・いや、ごっつあんなのか?
ちょっと高い気もするけど、てか高いよね?
高いとは言わなくとも普通だよねたぶん?
でも、もう今日買っちゃって食ったあとだし
ごっつあんだったことにしようよ。
ごっつあん!


そして道路の信号機も超ハイセンスで
なんかヒモみたいのにぶらさがっとる。
風がふくとブランコみたいに揺れるわけよ。
なんかプールの5メーターのとこのヒモみたいだった。
さすが水泳大国。


あとチョコレート。
あまっ!


食堂のピザ。
でかっ!


タイ料理屋。
うまっ!


アメリカ料理屋。
くどっ!


クリス。超いいやつ。
今居候させてくれてるクリス。
医学部のクリス。
今テスト期間中のクリス。
・・・ありがとう。


でもやっぱ一番すげーのは語学学校だ。
おれはまさか栄光ゼミナールよりすごい学校があるとは
いまだに信じられないようなことなのだが
実際に存在してしまったのだからこれはすごいぜ。


授業くそ適当。
あの人たち英語教えれるんじゃなくて
英語しゃべれるだけでしょうが。


まあ何がすごいって授業料がすごいんだよ
一ヶ月で12万くらいなわけよ。
まあアメリカとかイギリスでは
普通っちゃ普通かもしれんが。


つまり一週間(5日間)で3万でしょ。


わお、これは死ぬ気で通わないと!


・・・と思うでしょ。
だってもう一分=何円って計算できそうだもん。


気になるからちょっとやってみよか。


一日=50分×4コマ×5日=3万
   ↓
1000分=3万
   ↓
1分=30円


でも「4コマ」のうちの一コマは
なんかパソコン使った自習みたいなやつで
オイモな英語ソフトしか入ってないから
ぶっちゃけあってないようなものなので、


一日=50分×3コマ×5日=3万
   ↓
750分=3万
   ↓
1分=40円


あ・・・あのくそ教師が・・・
「オーウ、ソーリーエブリワン、
アイ リシーブド インポータントコール ブラッブラッブラッ」
とかいって今日10分も遅刻してきやがって・・・
インポータントだかインポテンツだかしらんが
おれの400円を無に帰しやがったな・・・


おれの今日の朝飯はベーグル1個=80円
昼飯=タブルチーズバーガー2個+アップルパイ1個=270円
合計350円で粘っているというのにどういうつもりじゃおら。
おらおらおらおらおらおらおらおら!
カメハメハかますぞコラ。


八っ!(でず)


・・・まあ今日は許してやるか。


とにかく今は
あと3週間を一万円で乗り切らねばならないという
どっかのテレビみたいなことを一人でやっていて
毎日腹が減って泣きそうなのもあり
今週付けで学校をやめることにした。
(受諾されますように。アーメン)


そうするとちょっと3万ばかし余裕ができて
もっとアメリカライフを満喫できる。ごっつあん。
きっとそっちのほうが英語と文化の勉強になる。
いや絶対でしょ。間違いないわこれ。


うん。絶対やめよ。学校辞める。
あーでもだめって言われそう。
ちょっとイメトレしとこ。
「ガッコ、ヤメターイヨ」。オッケ。


あともうどでもいいんだけど
今週と来週始めのガッコの予定。
木曜日・・・テスト2時間(授業なし)
金曜日・・・卒業式的な式(授業一切無し)
月曜日・・・新入生テスト(授業全く無し)


サイタ「ジュギョ、マッタクナ-イデスカ?」
ティーチャー「イエース!!」
ティーチャー「イッツ ユア グレイト ウィークエンド!ハッハー」
ティーチャー「インジョイ ユア オフ、 サイタ!」


もう永久のオフへ入る事とします。
ありがとうーさよーならー先生ー


まあそんなすごい学校があったので
出会えてよかった。あれでビジネスになるんだって
ちょっと勇気をもらった。ごっつあん。
商社マンレベルがまた一つあがっちまったかな。フフ


しかし本当にすごい幸せなこともあった。
(いやもちろん学校の件もいろいろ学べて幸せなんだけど)
T先輩って言う人とナイアガラの滝を見に行ったあと
フロリダのディズニーワールドへ(男二人で)行った時のこと。


