佐渡の翼

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佐渡汽船カーフェリーの就欠航基準に関する情報のまとめ   投稿者:佐渡の翼

2015年12月05日 05時29分52秒 | 佐渡汽船

海が時化る季節になって来たが、佐渡汽船のカーフェリーやジェットフォイルの就欠航を最終的に判断するのは船長である。欠航基準は「ジェットフォイルが波の高さ3メートル超、カーフェリーが6メートル超で欠航」が一般島民の理解である。だが佐渡汽船関係者に寄れば欠航基準は波の高さではなく風の強さに左右されると言う。風が波を起こすからだ。波高が6メートルを超えていても風速が毎秒30メートル未満ならば船を出す場合があるし(筆者は波高が6メートルを超え、波浪警報が出ていたにも関わらず風速が弱かったために出航した船に乗った経験がある)、逆に、台風接近時のように、波高が6メートル未満でも30メートル以上の強風が吹けば欠航する事が多い。更に就欠航情報で就航とされていても、突然の天候の変化により、予告なく欠航に踏み切る場合もあるし、ジェットフォイルなどは出航予定時刻を繰り上げて出航する場合もあるので、台風接近時は早目の港到着をお勧めしたい。越佐海峡の波高や風速に関する気象情報は能登管区地方気象台から1時間ごとに最新情報が佐渡汽船運航管理部に届けられる。船長はそうしたデーターと運航当日の予約客数や予約航送自動車数などを勘案し就欠航を判断した後、出航予定時刻の1時間前までに佐渡汽船本社の運航管理部管制指令室に最終判定結果を伝える。そして管制指令室はその結果を佐渡汽船の公式HPの就欠航情報欄に入力する。佐渡汽船の運航状況を示す配船表を見た上で、おけさ丸の便を選択した方が無難かもしれない。猶、あかねは、波高2m程度でも揺れが激しいため船酔いし易い人は冬場のあかねへの乗船は避けたほうが賢明である。



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