16世紀に明に侵攻したモンゴルの王アルタン・ハーン(1543~83年)の冬の宮殿
アルタン・ハーンがフフホトに去った後は彼の第3妃の住む寺になった
Maidar (Meeter)は、モンゴル語で「弥勒」の意味
長さ681mの壁で囲まれ四隅に楼閣が立つ
フフホトからバオトウへの高速道路ができ、
すぐ下に見えるようになった
観光客で賑わうらしく
門前に広い駐車場やトイレが作られていた
お寺なのにぐるりと高い塀で囲まれているのは元は宮城だったため
入場料30元のチケットを買って城門をくぐる
高い城壁がしっかり復元されている
境内の天王殿、大雄宝殿、琉璃殿などは漢、チベット混合の独特な建築様式で造られている
城壁の上に登るとぐるりと一周できる
アルタンハーンはモンゴルにチベット仏教を導入し、
チベット仏教の黄帽派の指導者、ソナム=ギャムツォンにダライ=ラマの称号を与えた
チベット仏教のダライ=ラマ制度はここから始まる。
下は城壁の上から眺めた外の景色
大門、博物館、回廊などが観光用に建設されている
今はシーズンオフのためか博物館は休館中だった
山の中腹にも新しい塔を建設中