空港から場所がわからぬ宿へ行く途中の事、
われわれはバスに乗ったのだが、うっかり日本ボケしていて
(もしくは中国ボケしていて)
細かいお金を用意せずにのってしまったのだ。


「我々は御つりがもらえないかもしれない」などとは
みじんも思わずにバスにのってしまったわけだが、
結果、おつりはもらえないわ、両替できないわのシステムだった。


二人で3.5ドル必要なのだが
どうかばんをひっくり返しても
2ドルと80セント、
あとペニーちゃん(1セント)が3個だけ。


次の控えは20ドル(札)。バスはすでに走っている。


ああ、ぼくらはバスなのに
タクシーみたいな値段を払うのか・・
と、途方にくれかけたその時
なんとバスのロナウジーニュ(運転手)が


「はい。」


といって77セントくれた。


「え?」


と我々はよく意味がわからなかったが
そのロナウジーニョ似の運転手は


「この77セントで3.5ドルだろ。」
「これでオッケーだろ」


みたいな事を言っていた。まじ?????????
いや栄光ゼミナールよりすごい学校もほんとすごいが
自分の財布から客の運賃補助してくれるドライバーはもっとすごい。


あと宿でも41.5ドル払うところ
41.29しか(細かいのが)無かったんだけど
そこは宿警備会社のポプサップが21セントくれて
ぴったり払えた。


それ以外にも学習能力のない僕とT先輩は
細かいのが足りない状況に何度も遭遇してしまったのだが(3回くらい)
毎回毎回バスのドライバーが優しくて


「まあだいたいオッケーだ」


とか


「誰もみてない」


とか


ちょっとギャグなんだかよくわかんない
陽気なノリですべてスルーしてくれた。
(ナイアガラのやつ以外。)


ちなみにナイアガラのバスでは二人で4.5ドルで、
例によって細かいのがなかったんだけどドライバーが


「5ドルでオッケーだぜ」


といってくれたので、5ドルを入れた。
オッケーっていうからには釣りでるのかなと思ったけど


「うん、よし、オッケーだ!」


ということで、5ドルオッケーとはそういうことでした。


でもとにかくフロリダでは
いい人ばっかりに出会ったので最高でした。
ディズニーではミッキーとアリスにも会った。


あと途中バスでとなりに座ったおじさんは
多分浮浪者だったんだけど、めっちゃ臭くて
おれの人生臭い人ランク1位の座を奪っていった。


その後30分ほど食欲が減退していたが
あんなに臭いのを経験できてまじでラッキーだった。


ごっつあん!


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カメハメハ

2008-02-21 10:22:23 | その他
僕は今アメリカのテネシーという片田舎で元気に暮らしています。なんとなく故郷の岐阜県のようで居心地が良いです。しかし英語はまだ上達した気がしません。なぜならば先日まで日本人の先輩が遊びに来てくれて、一週間ほど二人で旅行をしていたからです。


旅行ではニューヨーク、フロリダ(のディズニーワールド)、ナイアガラの滝へ行きました。ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、ナイアガラは実はニューヨーク州の一部なのです。今回初めてその事を知った私は「ならばマンハッタンと大差ない気候だろう」とすっかりタカをくくっていました。ところがひとたび到着するとどうでしょう。どっこい、とんでもない極寒ではありませんか。二つある滝のうちの「アメリカ滝」などはあまりの寒さに5分の1が凍て付き固まってしまっています。一緒にバスに乗っていた乗客は皆トロントを目指しており、ナイアガラで降りたのは我々二人だけというオフシーズンぶりでした。言わずもがな札幌の寒さを遥かに凌いでいました。「これは・・・これはいったいマイナス何度なんだろう!」そう疑問に思った私は辺り一面を見渡しました。しかしリスが自由気ままに駆け巡るこの荒野、一体どこに温度計などが見当たるでしょうか(いや、見当たらない)。


