ヨットが私の書斎

ヨットを書斎代わりに毎週末海風とヨットでリラックスしています。

2015年神戸まつりヨットレース

2015-05-18 21:32:28 | ヨット

毎年恒例の神戸まつりヨットレースに参加した。

今年も48艇の参加がある伝統お祭りレースである。

われわれY-31SはBクラス。Cクラスとともに37艇が同時スタート。30分遅れてAクラスがスタートする。

SSWの風でポートスタート。

風上となるリミットマークに艇が集中してくるのが分かっているので、リミットマークからマークボート側にスタボーで流し、絶妙なタイミングでスタート。

マーク側では案の定罵声が飛び交っている。

フレッシュウィンドをつかみ、スピンアップも上手くでき、いきなりトップ。最高のスタートが切れた。

マークボート側から出たカレラ290のジェネカーランが突出して速く、第1マークはカレラ290に次いで2位回航。

西流の流れが残るため、回航後はスタボーに返して転流までは辛抱してクロスで潮流に向かう航路を選択。

1位回航のカレラ290は上り角度が悪くこのレグで完全に抜き去り、完全にトップに出る。

徐々に風が弱まる中、やっとのことで、第2マークをトップ回航。後方とはかなり離れているので、よほどのことがない限り・・・・。

その「よほど」がおきた(*_*)

マーク回ってスピンをアップしたとたん無風状態。スピンでは埒が明かないので、再度ジブアップ。0.2ノット位で進みだす。

マークは約0.9マイル先に見えている。

無線を聞いていると風が落ちているので後続のクラス(A,Cクラス)はコース短縮を決めた・・・と話している。

Bクラスは「孫悟空が回ってしまいましたからねえ」と無線。

したがってBクラスだけレース続行。

なんかウチが悪いみたいに聞こえる。

まだマークから50メータくらいしか離れていない状況で、こんなやり取りが聞こえてきた。

その後、後方エリアから風が入り出し、後続艇がズンズン迫ってくる。

結局遅れていたカレラ290にまたもジェネカーランで抜かれ、着順2位でゴールするも、修正で4位。

2マークまでに蓄えた貯金は完全に使ってしまった形になってしまった。

気まぐれな風の神様にまた遊ばれてしまった。(*_*)

結果は結果として受け止めるが、確実にクルーが成長してきていることを実感できたことは正直大変うれしいし、これからが楽しみである。

問題は私が成長しないこと・・・(笑)

浜○さん、西○さん、アキ、藤○君、姉さん おつかれさまでした。

結果はこちらから

 

 


関空一周ヨットレース 勉強になりました

2015-05-14 23:56:24 | ヨット

久々の更新です。サボってました。

 

今年も関空一周ヨットレースに参加した。

今回のメンバーは新しくバウマンをやってくれている藤○君、アネロン頼りのアキ、ねえさん、ベテランSEED豊○さんと私、5人。

風向、マークの位置を考えると今年もリミットマーク(上)が有利と見て、多くの艇がごった返したリミットマーク側からのスタート。

風は落ち、あちらこちらでドタバタやっている。

ポートからスタボーに反してリミットマークギリギリを狙ったのだが、ポートで侵入した時のスタボー艇(どこの船と言いませんが、地元艇です)の罵声の汚いこと、汚いこと。

アホ、ボケ、カス、死ねの世界・・・・。そりぁ若い人はこんな世界に入りたくないですわ。

遅れはしたものの喧しい艇の下受けでスタートを切り、最上のポジションを確保し第一マークを目指す。

同型艇のオレンジフィンは前方、それ以外の31S艇はすべて後方に置いてのスタートだったのに・・・・。

風は大きくシフトし、もはや最上艇はオーバーセイルとなり、遅れてスタートした艇はリフト、リフトでウハウハ状態。

第一マーク到達時点では遅れてスタートしたフロンティア艇のはるか後方でマーク回航。

その後オレンジフィン、リンクワークスとともに2位争いをし、、孫悟空は辛うじて31S 3番手で第3マークを回航。

その後ダウンウィンドでは、オレンジフィンに抜かれたものの、新調したスピンのお陰で先行する艇団にかなり近づくことができた。 

リンクスワークスを抜いて第4マークを回ったのち、潮を考えずにジャイブして南に大きく伸ばすコースを選択。

これが大失敗!!

