年を重ねても老いないコツ！

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【贈る言葉】

年を重ねるだけでは老いない。理想を失うとき初めて老いる。歳月は皮膚にしわを増すが、情熱を失えば心がしぼむ。

　　　　　　　　　　～サミュエル・ウルマン～

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【本文】

■年を重ねても老いないコツ！■

理想とは「人生のあるべき姿」と解釈してはどうだろうか。

高齢になっても現役として活躍している人は多い。

高齢化社会における「あるべき姿」ではないかと思う。

誰もが社会からいろいろと恩恵を受けて生きてきた。

だから何らかの形で恩返しをしなければならない。

森光子さんは女優として、日野原重明先生は医者として恩返しをしている。

このように自分なりの「あるべき姿」を形成するためには情熱を失ってはならない。

年を重ねても老いたくはないと誰でも思っているはずだ。

例え、しわが刻まれても心に情熱を持ち続ければ老いない。

暗い世相ばかりの今だからこそ、情熱を持って生涯現役を目指そうではないか。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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「キリンと組めば儲かる」という顧客価値！

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【贈る言葉】

取引先にお願いして無理やりでも押し込んでノルマを達成する。それが営業の仕事だと思っていた。

　　　　　　　　　　～キリン中堅社員～

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【本文】

■「キリンと組めば儲かる」という顧客価値！■

キリンビールがビールのシェアでアサヒを抜いた。

苦しい８年間だったに違いない。

アサヒのスーパードライを目の敵に対抗商品を開発しては押し込み営業を繰り返してきたが結果は好転となかった。

取引先に押し込んでもそこから先の消費者・生活者に支持されなければ売れるわけがない。

「価格引下げ」、「リベート取引」、「ジョッキや冷蔵庫の提供」などにも限界がある。

３年がかりで「価格営業から提案営業への転換」に成功した。

コンペティターの対抗商品を目の敵にするのではなく、飲食店や生活者への価値提供の重要さにキリンは気づいた。

特に顧客である飲食店に「キリンと組めば儲かる」という顧客価値が定着してきた。

価格営業という営業の武器を取り上げられて不満だらけだった営業部隊は今輝いている。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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学びの対象にふさわしい先輩になろう！

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【贈る言葉】

配属されてきた新人に対して、至らない点が目に付くこともあるだろう。しかし、それを指摘する前に果たして自分が学びの対象としてふさわしい人間かどうかを考えよう。

　　　　　　　　　　～岡野雅行～

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【本文】

■学びの対象にふさわしい先輩になろう！■

岡野雅行氏は、痛くない注射針を開発したことで有名な小さな会社の代表社員だ。

新人が入ってきても一年間は岡野代表や先輩の仕事風景を見せるだけだという。

他人の仕事を見ているだけで給料がもらえるというわけだ。

狙いは岡野代表や先輩の仕事を見て自ら学ぶことにある。

教えるのではなく学んでもらうのだ。

部下を持つ人は、新人や若手にとって学びの対象としてふさわしいだろうかと自問自答してみる必要があるのではないか。

「今の若者は」などと批判するのは簡単だ。

それよりも後輩に学んでもらえる何かを提供できる人間になるべきではないか。

いい会社には優れた先輩がゴロゴロいる。

だから若手が次々育つというスパイラルが自然にできているということだ。

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添乗員が一人二役のバスツアー！

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【贈る言葉】

激動の時代だから果敢に変革にチャレンジしたい。

　　　　　　　　　　～石原邦夫～

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【本文】

■添乗員が一人二役のバスツアー！■

昔は路線バスに車掌がいたが、いつからかワンマンバスに切り替わった。

車掌の分の人件費が節約できてもそれ以上に乗客が減少し、バス会社はどこも経営難だ。

旅行先で乗る観光バスは地元のバス会社でしかも大概バスガイド付く。

添乗員は楽そうに見えてならない。

先般、クラプツーリズムのバスツアーに参加した。

もうかなり前から添乗員だけでバスガイドは付けない。

ところがこの添乗員は観光案内まで上手にやってのけるから乗客を飽きさせない。

添乗員の仕事とバスガイドと一人二役だ。

知恵を出せばコストダウンのネタはどこにでもある。

旅行会社の競争も激しい。

激動の時代だから生き残りをかけてコストダウンに果敢に挑戦するのはいいことだ。

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明確な価値観を持とう！

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【贈る言葉】

今、ビジネスパーソンにもっとも必要なのは、人生観を固めることだと思っています。つまり、自分なりの価値観をはっきりさせること。

　　　　　　　　　　～秋本　康～

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【本文】

■明確な価値観を持とう！■

どんな生き方をしたいと思いますか。

どんなことにどんな価値を見出しますか。

人生観や価値観が明確でないと考え方が定まらない。

つまりあっちにふらふら、こっちにふらふらで、人の意見に惑わされる。

自分としての信念がもてなくなってしまう。

そうすれば羅針盤を持たずに太平洋を航海するようなものだ。

人生観や価値観を明確にすれば人生の目標、仕事の目標も明確になる。

それがきっと強烈な達成意欲につながるに違いない。

目標は他人から見てどんなに小さなことでもかまわない。

自分にとって価値のあることならばそれに向かって突き進むことだ。

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学びに貪欲な若者を育てよ！

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【贈る言葉】

学びに対して貪欲になる若者を育てていかなければ、やがて日本は競争力を失ってしまう。いつか「２番じゃダメなんですか」と平然と言ってのける、金メダルとは無縁の国になってしまうのではないだろうか。

