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豊洲の安全性は問題ないはずだ

2017-05-07 14:04:13 | メモ帳

豊洲新市場の土壌汚染に関する数カ月前の調査で判明した数値が、以前に発表された数値よりも格段にひどいことが判明した。しかし、汚染された土壌はコンクリートで遮断されているし、魚市場は地下水を使用せず、水道水を使用するのだから、地下水が汚染されていても新魚市場の日常業務には無関係のはずだ。

一方、昨年(2016年)秋、豊洲新市場に存在するはずがない地下空間が発見され、マスコミがその怪しさを書きたてたため、なんだか気味が悪い建造物であるかのような認識になっているが、そもそも地下空間も盛り土も新市場の安全性には関係。むしろ地下空間は汚染水を遮断するのに寄与するのではないか。

地下空間の存在は、都庁内のコミュニケーションが悪いことを露呈しただけのことで、豊洲新市場の安全性とは無関係である。

しかも、小池知事は「築地市場はたとえ土壌汚染があるとしても、コンクリートでカバーされているから、安全性には問題ない」と述べているのだから、同じ論法が豊洲新市場にも適用されるべきである。

豊洲新市場の安全性に関する議論は、枝葉末節の問題に関心が向いて、本質を見失っている。結論を長引かせるほど、使用していない豊洲の維持費が嵩むだけである。なぜ小池知事は豊洲の安全宣言を渋るのか。

私は基本的には小池知事の支持者である。それだけに、この問題に対する小池知事の対応には残念に思う。



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