佐渡の翼

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中山の一里塚(佐渡市沢根)    投稿者:佐渡の翼

2013年06月22日 03時40分51秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

佐渡の一里塚は、承応2年(1653)から明暦元年(1655)にかけて造られたものといわれている。相川羽田町の札の辻から、中山峠~窪田~八幡~豊田~西三川~小泊~村山~小木へと向かう、佐渡の幹線道路ともいうべきこの相川街道には、修築されたものを含めて17カ所もの一里塚があったといわれている。このうち現存しているものは、中山・辰巳・豊田・大須・小泊・村山・小木の7箇所である。佐和田方面から相川に向かい、中山トンネルの手前で、西香園と言う看板の所を右折し、しばらく行くと、十字路になっており、左へ行くとキリシタン塚で、右へ行くと中山の一里塚に至る。一里塚は右手にあるが、この塚の形状は、小高く盛土された塚で、長径約4m、高さは約1.5mである。一里塚は街道の両側に築かれ、松や榎が植えられて目印とされたが、中山の場合、右側(相川から行った場合)に残っているだけで、その対面(塚の東側)には塚はなく、代わりに祠のような物が幾つかあった。現在では、地域の人達がこの祠の前に花と団子を供えて、念仏を唱えささやかな酒宴を開くそうである。

 この塚の手前には村社としての澤根神社があった。その昔は、無宿人達が唐丸籠に乗せられて、この街道を金山に向けて移動した。塚毎に休憩所があり、無宿人達はここで旅の疲れを癒したと言う。

本日のパンはチョココルネ。これだけ寄って撮影すると、まるで大砲のように見える!

http://www.digibook.net/d/aa54a5f3815d047dff232712a620771a/?viewerMode=fullWindow



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