好奇心に駆られた私は終に最終兵器「体」温計の使用を決断し、競泳引退後の1年半で衰えきった体をその寒空の下へ晒すこととしました。キャー(色んな意味で)。周りの欧米人は大変ノリがよく「オージャパンカラテ」とその老体を持て囃し、滝壺の凄まじい蠢きは私の武士道を祝福し、お天道様は仄かに温もりを運んでくれました。世界中の注目を一身に浴び、私はそっと目を閉じ、静かにその寒度を感じました。


結果は・・・


結果は不明でした。なんとオチの無い事でしょう。いや、体感したことのない温度を言い当てられるはずがないでしょう。ただ、オ氏で表現する事が許されるならばナイアガラはオ氏の-20℃でした。ちなみにこのオ氏-20℃はだいたい摂氏-20℃くらいだと思います。


オオツ氏は界王拳で服をはち切ったついでに、上海以来のカメハメハを試みましたが、これも終には出ず仕舞いでした。こんなくだらない報告記を書いている間に勉強しろという声が聞こえてきそうなので、この辺で筆を置くこととします。


果たして英語が出てくるのが先か、カメハメハが出るのが先かは大変微妙な勝負ですが、本人としては一刻も早く英語が出てきてくれること祈るばかりです。


敬具
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神秘の自動販売機

2007-12-10 09:24:15 | その他
上海は、高層ビルが乱立している割に
ボロっちいビルがたくさんある。


工事の為ぶっ壊された建物の残骸もよくある。
車が多いので空気は公害のレベルに達する。


渋滞回避の為の高架道路、高架鉄道もある。
しかし混んでいて自転車と車が入り乱れている。


交通事故は別に珍しくない。日常茶飯事午後の紅茶。
でも車もいないところでコケた昨日のおばちゃんは珍しい。


上海の様子が頭に思い浮かびましたか?
この上海に低気圧が降りかかると街はまた一変する。
高いビルのてっぺんはボヤけはじめる。
遠くの町並みは霞み、景色がモノトーンになる。


まさに今日はそんな天気で
北斗の拳の第一話を思わせる。
ああこれが世紀末の一コマなのか。


世紀末の街を日本のモノサシで計る事はできない。
なんでヴィトンのキーケースが150円で買えるのだろうか。
なんでこんなに踏切が高いのか。(屈まずに通過できる)
なんでこの自転車は買った日の午後にブレーキが取れたのか。
なんでこないだ地下鉄はバックしたんでしょうか。


昨日は足を一歩乗せ、手すりを掴み、
今まさに乗り込もうとしているおばちゃんに気づかず
バスが発車してえらいことになっていた。のを見た。
おばちゃんは怒っていた。


そんな世紀末上海の北東の一角に
私の通う復旦大学という学校がある。
交換留学で来ている身分なので
来て見るまでよくわからなかったのだが
どうやら中国で相当の名門大学らしく
皆とても賢くて恐縮してしまう。


私などはただ大学のシステムを使って労なく入学したので
実際冗談なんだかマジなんだか良く分からないが
北大の教授からこんな痛々しいことを言われてしまった。
「君は彼ら(復旦生)と同学なんて言う権利ないよ」


先生、心得ています。


その復旦大学のデカイ毛沢東像の横で毎日勉強している。
授業はできるだけ寝たくないので、毎日自販機でコーヒーを買う。
缶コーヒーのではなくて、紙コップのやつである。一杯2元。
だいたい35円くらい?安くて素晴らしい。


ところがその素晴らしい自販機で
こないだブラックコーヒーを買ったら
なぜか砂糖入りだった。だいぶたっぷり入っていた。


しかし神秘はそこからで
次に買った友達のはちゃんとブラックだった。


・・・なぜ?


「ミルク入、砂糖無し」は成功率100%なのだが
「ブラック」は今のところ20戦13勝くらいで
7敗はつまり砂糖が入ったのが出てきた。
要するにイチローがヒットを打つ確率くらいで
砂糖入りブラックにヒットしてしまう。


しかし神秘はこれだけに留まらなかった。
その日も御多分にもれずコーヒーを買おうとしたのだが
まさにコインを投入して買おうとした其の時だ。


友人Z「その自販機今壊れてるよ」


(壊れてるのは今に始まった話じゃねえ)


私は友人に適当に相槌を返し、
まあ一回試してみるわと言って
コインを投入してみた。


ボタンが光った。


(なんだ使えるじゃんよ)


まあしかし光っただけで
ボタンが効かないのかもしれない。
とりあえず押してみることにした。


ピッ。


(おお、押せた。あいつ適当なこと言いやがって)


シャーシャーシャー


(ん?)


