「モノマネ＋オリジナリティ」を！

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【贈る言葉】

正しいモノマネは美学だと思う。マネている間は真髄は見えないかもしれない。それでもモノマネを続けているうちに上達してくる。

　　　　　　　　　～藤田修弘～

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【本文】

■「モノマネ＋オリジナリティ」を！■

最高に学ぶことを「ベンチマークする」という。

仕事の達人と思われる人を目標にして「行動特性」をベンチマークすることが大事だ。

ベンチマークしているうちに半歩でも一歩でもその人に近づける。

しかしベンチマークだけでは世界の王、世界のイチローのようにはなれない。

王氏には荒川コーチがいて一本足打法を磨きに磨いた。

イチローには故仰木監督がいて振り子打法を磨きに磨いた。

「モノマネ＋オリジナリティ」を見事に実現して見せたわけだ。

仕事のできるやり手ビジネスマンになるために、まず仕事の達人の「行動特性」を大いにベンチマークすることだ。

これだけでは並みのビジネスマンだから自分流のオリジナリティを出せるようにしなければならない。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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華麗に変身して生き残ったブラザー！

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【贈る言葉】

革新のカギは、捨てることにある。

　　　　　　　　　～Ｐ・Ｆ・ドラッカー～

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【本文】

■華麗に変身して生き残ったブラザー！■

蛻変（ぜいへん）とは、タマゴが幼虫になり、幼虫がさなぎになり、さなぎが羽化して成虫になる様をいう。

つまり、古い衣を脱ぎ捨てて外部環境の変化に合わせて変化することだ。

ブラザーという会社はミシンで有名な老舗メーカーだった。

とっくの昔にミシンは嫁入り道具のリストから消えた。

ブラザーは次々第二創業に挑戦し、新しい事業の柱を確立していった。

複合事務機では他の事務機メーカーと対等に渡り合っている。

中でもＥＵの市場やその他の海外市場ではかなりのシェアをとっているという。

同じミシンの老舗メーカーにリッカーという会社があったが消滅した。

レコード針の老舗メーカーにナガオカという会社があった消滅した。

「蛻変（ぜいへん）の経営」ができなかったためである。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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