加子母の真森人(まもりびと)

東京から移住して加子母で活動する地域おこし協力隊・かしもりがーるのブログ。東京の風を加子母に送ります。

滋賀県がアツい。女子会が、アツい。

2012-02-23 11:53:33 | 研修
今まで滋賀県など縁もゆかりもなかったこの私が、
なんと今月は2回も足を踏み入れてしまいました。



今、滋賀県がアツい。



最初は2月4日に行われた「南部流域森林づくりフォーラム」。
今回のテーマは「滋賀で林業女子会!」。
森林文化アカデミーから@岐阜のメンバーと乗り合わせて
滋賀県に乗り込みました。








4人の林業女子がパネラーとして発表をしました。
林業女子会の発起人である@京都の岩井さん、
甲賀森林組合で森林施業プランナーとして活躍する山根さん、
東近江市職員で「湖東地域産材循環システム協議会」メンバーの山口さん、
そして我らが代表、@岐阜の河合さん。
あたり前だけど、女子だらけ!!
華やかですねぇ〜






河合さんが女子会を立ち上げた経緯、自分の思いなどを
発表!!がんばれ代表〜
最年少なのに堂々とした発言。さすが林業女子。かっこいい。

今後女性が林業とどう関わっていくのが良いのか、
どう関わっていきたいのか、
それぞれの取組や思いが一般の方に届く、
画期的なフォーラムでした。




そして滋賀県進出第2回目は
加子母のベテラン林業女子会「恵那こぶしの会」の
代表の梅田寿美さんと行った、
「岐阜県林業グループ連絡協議会
 青年部・女性部合同研修会」。

大滝山林組合で研修を受けました。





案内してくださったのは大滝山林組合の田中一則さん。
到着して、さあ研修だ!!
とその前に、腹ごしらえ。





お肉は全て鹿を使用した鹿肉ランチ。
組合の事務所に来る間に柵で囲った畑がたくさん目につきましたが
鹿害が結構ひどいようです。
豚や牛よりさっぱりしたお味。おいしくいただきました。







田中さんから、まずは組合の取組の説明。
大滝山林組合は明治26年に設立。加子母の明治座と同い年くらい?
山林組合って、森林組合と何が違うんだろう…


森林組合法に基づいて森林所有者が組合員になり組織される
協同組合が森林組合ですが、山林組合は行政のはしくれ的存在で、
なんと地方公務員が運営しています。
公務員が運営しているといっても、山林組合の場合、独自に運営して
自分たちで収入を得ていかなければいけません。
どちらかというと生産森林組合に近い組織らしいです。
大滝山林組合は4名の職員で運営しています。


大滝山林組合ができた経緯は、彦根藩に属していた幕藩時代に遡ります。
昔、「犬上川」という川の水利に関係の深い2つの集落郡がありましたが、
上流の山林地帯を入合地として共同利用し出したことで
山林が乱伐され、一体が禿山だらけになってしまいました。
結果、川の氾濫や干ばつが常習災害になり、
山林を保護して災害を防ぐ必要があったため、
造林・保育事業を行う山林組合が誕生したそうです。


事業としては
・造林・育林事業
・素材生産事業
・林産物の栽培・加工・販売、
・高取山ふれあい公園の管理・運営
・森の未来を創り出す取組(林業技術研修センターの管理・運営、
            森林環境学習「やまのこ」の実施)
を行っているそうです。
最近かしもりがーるは環境教育に興味があるので
「やまのこ」気になります…




休憩をはさんだ後、高取山ふれあい公園を案内していただきました。





こちらは炭焼き小屋。





簡易製材所。





わ〜、ほだ木がズラリ!
原木しいたけの栽培・加工・販売もやってるんですね。







キリンビールやライオンズクラブも森づくりに貢献しています。





こちらでも加子母のように木匠塾の受け入れをしているそうで、
こちらは学生さんたちが製作したもの。









ペレットも作ってます。






これは…?






田中さんはもう一つの顔を持っていて、
実は前の方で紹介した
「湖東地域材循環システム協議会 kikito」の事務局長でもあります。

kikitoは琵琶湖の豊かな森林を後の世代に残していくため、
「木々と」人々との関係を再構築するため誕生したブランドです。
行政や森林組合、NPO法人、デザイン事務所等の21団体で
構成されていますが、核になるのはやはり女性。
女性ならではの視点を取り入れ、
地域材を生かした商品の開発や地域材を安定供給できる体制づくり、
そして森林をいかせる人材の育成を行っています。


kikitoの商品は本当に、かわいい!!ほしくなるデザインです。
少し値段が高めですが…
でもそれにはちゃんと訳があって、
「この人工林1haに1000万円お金を返すには…」
と逆算して建築材や木製品の値段を設定しているのだそうです。
すごい取組です。


そんなkikitoのステキな商品はこちら↓



こちらは名刺ケース。


なんと中身1枚でも落ちない!なんで!?






こんなメモとかファイルとかがデスクにあったら
テンションあがりますよね。。。
ああ、いいなぁ。。。









「kikitoは地域材が流通するシステム作りをしているんだ」
そう田中さんがおっしゃっていたんですが、
それが一番大切なところなんだろうなあと
ちょうど最近ひりひり感じているところだったので、
この言葉はしっくり腹に落ちたような気がします。



山にお金が戻るような仕組みを作ること、
山と人が繋がるようなライフスタイルを作ること。
そういったシステムを作っていくのに欠かせないのは、
山の気持ちに共感できる、同性である女性なのかもしれませんね。



バスから伊吹山を眺めながら、
改めて林業に対して女性ができることに
思いを巡らせて加子母に帰りました。













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