これはスキッパーである私の知識不足と判断ミスである。本当n申し訳ない

 

思っていた以上に強い潮流で、このジャイブ一発で4,5杯くらいは抜かれただろう。

 

 問題はさらにそのあと・・・・

 

孫悟空は最後ゴールに向かってポートでアプローチし、ゴールまでの2,3分の間でケースが発生した。

孫悟空は上にいる大型艇B艇に対して「オーバラップ、水もらいます」と宣言したところ、更に上から「スタボー」と叫んでいるA艇が突っ込んで来る。

孫悟空は上に逃れるスペースがなく、ベアしたが、潮流で本部艇に接触。A艇も潮に流され、同じく本部艇に接触。

ペナルティの解消は行ったが、この時点では我々孫悟空がA艇の進路妨害となり失格を覚悟し、A艇に抗議してくださいと伝え、マリーナに戻った。

抗議書が出され、クラブハウスでプロテスト委員立会のもと、ヒアリングと裁定が行われた。

そもそもプロテストの出し方にも問題があったようだが、実は、今回の場合の一番の権利艇は孫悟空であったという裁定結果であった。

つまりマーク回航時における3艇身ゾーン内の内側艇が権利艇になるということで、たとえスタボー艇であっても権利艇を避ける必要があったということである。

マーク回航時のゾーンの扱いは分かってはいたが、ゴールの時も同様であることは今回の状況下では判断できなかった。抗議を出したA艇オーナもこの点は気付かなかったようで、お互い勉強不足でしたね、と握手で別れた。

プロテスト委員曰く、一番の戦犯はB艇で、孫悟空、A艇に対して十分なルームを与えるべきであり、抗議の対象となるとのこと。

 

お疲れ様でした。

結果は Bクラス10位 31Sクラス4位 でした。

ほんまに勉強なりましたわ。

次は神戸まつりヨットレース、がんばります!!

 

 

 


阿波踊りヨットレース 2014

2014-08-21 22:24:39 | ヨット

ことしも恒例の阿波踊りヨットレースに参加した。

 

申し込時期になって、オリジナルのメンバーは仕事や他の行事で都合がつかず、ねえさんと私の二人だけとなりそうなので、急遽明石ヨットクラブのF氏に応援を依頼し快諾頂いた。多謝!!

また、関東セイラーで飲み(ヨット)友達のゼフィロスやまじんさん、昨年も乗艇してくれたカボック白さんが今年も乗ってくれることになり、まずは無事エントリーを済ませた。

その後、関東組の飲み会の席上、急遽イーグルのマサ兄、ちーちゃんも乗ってもらえることになり、総勢7名のベストメンバーが揃うことになった。

 

なんかエライことになってきたぞ。

 

さて、当日は南よりの風が徐々に強くなるという予報とは全く違う東風4ノット程度でスタートを迎える。とにかく空いているところからスタートするという方針で臨むも、上艇のブランケットに悩まされなかなかフレッシュがつかめない状況下、31S艇団の最下位スタート。ポートのスピンでトロトロと前方艇団を追う展開となった。

万事休す。

約1時間ほど帆走したところで、前方の艇団に異変が。はるか前方の艇はスタボータックで上っている。すぐ目の前の艇団は止っている。

我々後続はまだポートでスピンを上げている。なんか起こりそう!(^^)!

風を拾いながら止まっている艇団(ほとんどの31Sがこの中にいる)に追いつく。

前方の様子がわかっていたので、大きな風の振れとほぼジャストタイミングでジブアップし、2回目のスタートのような様相で走り始める。

目の前にオレンジフィン、祥、フロンティアは最上にいる。タッキングマッチでマークを目指す。なぜか孫悟空の上り角度が悪い。艇速でカバーしながらなんとかついていく。キラキラをかわし、次は祥を目指す。マーク回航手前で祥を抜き、フリーでの勝負となってきた。

(この記事での艇名はすべて31S。 そう、孫悟空としては、31Sしか眼中にないのである)

オレンジフィン、フロンティアはかなり前にいるが、まだまだチャンスあり。ここでトッピングリフトを誤って引き上げてしまい、マサ兄がマストに登り、引き下ろすというトラブルがあり、スピンアップがかなり遅れることになってしまった。