違和感に気づくのに少し時間がかかってしまった。
どうやら壊れているというのはこういう事だったようだ。


コップが出てこん。


シャーシャーシャー


取り出し口に顔を突っ込んで飲むとか
手ですくって手酌でオツな感じで飲むか
もっと現実的にどっかにコップないかとか
色々考えたが、そんな時間があるはずもなく、


シャーシャー・・・シャビ。ポタポタポタ・・・


まさに瞬く間に流れ星の如く
自動販売機の排尿は終了した。


2元を失った私は為す術なく立ち尽くし
カフェインという援軍無しに次の課と対峙する運びとなった。


さすが世紀末の街の一流大学は自販機までもがハイテクで
人工きまぐれ機能を搭載しているようだ。
もしくはオカルトチックに毛沢東の呪いとでも呼ぼうか。


そんな自動販売機のメカニズム等は知ったことではないが
最近では専らコーヒーを買いがてらおみくじ気分を楽しんでいる。
そうでもしないとストレスがたまってきっと死んでしまう事だろう。


<終>


=================================================
そういえば今中国で「バトン」が流行っているようだ。
中国語名では「伝花」というそうだ。


そのバトンを回してもらったので
日本にバトンブームを再来させるべく
ここで「伝花」を日本に輸入することにした。
商社マンですから


ルールは昔日本にもあったようなやつで
1.バトンを受け取った人が更に5人に回す
2.次に回す際に質問項目を一つ追加する
というシンプルなもの。


私の所に回ってきた質問:
「如果你醒来,看到你爱的人躺在你的身边,你会怎么做让他(她)醒来?」
(起きた時にあなたの愛する人が横で寝てたらどうやって起こす?)


答え:
パッパカパッパカ
パカッパカッパカッ
ヒヒーン
白馬に乗って王子様がきたよ
チュッ


追加する質問:
今あなたの好きな人は誰ですか?


回す人:(こんな懐かしい品物を受け取ってくれる人物は君達しかいない)
まるお
福井君
皮被㈱社長

石油王の息子


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ゲスト

2007-10-26 17:46:13 | その他
後ろ向きに散歩するおじさん
手を出していてもお釣りを放り投げる店員
電車乗車時のおしくらまんじゅうと椅子取りゲーム
常時右折可能な道路法規
30秒で出てくる回鍋肉定食


そんな全ての刺激が全て日常へと溶け込み
もはや何の刺激にも感じられなくなった今日この頃でも
この我が家はいつも面白い。


開封後、開封したまま悠に1週間を超えるミニロールパンは
もはや石みたいに硬くなっていた。しかし誰も捨てない。
そしてパンなんぞ食べないおじいちゃんは何も知らない。


「ほれ食え」


と言って来る。人間年を取ると子供みたいになってくる。
ぼくはあんなに美味しい石を食べたのは初めてだった。


そんな平和な、とある日
学校から帰ってくると、無かった。
リンおばさんの荷物一式が。


ぼくは密かにラッキーだと思った。
なぜならばぼくはリンおばさんが苦手だったからだ。


日本で言うと大阪のおばちゃんにでも当たるだろうか
とにかく強引さにかけてリンおばさんの右に出るものはおらず
その実力がワールドクラスである事はまず間違いなかった。


先日、彼女はもはや布団に入って目をつぶり
半分夢の中へと落ちかけていたぼくをいきなり起こした。
無理やりに僕の手を取り何かを押し付けてきた。
僕は何が起こったのかを悟る間も無くその物体を受け取った。
見るとまるまる一個の林檎だった。