　　　　　　　　　　～平井伯昌～

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【本文】

■学びに貪欲な若者を育てよ！■

スポーツで日本は韓国の敵ではなくなった感が強い。

オリンピックでのメダルの色と数を比べれば如実に現れている。

企業力でも日本の有力企業は海外で韓国勢に苦杯をなめている。

自動車や家電などは今や韓国が「イチバン」だ。

今、「仕分け」が脚光を浴びている。

「２番じゃダメなんですか」と言ったバカなやり取りが話題になった。

１番を目指しても簡単に１番になれるものではない。

スポーツも企業間競争も出発点は「貪欲な学び」だ。

学んで鍛錬を積み重ねるからこそ、１番になれる。

スポーツでも企業力でも金メダルを目指し、学びに貪欲な若者を育てなければならない。

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海外で働く決断をしてはどうか！

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【贈る言葉】

迷いや挫折があったからこそ今があるんですから・・・。

　　　　　　　　　　～いっこく堂～

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【本文】

◆海外で働く決断をしてはどうか！◆

「一旦就職が決まったらその会社でずっと働きたい」と考える学生が増えているそうだ。

公務員改革が議論されているが、「できれば公務員になりたい」と考える学生も増えている。

つまり「安定志向」が強くなっているということだ。

転職志向、起業志向は一時の勢いが失せている。

腹話術師の「いっこく堂」氏は自分の進路について迷い、挫折もあった様子だ。

しかし今は押しも押されぬ腹話術師として一流の芸人になった。

就職ツアーバスで中小の製造業を巡る企画に多くの学生たちが参加する。

参加中にテレビ局のインタビュアーから「希望の就職先は」とマイクを向けられた学生は口々に「公務員」、「生命保険会社」、「証券会社」」などと答えるのには驚く。

「寄らば大樹の陰」という時代はとっくに終わっているのに大企業志向はまだまだ根強いことをうかがわせる。

そんな中、海外で働くことを決断した学生の前途は明るい。

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顧客を感動させたいならば！

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自分が感動できないものは消費者の方々も感動できません。

　　　　　　　　　　～飯田久彦～

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【本文】

■顧客を感動させたいならば！■

銀座といえばハイレベル、ハイソサイアティのイメージだ。

高級品を扱うブランド志向の高いお店が立ち並んでいた。

行き交う人々もテンションが高い人が多い。

にもかかわらずデパートは衰退を続けてきた。

高級ブランド店も徹底するところが増えている。

松坂屋銀座店はこのほど「フォーエバー２１」を誘致した。

アメリカの低価格衣料品や雑貨の店である。

オープンのときのあの行列は圧巻だった。

若者は銀座で低価格品のショッピングを楽しむのだ。

今集客力のある流通業はユニクロ、ユザワヤ、フォーエバー２１などだ。

顧客を感動させるためにはこれらを誘致して相乗効果を狙う戦略が有効のようだ。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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こだわりを持ちすぎるな！

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自分自身にこだわりがありすぎるから周りが何も見えない。そして自分自身だけの殻の中に閉じこもるからさらに周囲が見えなくなる。

　　　　　　　　　　～荒井敏由紀～

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【本文】

◆こだわりを持ちすぎるな！◆

“こだわり”には頭が下がる場合は多い。

料理人のこだわり、大工のこだわり、お客をうならせるホテル・旅館のこだわりなど。

特に前述のような世界では、こだわりがなくなれば価値が消えてしまう。

価値が消えてしまえば顧客に見向きもされなくなる。

ビジネスマンに置き換えた場合はどうだろうか。

仕事に対するこだわりはある程度は重要だ。

こだわりは「自分流のセオリーであり、公式でもある」からだ。

だがこだわりを持ちすぎると周りが見えなくなる危険性がある。

こだわりが度を過ぎて自分の殻に閉じこもる人もいる。

こだわりは大切だが度を過ぎないようにセルフコントロールすることをお勧めする。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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マーケティングで勝負するニコン！

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【贈る言葉】

顧客が重視するのは安さではない。むしろ持ち主が誇りに思えるような性能、デザイン、質感だ。

　　　　　　　　　　～浜崎良夫～

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【本文】

■マーケティングで勝負するニコン！■

技術力こそ最大の強みとばかりに技術力に磨きをかけてきたニコンだったか最近はちょっと様子が違うようだ。

マーケティングに大きく舵を切ったのだ。

いい商品を開発して市場に投入すれば顧客は喜んで買ってくれると信じてきた。

しかしそれは往々にしてメーカー側のマスターベーションである場合が多い。

持ったり、着て歩いたりするとテンションの上がる商品。

優越感に浸ることのできる商品。

既存の顧客価値を一旦棚卸しすることは大事なことではないか。

そして新しい顧客価値を創造する。

ニコンは性能、デザイン、質感などすべての点で顧客の立場に立つようになった。

マーケティングで勝負するようになったニコンは地味だが顧客の心を捉えている。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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