さすが元体操部、孫悟空メンバーだけならこの時点で終わってました・・・。

この時点で祥には追いつかれるが、目指すは前方の31S(オレンジフィン、源五郎丸、フロンティア)。

風はブローで17-20ノット近くになり、艇速も7-9ノットの快適なスピンラン。前方艇が少しずつ大きく見えだした。

その時 祥 は何らかのトラブルがあったようでスピンダウンしてメインだけで帆走している。

後で聞くとバックステーが切れたとか・・・。

恐ろしい・・・・。

 

かなり先行集団に追いついたところで、残念ながらゴール。マストヘッドのオレンジフィンは別格として、31S 2位のフロンティアとは2分40秒差。

残念な結果になったが、夏のお祭りレースにふさわしい気持ちの良いレースができたことに大満足。

これだからヨットはやめられないんです。

今回の写真はすべてイーグルさん撮影のものを拝借しております。

関東から遠征していただきましたカボックSさん、ゼフィロスYさん、イーグルN&Sさんありがとうごございました。

是非来年も!!

 


ニューセイルとマストチューニング

2014-05-02 22:27:37 | ヨット

待望のニューセイルを購入した。

舵杯に合わせて納品。

当日はマクダイアミッドセイルのOさんや、同型艇のオレンジフィンのMさんに乗ってもらうなど強力な体制にもかかわらず、風に恵まれずDNFになってしまった。

そのときのセイルの状況はこんな感じ。(といってもほとんどダウンウインドだった)

マストのプリベント量が足りなく、ラフにセイルがダブついている状況がわかる。

Oさんから、アッパーを強く、ミドル(D2)を弱めにするようにアドバイスをもらい、ホームポートに戻ってマストをチューニングし、後日撮ったものが、これ。

いい感じのシェイプとなっている。

しかし、テンションゲージで各ステーを測定するとカタログ値とはまったくかけ離れた、数値、バランス。

ほんまにこれでええんやろか・・・・。

 

ライトミディアムのジブはバッチリ。

  

セイルシェイプは文句なしの状況になったということは、あとはチームの腕次第ということである。

ニューセイルのプレッシャーを感じつつ次のレースはは毎年恒例の関空一周レース。

上位を狙います!!

 

 


スピンシステムの改造

2014-03-15 22:37:45 | ヨット

Y-31Sのスピンシステムの改造をやってみた。

オリジナルでは、スピンポールを付けるマスト側は3か所の固定のパッドアイとなっていたが、一世代前の孫悟空(Y-30R)や、他のレース艇はスピンポールのマスト側は可動式となっており、風域にあわせて高さを調整できていた。

じゃあ、付ければ!!というのは簡単であるが、ハーケンのスピンポールカーは日本で買うと3万、トラックが1.5万、その他ブロック類が1.0万と大枚が飛んでいくことになるので、懐がさびしい孫悟空は、ずうっと妄想だけですごしてきた。

ある日、ハーケンのアメリカのサイトを覗いてみるとスピンポールカーが新品でなんと$70で出ている。ただし、販売は米国内だけ。
えらいものを見つけてしまった。(Harken.comではクリアランスセールをやっていて、まだ$70.5 で販売されているようだ)

後先考えずさっそく米国の通販仲介業者を通して日本まで送ってもらっても1万ちょっとで手元にやってきた。

22mmX2100mmのトラックは長物になり米国で調達すると送料が高くつくので、日本で調達することにした。

 

サラリーマンセイラーゆえ、お金の話ばかりで恐縮m(_ _)m 

 

ああだこうだと悩みつつセイルキティさんから工具一式をお借りし、まずは既設のパッドアイをはずしてみた。

  

セイルキティさんの場合はこの部分が電食で大きく穴が開いていたが、どうやら問題ないようだ。

 

2100mmのトラックもマストにタップを切って、特に問題なく取り付けが完了した。

カーの高さを調整するためのカムクリート2個は、マストの側面に取り付ける必要があるが、平らな部分がないので、カムクリートの台座をFRP強化パテを使って作ってみた。実のところ一番悩み、時間を使ったところであった。

 

  

週末たびに悩みながら工事をすること3週間。ようやく完成。

バウマンの仕事がひとつ増えたことになるが、現在のバウマンたっての希望であるシステムなので、頑張ってもらおう。

 

 