歯磨きしたとか
寝かけてたとか
そんな事は全く問題ではなかった。


重要な事は、親切にも既に林檎の皮が向かれており
まさに今食べる以外に選択肢が無かったと言う事だけだ。


僕は林檎を食べて
再び歯磨きをしたのであった。


そんなリンおばさんの荷物が
(僕の部屋にあった荷物が)
忽然と消えていたのである。


リンおばさんには大変申し訳ないが
僕は何と無くテンションが上がり
鼻歌なんか歌ってしまう程だった。


・・・


そんな風にしてリンおばさんがいなくなり
日々の嵐はそよ風へと落ち着いた。


******************************


平和な日々が4日目を数えたある日、
我が家へやってきたのは5名の客人だった。
といっても二人は小さな子供なのだが
とにかく古くからのママの友人らしかった。


いとも簡単に予測可能なことではあったが
その客人は4日程我が家に泊まると言う。


ここはママの家だ。
友達が来て泊まるくらいは当然オッケーだ。


そんなことより
果たして彼らが寝る場所はあるのか?
という心配が先に立った。


リンおばさんがいなくなったとは言え
ママ、お姉ちゃん、おじいちゃん、私の既に4人が住んでいる。


さらにお姉ちゃんとママは同じベッドで寝ている。
そしておじいちゃんは齢80にしてソファーに追いやられている状況である。


・・・果たしてここに5人の人間が寝る場所はあるのか?


そう疑問に思ったわけだが、私は間違っていた。
「場所」があるとか無いとかそういう考え方ではなくて
ある場所に人間が入っていくのである。


なんと私のベッド上に4つの布団が敷かれた。
それはなんとも斬新なことに、


・・・


・・・


横向きだった。


・・・


いやいやしかし子供はともかく
大人ははみ出しちゃうでしょう。


しかしそこは脚のほうにイスを4つセットすることで解決されていた。
僕には解決に見えなかったがしかし当人達にとっては解決されていた。


では残りの一人の客人は?


・・・


・・・


・・・うーむ


これはとても難しい問題だった。


結果、


おじいちゃんが家を追われた。


さらばおじいちゃん、哀れおじいちゃん、ソファーから家の外へ。


4日間、おじちゃんがどこへ行っていたのかは謎である。


・・・


・・・


そんなタイミングで神が光臨した。家はもはや満員である。月々2万4000円払っている僕ですらママとお姉ちゃんのベッドの横の、寝返りを打つたびにギシギシと煩くて碌に動く事すら許されない小さな台みたいなので寝ているのである。客人には申し訳ない事に椅子に脚を乗っけて寝ていただいているのである。おじいちゃんなぞ戸外へ放り出されているのである。もはや家のキャパシティーを突破していると言っても過言では無かった。その状況でだ、その状況であの伝説の林檎プレイヤーが光臨した。








リンおばさん帰還




なにぃーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!


おもわずうんこもらしてしまいそうなほどの衝撃だった。
だいたいどこに寝るんだ?床か?いやぼくが床だろうか?


そんわけは無かった。
相手は世界のリンである。


さも簡単にスペースをこじあけ
お姉ちゃんとママの間へと突入した。


その煽りを受けたママは僕の小さな台の方へ。


4人はアタマ・足・アタマ・足で寝たので
ママはさぞ臭くて寝苦しかっただろう。


ぼくはと言うと結構快適に寝てしまった。
寝力に関してはかなり高いレベルだと思っていたが
中国にきて以降もかなりレベルは上がっていると感じた。


そんな秋の日。
風が心地よい。
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新キャラ

2007-10-14 00:56:37 | その他
今日色々と聞いて我が家の人のことが少しわかった。
一番印象的だったのは、リンおばさんは親戚ではない事。
どうやらただの友達らしい。


