佐渡の翼

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キャノンEOS -1DXを買った!     投稿者:佐渡の翼

2013年11月11日 06時03分27秒 | ショッピング

この記事を読んだ、佐渡の某人気写真ブロガーさんらは地団太を踏んで再び悔しがるだろう。過去、当ブログにキャノンEOS-1DXで撮影された写真が幾つか掲載されて来たが、本当にそれを購入したのだろうか?そう疑問に思う人もいたかもしれない、が購入したのは紛れも無い事実である。キャノンが、昨年のロンドン五輪開催直前の6月、それを報ずる報道カメラマン向けに開発発売した、プロ用デジタル一眼レフカメラの最高峰機種が、キャノンのEOS-1DXである。その本体価格は61万円を超す値段であり、ソニーα99の2倍以上で、ソニーα99など到底かないっこない高機能カメラである。筆者がソニーα99を購入したのは今年の5月12日であり、それから半年も経たない8月25日に、筆者はこの超高額なカメラを購入した(ただし、この機種は受注生産のようで、納期には一か月近くを要した)。ソニーα99時代は、電源ボタンをオンにしてからファインダー画面が立ち上がるまでの時間が長い事があり、しかも、一つの被写体の撮影から次の被写体の撮影に移る際、シャッターボタンを半押ししないと画面が現れない事が多く、ついつい絶好のシャッターチャンスを逃す事がしばしばあった。つまり動きが非常に遅いカメラだった。だがプロユースのキャノンEOS-1DXならば、それらの欠点を全て克服しており、画面立ち上がりまでの時間が恐ろしく短いし(0.5秒)、撮影から撮影までの間隔も素晴らしく短い(0.2秒)。それに何と言っても動く被写体を捕え続ける合焦能力が頗る高いのだ!操作性に関するソニーα99に対するこれらの不満経験が、このカメラの購入動機を駆り立てた訳である。だが、EOS-1DXの解像度は1810万画素で、ソニーα99の2400万画素には及ばない。必ずしも画素数の多さ=解像度の高さを意味する訳ではない(解像度は画素密度によって決まるから)と言うものの、昨今のデジイチ界の画素数の多さを競う風潮からすれば、いささか物足りないと思われるかもしれないが、有効画素数の多さだけを求めるのならば、3630万画素のCMOSセンサーを搭載したNIKON D800Eが最高峰だが、同じニコン製のプロユースのD4は1660万画素にしか過ぎない。EOS-1DXの強さは、その高感度にある。高感度ノイズは、ISO12800までクリーンで、ソニーα99の最大感度たるISO25600でさえクリーンだ。このカメラの高感度性能はとりわけ素晴らしい。何せ、ローソクの明かりだけで、役者の顔をはっきりと映し出すくらいの高性能であり、ソニーα99では不満足な、薄暮、曇り、雨の日、夜間などの撮影には欠かせないカメラである。薄暗い屋内撮影では蛍光灯を照らしたかのような明るさになるし、蛍光灯下で撮影すると明るすぎて色が飛ぶほどである。そして動く被写体に対する捕捉能力が非常に高いので、提灯行列などの夜祭りのパレード、宵の舞などの夕闇の中の流し踊り、夜間の鬼太鼓、薪能の撮影や俊敏な動きをする野生動物撮影などの際のシャッターチャンスを逃す事がない!筆者がこのカメラを手にすればもう鬼に金棒で、ボンビーな島内写真ブロガーなど全く相手にならないだろう。

ソニーα99の夜間の景色撮影能力は、シャッター速度が速いため、三脚無しでも手振れ現象が出なかったのはさすがだが、明るさは、キャノンの安物デジイチにも劣るくらいだから話にならない(画像2以下を参照)。だが、昼間撮影ならば圧倒的な画質の画像を提供してくれるのだからほとんどのアマチュアカメラマンならこの機種で満足するだろう。ソニーが、このα99の上位機種で、EOS-1DXに匹敵するような高機能カメラを開発中との噂もあるが、例え発売したところでカメラ専門メーカーのキャノンにはかなうまい。上には上があるのに、ソニーα99を「高感度です」などと感動しているブロガーがいるが、君は高級カメラの修行が足りんよ。今まで安いカメラを使っていたから高感度に思えただけなのさ。「ソニーα77のような安っぽいカメラでは、夜間撮影が厳しいためストロボ購入を決意した」と言っている人もいたが、ストロボは夜間の人物や至近距離の景色撮影には効果を発揮するが、遠く離れた風景の撮影には無力である。EOS-1DXを使うようになってからは、ソニーα99何て、あほらしくて使う気がしなくなっている。確かに、EOS 1-DXのユーザー達はソニーα99のユーザーを全く相手にしないと言うか、完全に馬鹿にしていますからね。この、EOS-1DXは連写速度も速く、JPEGで10-12コマ/秒であり、最大15コマ/秒まで可能で一瞬のシャッターチャンスを逃す事がなく、正にスポーツ報道のプロ向けの機種と言えよう。画像保存のメデイアはCF(コンパクトフラッシュ)に統一されており、カードを挿入するスロットは二つある。お気に入りのショットがあれば、その写真を選び出し、別スロットのカードにコピーする機能があり、これは新聞編集者の利便性に配慮したもので、ソニーα99にもある機能だ。筆者は、62GBと8GBのコンパクトフラッシュを購入し、更に転写速度の速いプロ向けの連写用62GBのコンパクトフラッシュを追加購入した。昼間撮影の画像に関しては、パット見では素人にはソニーα99との違いがよく分からないが、拡大して細部を見ると、その違いがよく分かる。やはり、カメラ本体だけで61万の凄さは実際に使用してみないと実感できないのだ。各種機能のボタン操作はBMWのカーコンピューターと同じくダイアル式で、筆者には殊の外使いやすいレイアウトになっている。ソニーα99ではオートモードで合焦しないような暗い条件下でもEOS-1DXならオートで楽々にピントを合わせてくれるし、ピントが合った時のモニター画像が素晴らしく明るく綺麗なのだ!