2013年本荘ヨットクラブ最終戦

2013-11-25 12:59:45 | ヨット

2013年最終戦。
8艇が参加して開催された。


スタート30分前までは、北西風数ノットの風があったが、10時のスタート時には全く無風となりAP旗が揚がる、いや、揚げるようにコミッティに指示をした(笑)
この日は西流の潮が2ノット程度あり、このまま続行すると全艇すぐ近くの東播磨港の航路まで流されるため、やむなしの判断である。

今回のコミッティはナナ艇のクルーであるナンギマン。
今一つコミッティーワークが理解できていない様子なので、レース参加艇側から指示するなどあり得ないのであるが、ここはローカルレースということでご免。

30分遅れて、レース再開。

これくらい風が落ち、潮がきついと潮に乗ってしまうと艇のコントロールができなくなる。
孫悟空は、潮に逆らうように東に船首を向け、リミットマークギリギリを狙い、ジャストスタート。風は2,3ノットのため、他艇は艇のコントロールがままならない様子で、スタートラインに並んだのはセイルキティ艇と孫悟空だけ。

フォアステーのテンションは10ターン戻し、以前CAVOKさんに教えて頂いたようにジブを少し出し気味に、メインも深く、クルーは中心、下よりに・・・・。

セイルキティは西海面、遅れてスタートしたアカウーピン(Y-33S)は東海面、孫悟空はその間を南に向かってクローズリーチで帆走る。微風に強いヘルム3が後方からくるも、徐々に引き離し、東海面のアカウーピン艇と一騎打ち状態となる。

どうやらそれぞれの海面の風速、風向が微妙に違っており、東が正解だったようだ。

本荘沖独特の振れまわる風、まだらなブローをどれだけうまく捉えられるかが、鍵となる。

今日は、楽勝やな・・・・。いつもの悪い癖。

かなり先行していたにもかかわらず、孫悟空は下マークでアカウーピンに抜かれ、その後のスピンランでも差を詰められず、コース短縮でゴール。所用時間で8分30秒、修正でその差19秒で2位となった。

昨年シリーズ優勝したことで、ゴルフのハンディと同じようにT.C.Fが1000分の5高くなっているのが最後のレースで効いてしまった・・・・。

今回は久々にオリジナルメンバーの浜●さん、ねえさん、外やん と私、4名での参戦。お疲れ様でした。

さて、年間ポイントも アカウーピンに1ポイント差で2位。 残念!!また来年頑張りましょう。

成績


2013年姫路市民大会ヨットレース

2013-10-20 20:53:54 | ヨット

毎年恒例の姫路市民大会ヨットレースに今年も参加した。

朝からシトシト降る雨の中、テンション下がりっぱなし。

木場ヨットハーバに向かう車では、今日は止めようか、とか話しながら。

会場に着くと他艇の皆さんはまったく雨を気にしないご様子。

「えっ、ほんまにやるの」と言っているのは我々だけみたい。

仕方がないので、渋々エントリーする。

ところが今日わが艇に乗ってくれる新人さん、合羽なしで登場 (*゜Д゜*)ェ…

こりゃぁエライコッチャ、ということで艇内にあった30年前のピータストームを引っ張りだし、さらにもう一人には、雨のレースには最初から否定的だった孫悟空オリジナルメンバーであるベテラン浜●さんが「合羽、ブーツを貸すので今日俺はええわ」ということで、乗らなくてもよい理由ができ、ほっとしたご様子で、ひとりだけDNC。

ということで、ようやく全員合羽着用でいざ出陣。

いつもと同じ鞍掛島周りのコースで0930スピンスタート。クラスAには同じY-31S艇が孫悟空入れて3艇。SEAM33 1艇、VITE 2艇。

31Sではなんとかトップを取っておきたいところだが、スタート後のスピンランでのロスがたたり、フレッシュを掴んだ他の2艇には大きく水をあけられた。

なんかまだテンション低め。

ジャイブ3発、みんな無言で鞍掛島を目指す。ずうっと雨・・・。


夢希航を鞍掛島手前で抜き、全体で5番手。31Sでは2番手で鞍掛島回航。
キティ艇とのクロス一騎打ち。後ろにタカトラ。

セイルキティの悪い風を受け、ますます上れないし、タカトラにも高さで負けてきている。 雨がきつくなってくる・・・。
風速は少し上がり、10~15ノット。

ここで南より姫路港に向けて、大型LNGタンカーが数艇のタグボート、パイロット艇とともに登場。 実は福の神・・・。

こんなやつでした

ポートタックでフルハイクしている艇は下手にあたるので、ちょうどセイルの陰になる。このまま近づくとブランケットに入るため、早々に視認していた孫悟空はここぞとばかり、早めのタック。

