つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

三岸節子 4号 

2016年12月13日 | 三岸節子


三岸節子の作品を久しぶりにご紹介致します。

4号 油彩 キャンバスボード 「静物」です。

三岸節子はあの「花」の作品で、みなさんよくご存じの女流画家ですが、その70年以上の画業のうち前半期には特に多くの室内画、静物画を描きました。

画面構成などにも独自の感性を感じることができますが、なんといってもこの頃の色彩はとても瑞々しく魅力的に思えます。

 

果物の入った青い籠は、1942、3年(昭和17、8年)の三岸作品に多く登場します。

ごく初期の装飾的な画面から、40年代は黄と橙色の落ち着いた色調にかわり

この「静物」もその頃の制作ではないかと考えています。

好太郎をうしない、約十年、このあと戦中、戦後を女流画家として

逞しく生き抜いていく節子のもともとの感性を色濃く感じることのできる

時代の作品たちです。

経年変化で画面がすこし汚れていますが、70年前の三岸節子の挑戦、

質感を味わうには十分な作品だと思います。

新春の展覧会にも飾らせて頂く予定です。どうぞお楽しみくださいませ。

 ※作品画像を削除させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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