なお、レンズは、標準ズームレンズの絞り値が最小で重さが約800グラムの、「EF24-70mm F2.8L II USM(230,000円)」を購入した。EOS 1-DXの唯一の欠点は、重さ(1530グラム)と価格の高さである。だが、レンズを含めて2335グラム程度ならば、何とか持ち歩ける重さだし、撮影に夢中になればその重さはほとんど気にならない。無論、価格などは筆者に取って問題にならないのは言うまでもない。

佐渡島内に住む人で、このEOS-1DXをお持ちの方はいるかもしれないが、島内関連ブロガーでこの超高級カメラを所有する人は筆者だけであろう。さすがに短期間に、カメラばかりに150万近い投資をする事を真似できる輩はおるまいから、佐渡の翼のカメラ自慢はその独壇場を極めている。デジイチの世界では、通常ならまずエントリーモデルから始まり、中級機、上級機へと徐々にステップアップして行くものだが、筆者の場合は、初級機を四年経験した後、いきなり上級機へとジャンプアップし、そして約三ヶ月後に最上級機に手を伸ばし、ハイエンドユーザーになったのだから、そのあまりにも素早い上達能力に舌を巻く島民は多かろう。ビックカメラのお兄ちゃん曰く「EOS 1-DXは月に1~2本ほどしか出ませんが、このレンズは週に2~3本は出ますよ」と言った。さすがの東京新宿でも、「EOS 1-DX」の売れ行きはその程度なのだ。

8月20日午後7時22分(この日の日没時間は午後6時25分で、日没後57分経過)の映像。外はかなり暗く、肉眼では屋根の色の識別はやや困難だ。キャノンの初心者用デジイチ(EOS kiss X3)で、手持ちでオートモードで撮影したら、案の定手振れ現象が出た!



しからばと、日没から56分後の8月24日午後7時16分(この日の日没時間は午後6時20分で日没後の経過時間はソニーα99で撮影した時よりも長く、より暗い条件下)に、三脚使用でオートモードで撮影したら、今度は何とか見るに耐える写真になった。画像は日没時に肉眼で見えた景色と同じであり、夜間の感度はソニーα99を上回っていた。



同じ景色を、8月20日午後6時56分(この日の日没時間は午後6時25分なので日没後約31分経過)にソニーα99で撮影したが、この暗さではオートモードでは合焦せず、マニュアルモードにし、手持ちで撮影したが、手振れ現象が出なかったのはさすがだ!だけど明るさは安物の方の勝ち!ソニーα99での静止画撮影時の最大感度である25600にまでISO感度を上げるとシャッタースピードは多少上がり、画像のクリアさは増すらしいが、明るさは変わらないだろう。三脚を使用し露出時間を長めに設定すれば、キャノンの安物に匹敵する画像が得られるかもしれないが、それでは安物に勝ったとは言えまい。



10月8日(日没時間は午後5時16分)の午後6時23分、周囲が真っ暗な状況下でソニーα99で撮影した。ISO感度は6400。ソニーα99の夜間撮影能力は実に低い!



10月8日の午後6時30分に、ISO感度を25600にまで引き上げてソニーα99で撮影した画像。手持ちのため多少ブレが出ているし、画像はむしろ暗くなっている。



10月6日(日没時間は午後5時18分)の午後7時17分(ソニーα99での10月8日の上記2枚の撮影時よりも更に光量条件が悪い環境下)に、EOS-1DXで手持ちでオートモードで撮影した画像。ISO感度は25600だが、ソニーα99との感度の差は歴然!!



ISO感度を51200に上げてEOS-1DXで撮った写真だが、明るさは変わらないものの、4号棟を示す「4」の字が鮮明になっており、画像全体の鮮明さは増したように感じられる。



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