二つ以上の専門を身に付ける！

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【贈る言葉】

仕事の専門化が進めば進むほど、我々は広い分野に好奇心を持ち、円満な人格を形成していかなければならない。

　　　　　　　　　～村上元彦～

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【本文】

■二つ以上の専門を身に付ける！■

近年、益々仕事の分業化と専門化が進んだ。

そのため、他人の仕事のことは全く分からなくなってしまった。

誰かが困っていても応援することもできない。

反対に自分が困っていても他の人たちから応援してもらえない。

その結果、狭い領域の殻に閉じこもらざるを得なくなってしまうのだ。

そうならないためにも広い分野に好奇心を持ち、好奇心を持つだけでなくマスターして新たな専門の一つに加えることが必要だ。

一つの専門に長けていても不運にして失業したときなどの対応が難しいからだ。

製造の現場では「多能工」というキーワードが使われるが、「多能工」はモノ作りに限った話ではない。

二つ以上の専門と人格を磨いておけば、路頭に迷わないで済むはずだ。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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改革の手を緩めると昔に戻る！

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【贈る言葉】

どんな組織でも改革の手を緩めると昔に戻ろうとします。

　　　　　　　　　～細谷英二～

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【本文】

■改革の手を緩めると昔に戻る！■

どんなに優良企業であっても改革の手を緩めると昔に戻ろうとする。

これは名言だと思う。

カツオやマグロは泳ぐことを止めれば死んでしまうそうだ。

ずっと泳ぎ続けて大きく成長していくわけだ。

細谷英二氏はＪＲ東日本からりそなホールディングス会長として迎えられた。

全くの畑違いの人間に何が出来ると冷ややかに迎えられたことだろう。

なぜ３時に店じまいするのか、なぜお客に番号札を取らせて長時間待たせるのか、なぜ３時で店じまいしていながら行員は遅くまで残業するのかなどどれをとっても疑問ばかりだ。

素人ゆえに次々改革を断行していく。

死にかけていたマグロが、泳ぎだしたのだ。

細谷氏の後継を育てて、決して改革の手を緩めないでほしい。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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