友達が普通に家に住むのか?
すごいところだ。


リンおばさんは飯もつくるし
服はおれの部屋にたくさん置いてるし
リンおばさん専用のベッドもある。


しかもなぜか家しきってるのはリンおばさんだ。


この家は無駄に金持ちで自動麻雀卓がある。
それはわたしの部屋にポンとおいてある。
今もその上でパソコンをうっている。


そして、この自動麻雀卓とこの部屋(わたしの部屋だと思う部屋)
リンおばさんが人に貸して商売をしているではありませんか。


「せいた、今日は友達が来て麻雀するからよろしくね」
「夜は自分の部屋は入れないから、ママの部屋で寝るんだよ」
「なあに家族だからなんにも問題ないだろう」


そしてその晩、私はママとお姉ちゃんと川の字になって寝た。
ママは朝5時に起き始めるし、なんかすごかった。


3日後マージャンの悲劇は再び我が家を襲った。
どうやらリンおばさんが積極的に麻雀大会を開催している模様だ。


「せいた、今日も友達が来て麻雀するからよろしくね」
「ちょっと我慢すればね、ほら、お金がいっぱい入ってくるからね」
「一回で200元もお金がやってくるんだよ、チャリチャリチャリとね。」
「すごいだろう?ね?いいだろう?」


そして、そのお金が私にはまっったく関係ない事を、私は知っていた。
しかし語彙が少なくてどうしようもないので、「うん」と
精一杯の笑顔と共に返事をするのであった。


麻雀は午後3時から、朝の3時まで続いた。
その間、飲み物食い物が私のスーツケースの上に並べられ
その中に着替えが入っている事などはお構いナシに
麻雀は続いた。その日も私とママとお姉ちゃんの川の字で寝た。
もちろん着替えはナシで寝た。


翌朝、私はタバコくさい部屋に、無事帰還した。


その翌日、再びサプライズは我が家を襲った。


なんと新キャラが現れた。


その名はおじいちゃん。


「今日からおじいちゃんが来るからね」とママが言った。


私は最初、ただのお客が来るのだと思った。
しかしそのお客は夜になると、なんとソファーに布団をしいて寝始めた。


ああ、この人はここに住み始めたのだと
いびきを聞きながらようやく理解した。


かくして我が家は新メンバーおじいちゃんを迎え入れ
リン監督の下、総勢5人での愉快な生活を開始した。


明日はどんな奇跡が生まれるのか?
それは誰もわからない。


わかっているのは明日もマージャンが行われる事だけである。
これだけは揺るぐことの無い事実である。
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そして次のステージへ

2007-10-07 21:26:06 | その他
そんなわけでホームステイを開始した。


中国にきて一ヶ月経ったわけだが
なんら進歩が感じられなかったので
これはヤバイ、ヤバイぞ、と思って
荒療治に出ることにした。


勉強はまあ少しはしている。
上海人の友達も少し出来た。
授業も一度も休んでない。
言語交換の相手もいる。


じゃあ上達しない原因はなんだ?
一番考えやすいのは頭が悪い事だ。


しかし、いや待て、頭が悪いはずがない。
おれの頭はもともとかなり良く出来ている。
いや、かなり良く出来ている。なんせ父と母の傑作だ。


しかも、頭が悪いせいにすると
それ以上出来ることがなくなってしまう。


そこで足りない知恵を絞ってみた。


ポク

ポク

ポク

ポク

ポク

ポク

チーン


出た。出たっ


原因はダンボール入りのニクマン


いや違う。あれはガセネタだ


しかも周りのせいにするのは
頭が悪いセイにするよりたちが悪い。


そこで足りない知恵を絞ってみた。


ポク

ポク

ポク

ポク

ポク

ポク

チーン


出たっ


原因は多分話す機会の少なさだ。
学校の寮、キレイだし、無料だけど
あれは一人部屋だからだめだ。


もっと実践で聞いて、話して、見て、カンジなきゃだめだ。


そんなわけでホームステイを開始した。


ホームステイするしかねえ!と思ったが
そんなシステムはこの街で聞いたことがない。
まあ探せばあるのかもしれないけど、とにかく聞いたこと無い。


なのでとある上海人の知り合いからスタートし
いろいろと伝って一軒の受け入れ先にたどり着くことに成功した。


それは結局回り回って、
その上海人の知り合いの実家だった。。感謝します。


この家には4人住んでいる。


1.ママ(家主、中国人、57歳)
2.リンおばさん(なんかよくわからんけどママの親戚、中国人、60歳)
3.お姉ちゃん(おれより先に間借りして住んでいる、中国人、26歳)
4.わたし(いきなり来た日本人、23歳)