この時点でタカトラに先行されるも、オーバーセイルギリギリまでタンカーと並行に帆走し、タンカーの後部通過を見込んでさらにタック。
タンカー視認が遅れたセイルキティは行き先をふさがれた形でかなり遅れてタック。


孫悟空はこの段階で大きくゲインし、さらに上り角度や艇速もいい状態に戻り(何故か不明)、セイルキティを上で押さえることができた。


すぐ目の前にはゴッドスピード、その先にはナナ。着順4位、修正2位。31Sではトップでゴールできた(ここは拘りたいところ)

それにしても今日の夢希航艇のスピンランは速かったし、セイルキティ艇のクロスの上り角度も素晴らしいかった。
孫悟空は他の31Sの2艇に完全に走り負けしており、最終的には上位に食い込めたものの、課題が残った。

成績は以下のとおり。孫悟空はクラスAの2位。

孫悟空のすぐ後にゴールしたクラスBのタカトラは実質総合優勝。さすが全日本ミドル優勝のメンバーが乗っているだけのことはある。

レースが終わると皮肉なことに雨は上がった。

雨には降られたものの、いい風のおかげで、楽しくレースができた。でもテンション低め。

今日のメンバーは、外やん、KIKIさん、ねえさん、長○君、新人の奥○君と孫悟空。

皆さん、お疲れ様でした。

もう雨のレースはやめようね・・・


久々のクラブレース

2013-09-29 20:11:36 | ヨット

秋晴れのさわやかな軽風の中、久しぶりのクラブレース。7艇が集まって開催された。

限られたレース海域のため、片のぼりのコースしか設定できず、少々つまらないレース内容だったが、久々のレースだけにセイリングそのものを楽しんだ。

艇速はなかったが、トップでスタートを切り、真上りでマークを目指すが、あっという間にアカウーピン(Y-33S)に抜かれ、31Sの3杯がそのあとに続く展開となった。

孫悟空は2位でマーク回航し、めまぐるしく変わる風のなか、スピンランでゴールを目指す。

  

今日は6人中、3人は新人。N瀬君にスピントリムを任せ、I川君にアフターガイを任せ、本当にヨット初めてのW部君にはメインをお願いした。

アルテミスさん、外やんがまわりでヤイヤイとアドバイスするというフォーメーションで、なんとか2位のままゴールし、レーティングで優勝も期待したが、僅差でアカウーピンに優勝は持っていかれた。

適度な風の中、新人さんの頑張りもあって何とか確保できた2位。彼らの活躍にこれからも期待したい。

皆さん、お疲れ様でした。

今日はメンバーはアルテミスさん、外やん、I川君、N瀬君、W部君、と孫悟空の6名でした。

結果、写真は本荘ヨットクラブレーシングブログから参照ください。

 

 

 


2013 阿波踊りヨットレース

2013-08-16 10:19:48 | ヨット

 

毎年恒例の阿波踊りヨットレースに参加した。

今年はうれしいことに関東よりCAVOKさんにも乗艇してもらえ百人力である。

YAMAHA31Sが11艇参加して、31Sカップも併設される。実のところ孫悟空のターゲットはこちら。

さて、昨日まで北の風が吹いていたが、今日は少し南に風が回っている。ただし3ノット程度の微風。

スタート2分前、目標艇オレンジフィンの動きを見つつ、リミットマークギリギリをポートスタートしようと場所取りをしていたところ、風が落ち、大型艇に挟まれ身動き取れない状況になり、上艇と接触しつつ、隣のオレンジフィンともども大きくスタートをロスした。

その後最上でゲインし艇団に追いつくも、やはり今年も岸側が伸びている。

半分の艇はスピンのタイトリーチで走っているが、孫悟空はジブで風を拾い続け、気になる岸側へ徐々に落としていく。

逆に下側にいた、祥、フロンティアが上ってきて交差し、先ほどの逆のポジション。ただ今日のターゲットであるオレンジフィンも岸側を選んでいるのでこのままキープ。

このころから岸側が伸びず、もともと孫悟空がいたライン、つまり祥、フロンティアが大きくゲインしている。 アレ?

