週刊 最乗寺だより

小田原のほうではなく、横浜市都筑区にある浄土真宗本願寺派のお寺です。

勝田山 最乗寺
045-941-3541

例年なら

2015-11-27 21:36:14 | ひとりごと

先週から風邪っぴきの龍くん。
病院で処方された薬を飲んでいるのに、鼻水がびっくりするほど出ています。

熱もなく、元気なのは良いのですが、ここのところの急な寒さで治りが遅くなっているような気がします。
念のためということで、今日の下校は車で迎えに行くことにしました。

学校から出てくるまでの間、近くのイチョウ並木を眺めながら待つことにしました。

 

まだ緑のほうが多いようです。

最乗寺のイチョウもまだ緑の葉が多く残っています。
例年なら全体が黄色に染まっている頃ですが、今年はちょっと遅いようです。

ちなみに昨年の今日はこんな感じでした。
http://blog.goo.ne.jp/saijoji/e/ae891998d29522c664fb7b87d78bd4f3

もしかしたら、今年は全部が紅葉する前に、染まった順に葉が落ちてしまうのかもしれません。
それはそれで、お掃除する側からすると嬉しいのですが、ちょっとだけ残念な気もします。


内陣探訪

2015-11-23 21:56:26 | 仏教小話

 

お掃除の際、お行儀が悪いと分かりつつも寝っ転がってパシャリ。
何とか天井の絵も含めて写したいと思っていたら、段々と姿勢が崩れ、最終的には仰向けになっていました(汗)

中央の阿弥陀さまが安置されている龕(がん)を「宮殿(くうでん)」と言います。

龕とは石窟や家屋の壁面に仏像・仏具を納めるために設けたくぼみのことで、インド寺院の壁面の意匠彫刻や、大きなものでいうとバーミヤン石窟も仏龕(ぶつがん)になります。
これが発展して、屋内に安置するための容器が使用されるようになり、扉のついている龕を厨子(ずし)というようになりました。

浄土真宗のお内陣では、扉のついている厨子には親鸞聖人の御影が安置されています。
(分かりづらいですが写真右奥にあります)

写真の左右に天井から吊るされた灯明が一対あります。
こちらは一般に輪灯(りんとう)と言いますが、台座が菊花をかたどって造ってある灯明台なので菊灯(きくとう)とも言います。

天井図は花と鳥が交互に描かれています。
こちらは普段目に留まらない場所だと思いますので、写真ではありますが楽しんでいただけたら嬉しいです。


略して「えのすい」

2015-11-20 23:27:56 | ひとりごと

少し前のことですが、新江ノ島水族館に行ってきました。
http://enosui.com/

 

小学校でお祭りがあったのですが、土曜日だったので連れていくことができず…。
その代わりにということで、学校終わりにピックアップして小一時間ほどのドライブで着く水族館へ。

   

目の前を泳ぐイワシボール(球状のイワシの魚群)を眺める親子。
ここは相模湾大水槽を水面から見下ろすゾーンなのですが、大水槽を下から見るとこんなふうです。

 

ちょうど行われていた「うおゴコロ」(http://enosui.com/show_uogokoro.php)という15分ほどの水中ショーを観覧しました。
飼育員さんが愛称のついた海の仲間を紹介してくれます。
奥のほうからウツボを抱いて来て見せてくれたり、エイとの絶妙なコミュニケーションで楽しませてくれたりと、愛情深く飼育している様子が分かりました。

    

最後にテラスに出ると、江ノ島を眺めることができました。
天気が良いと富士山も見えるそうです。

それにしても、さすが湘南です。
夕方の肌寒い風の中、大勢のサーファーが海へ繰り出していました。
サーフボードを掛けて颯爽と走り抜ける自転車がとても似合う土地ですね。


落ち葉ひろい

2015-11-15 16:29:05 | ひとりごと

昨日はお経の会がありました。

 

法話は「蜘蛛の糸」のお話から。
ちょっと難しくしてしまったかなと反省です。

お座敷では、来年の京都の西本願寺にて修行される第25代専如門主の伝灯奉告法要についての話題がありました。
(専如門主の伝灯奉告法要についてのご消息 http://www.hongwanji.or.jp/mioshie/kotoba/gs20150121.html

これからいろいろと決まってくるようで、方々のお話を聞くと全国の住職方も大忙しのようです。



さて、今日は雨が上がってから境内のお掃除をしました。
いつもは住職がブロアで落ち葉を吹き集め、若住職が袋詰めをするのですが、今日は強力な助っ人が…。

 

息子よ、立派になって(涙)

母は嬉しいです。