そして愉快な生活が始まった。
ほんとうに愉快で言葉がまずわからんし
飯の時はご飯がエンドレスで注がれる。


おれは残すのがキライなのだが
しかし全部食べてしまうと
「あ、足りないのかな?」
なんて、ママとおばちゃんは
すごい思いやりをかけてくれる
そんな優しい家族達のおかげで
わたしの茶碗がカラになることは無い。


おれはポリシーを捨てた。
半端に残しておなか一杯をアピールすることにした。


しかし彼女らは大変力強いプレーを魅せつけこう言うのであった。
「はい、早く食べな、はい、ほれ、はい、食べな、食べな、食べな」


なるほど日本のサッカーが世界で通用しないはずだ。
ポテンシャルがあまりにちがいすぎる。


私はそのプレーに屈し
碗を空けるのであった。


今日は餃子だった。
もうおなかいっぱいだったぼくは
ママとおばちゃんが見てない時に
お姉ちゃんに餃子を一個パスした。


お姉ちゃんからはリターンパスが返って来た。
しかも二個。お姉ちゃんはその5分後
追加でまた二個パスしてきた。ぐはっ


「おなかいっぱい」
「もういらない」
「ほんとにおなかいっぱい」


通じてるのか通じてないかもよくわからないが


おばちゃん「あー、あー、じゃあスープだけね」


「うん、わかったよ、ちょっとだけね。ちょっとだよ」


そしておばちゃんはみんなでつっつくデカイ鍋を
そのままぼくの前に置くのであった。


ぼくはそれを食べ
デブになっていくのであった・・・。


<(あと4ヶ月)つづく>





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小さい野郎だ。

2007-09-21 23:29:14 | その他
今日トイレで小さいほうの用を足してたら、身の丈2メートルはあろうかという西洋人の大漢がいちばーん端で、コーナーを利用して、誰からも見られないようコソコソこそこそやっていた。まったく。












デカイくせに小さい野郎だ。
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快感だ

2007-09-11 17:20:35 | その他
上海には中国語の勉強で来た訳だが、全世界五湖四海から集まった学生達は当然中国語レベルがまちまちだ。そして先日クラス分けテストがあった。テストは全て漢字で書かれていた。とても読みにくくて平仮名を教えてあげたい気持ちになった。


テストは4択問題で、100題用意されていた。「時間はどれだけですか?」と聞きたかったがどう言えば良いのかわからずうーん(こ)うーん(こ)と悩んでいると、先頭に座っていたハゲがうまい具合にその質問をしてくれた。先生は「とくに制限時間は無いので、終わったら答案を提出して退室してください」と言った。


テストが始まった。
おれは漢字が嫌いなので途中で読み疲れて眠くなってきてしまった。
模試を受けている時のダルさ、若かりし記憶が蘇って来るようだった。

蘇った。

そうだ、あの時も眠くなったら仮眠をとっていたじゃないか。
その方が起きてから爆発的な知力を発揮できる。
そう思ったおれはすぐさま睡眠を開始した。


じゅるるるるるるるる


ああ、人間の反射とはよだれ防止の為にあったのか。この瞬間に一つ、おれは自然の摂理を実感した。よだれ防止反射の事ではない。生物とは必要な能力を獲得して行く一方、普段使わない能力を削除していくのだ。人間の体毛が猿に比べて薄いのが良い証拠だ。そして自慢だがおれは人間としてとても進化している。∵スネゲが少ないから。
(参照:「ボクの脚と上海」)


簡単に言うと、よだれがめちゃくちゃ垂れた。完全に垂れ流しだった。おれは隣の人を一瞥した。チラリ。彼女はぼくの事などまるで気にしていませんよという風だったが、心なしか彼女の体はワタシから離れるようにクネっと曲がっていた。おれはとてもはずかしい気持ちになって、床に垂れたよだれをさりげなく・・・ごくさりげなく踏みつけ、