風が前に回り、三ツ石を廻れなくなる状況となり、タックを打つこと4回。

三ツ石回航後、復路のフロンティア、祥と出会う。

悔しい・・・

31Sでは5番目でマーク回航し、目の前はオレンジフィンとHIRO。復路での三ツ石回航後はまたスピン。

アルテミスさんのスピン捌きが光り、まずHIROを上突破する。

マストトップスピンのオレンジフィンにはなんとか喰らいついている。

と、そこでオレンジフィンは岸側向けてジャイブ。31Sカップで3位以内を目指すにはここでオレンジフィンをマークしなければならなかったが、孫悟空は判断が遅れてしまった。

後追いで岸に向けジャイブするもすでに時遅し、オレンジフィンには9秒差(修正)で3位を逃した。

結果は、総合31位 Cクラス8位 31Sカップ4位

今回乗ってもらったスペシャルゲストCAVOKさんにいろいろとアドバイスをもらった。

・荷物載せすぎ、重量物の艇内配置

・メインセイルのシェイプが駄目

・ポート、スタボーの走りに差があり過ぎる。(マストチューニング?)

あとは内緒。

レース終了後はヨット連。 今年も弾けましたね。

   

今回のメンバーは アルテミスさん、外やん、ねえさん、そしてスペシャルゲストCAVOKさんでした。

 


第2回クラブレース 辛勝

2013-06-24 17:57:39 | ヨット

梅雨真っ盛りでの第2回本荘ヨットクラブレース。

いつも10艇位は参加するのだが、各チーム色々な事情があって不参加が多くなり、今回は6艇でのレースとなってしまった。

うれしいことに、お隣の明石ヨットクラブよりアカウーピン(Y-33S)が参加してくれた。

なんとかアカウーピンに食らいつきたいものである。

 

もともと予測していたことだが、レース海況は小雨、風速4ノット以下、だんだんきつくなる東流の中で開始された。 

今日はヘルムスにまだリハビリ中のアルテミスさんに担当してもらい、バウに外やん、ピットねえさん、マスト、バラストにゲストのお二人、私はメインとジブトリマーのポジションである。 

ヘルムスのアルテミスさんは、強風大好きセイラーで、微風は嫌いとのこと。微風だと集中力がもたないらしい。

さて、わが艇は短いスタートラインに早く入りすぎ、艇のコントロールができないまま、リミットマークに接触し、ペナルティ解消して、最後尾からのスタートとなった。(やってしもたぁ・・・)

セイルキティとアカウーピンは東海面で、すでに距離を稼いでいる。

我々はまだ潮流が強くなく、また東播磨港への吹き込みを期待して西海面を選択した。

 

これが大正解 !!

 

艇速重視で沖にでると少しずつ風が安定して、丁寧にパフを拾うことで西海面組を大きくリード。

ここで集中力が切れたアルテミスさんとヘルムスの交代。(やっぱり・・・。でも良く頑張ってくれました)

沖のマーク回航前にアカウーピンとミートし、2位でマーク回航。

その後、スピンをアップするも潮流が激しく、最適な進行方位をGPSを使わず直感でしかもアカウーピンだけをマークしたのが失敗だった。

マークに近づくほど大きく流され、ゴールまでの距離がなかなか縮まらない。アカウーピンに遅れること9分で、S旗掲揚でゴール。

 

修正でかろうじて1位を獲得できた。(ヨッシャー!!)

後ろを見るとセイルキティが潮流を計算に入れているのか、いい角度でゴールに向かってくる。

後で聞いてみると、やはりGPSを使って最適コースを出しながらラインを引いたらしい。かなり開いていた距離を大きく縮めてのゴールはお見事。 

潮流の本荘でのコース取りはGPSが必要というのを再認識できたが、まずは1勝。

皆さんお疲れ様でした。 

ゲストの皆さん、いかがでしたでしょうか。また次も乗って頂くと助かります。

結果、写真はこちら

 

このあと孫悟空はエンジン不調のためオクムラボートにドックインした。

ちょっとの間休憩・・・ です。