のばした。

再びテストへと向かった。
よだれ反射は高校を卒業して以降、
消滅の一途を辿っているようだ。
これは退化ではない。おれは進化している。


幸い制限時間はない。
起きてからゆっくりやればいい。
と、おれは楽観的に考えていた。
ところがやはり落とし穴があって先生が
「じゃああと10分で終わります」と言い出した。
ていうか制限時間が無いわけないよな。
普通に聞き間違いかつ勘違いをしてしまった。


ぼくまだ73問目なんすけど。やれやれ。
と思いつつ、おれはマッハスピードで、
と見せかけてタイムオーバーし、
教室の中がぼくと先生だけになっても
のんびりと塗り字を楽しんだ。
(マークシート)


クラスレベルは9段階になっている。
分け方はピラミッドのイメージだ。
あくまでイメージでそんなにたくさんクラスはない。


I1
H1H2
G1G2G3
F1F2F3F4
E1E2E3E4E5
D1D2D3D4D5D6
C1C2C3C4C5C6C7
B1B2B3B4B5B6B7B8
A1A2A3A4A5A6A7A8A9


わりと中国語素人な日本人の友人(3人しかいない)は
それぞれC、D、D。果たしておれは・・・


E。


うそつけ。採点適当だろ。
Bの間違いじゃねーのか。
BとE発音似てるし。


こんなヨダレ野郎だが、とにかくEに入れてもらった。
まあいきなり真ん中からスタートできてごっつあん。
そう前向きに考えた。


ところが事件は起こった。(起こっていた)


2日前、オリエンテーションの事だった。
留学生向けのモロモロの説明があった。
中国人のおじいちゃんがつたない日本語で翻訳した事には


「授業を受けてみて、簡単だと思った場合、もしくは難しすぎると感じた場合、一度だけクラス変更する事ができますアルヨ」


なに?
つまりおれはFクラスにもいけるのか。


もう、言わずもがなあの時の…
成都駅で無座を買うか買わないか悩んだ時のシーンが
ここ上海でも再現された。アア~どうしよう。


と、少し悩んだが、前回結局無座にしなかった反省もあり、
一部からなぜヒヨったんだというクレームもあり、
おれはFクラスに行くことを決断した。


・・・


おれは自分の領域を一歩はみ出す時
決まってとんでもない不快感に襲われる。


親元に留まっていれば楽だ。
ところが一人暮らし、まして海外に行くとなるとめんどくさいし、怖いし、くさい。


いつも通り1分20秒サイクルで練習するのは楽だ。
ところが1分15秒にするととてもキツイ。


まるおといるのは楽だ。
ところが初対面の人と一緒にいると気疲れする。


知ってる事を復習するのは簡単だ。
ところが新しいことを覚えるのは大変だ。


4、5人しかいなければ平常心で話ができる。
ところが一度壇上に上がると心臓がはちきれそうだ。


住み慣れた領域に留まることは楽だ。
そこから一段階段を上ることはとてもエネルギッシュな作業だ。


まして住み慣れてもいない領域から
さらに歩を進めるとどうなってしまうのか。


Eでも心臓どきどきしてるのに
Fにいったら心臓どきどきどきどきどき・・・ああ何回どきどきするんだろ。


と、色々な不安を感じながらまず教室を見学に・・・


行ってしまうと逃げたくなるので
まず教科書を買った。無論Fクラスの。


もう逃げられん。


そのあとに教室へいった。


授業が始まるやいきなりあてられた。


うおーまじかゴキー


先生「はい、そこの学生さんio@3k/.@pkfsdaoij32;??」


はい、なんて言ってるかわかりません。


ワタシ「・・・」


周囲からの降り注ぐ冷たい視線。凍りつく空間。そこだけ時がとまっていた。時計の針だけがフライングして進んでいく。チクタクチクタク。おじ~さんと一緒にチクタクチクタク・・・


ああ超不快だ。くそ不快。
この空間めっちゃ不快。
この不快が不快っていうアレで
こんな不快なの久しぶりな不快で
もう不快がほんと不快でたまらん不快。
不快ほんとマジ不快で、不快がほんと不快だよ。
もうこれ不快アレなんていうか不快すぎて














快感。








そして私は明日の安心を求めて予習に打ち込むのであった。
オシマイ。
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